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更新日 :2023年04月06日

タイヤ交換の相場は?費用を安く抑えるコツや料金の内訳を徹底解説!

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タイヤがパンクしたり、スタッドレスに履き替える際に必要なタイヤ交換。そんなタイヤ交換にかかる費用できれば安く抑えたいですよね。そこで今回はタイヤ交換の料金相場やタイヤ交換の内容、費用を安く抑える方法について解説していきます!

タイヤ交換をお店にお願いする場合の料金相場

タイヤ交換をする業者

まず最初に、お店でタイヤ交換を行う場合の料金相場について紹介していきます。お店でタイヤ交換を行う場合は、その場でタイヤを購入してそのまま交換してもらう方法自分でタイヤを持ち込んで交換してもらう方法の2種類があります。

お店でタイヤを購入しそのまま交換してもらう場合

工賃の相場(1本)

1,000~5,000円

工賃の相場(4本)

4,000~20,000円

お店でタイヤを買う場合は、タイヤ交換とセットになっていて、工賃が安くなっている場合がほとんどです。工賃は購入するお店やタイヤの大きさなどによって異なります。それぞれのお店の料金相場については次の章で解説しています。

持ち込みタイヤの場合

工賃の相場(1本)

1,500~6,000円

工賃の相場(4本)

6,000~24,000円

自分で保管しているタイヤやネットなどで新しく買ったタイヤをお店に持ち込んで交換してもらう場合は、作業工賃は割高になってしまいます。ただ、ネット通販などを使えば安くタイヤを買うこともできるため、全体としての料金は抑えられることがあります。また、自分の好みのタイヤを選ぶことができる点もメリットの1つです。

《タイヤ交換の相場》業者別

タイヤ交換をする業者

次にそれぞれの業者別の料金相場を紹介していきます。タイヤ交換をやってもらえる場所と料金相場を表にまとめました。

業者

工賃の相場(店舗で購入)

工賃の相場(持ち込み)

ガソリンスタンド

1,000~2,500円

2,000~3,000円

タイヤ専門店

1,500~3,000円

1,500~4,000円

ディーラー

1,500~4,500円

3,000~6,000円

カー用品店

1,000~2,000円

1,500~2,500円

自動車整備工場

1,000~3,000円

2,000~5,000円

タイヤ交換出張サービス

1,000~3,000円

1,500~4,500円

それぞれの業者の料金相場はこんな感じ!基本的には店舗でタイヤを買ってそのまま交換してもらう方が、持ち込みよりも安く設定されています。ここからはそれぞれの業者について詳しく解説していきます。

ガソリンスタンド

 

工賃の相場(1本)

工賃の相場(4本)

店舗で購入

1,000~2,500円

4,000~10,000円

持ち込み

2,000~3,000円

8,000~12,000円

作業時間

30分~1時間

1時間~1時間半

ほとんどのガソリンスタンドでは、いつでもタイヤ交換を受け付けています。ガソリンスタンドは全国どこにでもあり、タイヤ交換のためにわざわざ遠くに行く必要がないのが便利です。工賃も比較的安く設定されており、パンクなど、緊急の際にも近くのガソリンスタンドに行けばすぐに対応してくれます。

しかし、置いてあるタイヤの種類や在庫が少なかったり、定価の高い大手メーカーのものしか取り扱っていない場合もあるので、ガソリンスタンドでタイヤを購入する際は事前に電話などで確認をしてから行くようにしましょう。

タイヤ専門店

 

工賃の相場(1本)

工賃の相場(4本)

店舗で購入

1,500~3,000円

6,000~12,000円

持ち込み

1,500~4,000円

6,000~16,000円

作業時間

約1時間

1時間~1時間半

タイヤ専門店とは、タイヤの販売・修理に特化した店舗のことです。タイヤ専門店というだけあって、多くの種類のタイヤが置かれています。また、専門的な技術や整備があるため、幅広く対応してくれるという点も魅力の1つです。タイヤにこだわりたいという方には非常におすすめです。

しかし、タイヤと交換をセットで行ってもらうことで利益を出している場合がほとんどであるため、持ち込みの料金は少し高めに設定されていることがあります。また、店舗数もカーショップやガソリンスタンドなどに比べると少ないため、自宅の近くにない方もいるかもしれません。

ディーラー

 

工賃の相場(1本)

工賃の相場(4本)

店舗で購入

1,500~4,500円

6,000~18,000円

持ち込み

3,000~6,000円

12,000~24,000円

作業時間

約1時間

1時間~1時間半

ディーラーとは、自動車の販売メーカーと契約している「正規販売店」のことです。ディーラーは他の業者に比べると、工賃が少し高めに設定されている場合がほとんどです。また、同じメーカーのものでないと持ち込んでも取り扱ってもらえない可能性があります。

しかし、契約しているメーカーのタイヤや車であれば、専門的な知識を持ったスタッフが高品質な作業を行ってくれるため、安心・安全を重視したい方などにはおすすめです。

カー用品店

 

工賃の相場(1本)

工賃の相場(4本)

店舗で購入

1,000~2,000円

4,000~8,000円

持ち込み

1,500~2,500円

6,000~10,000円

作業時間

15分~30分

30分~1時間

カー用品店の工賃は比較的安く、取り扱っているタイヤや車種が多いことも魅力の1つです。しかし、タイヤ交換だけでなく様々な車のメンテナンスを取り扱っているため、休日は混雑しており、作業時間が長引いたり、待ち時間が発生する場合があります。カー用品店でタイヤ交換を依頼する際は、予約を取ることをおすすめします。

自動車整備工場

 

工賃の相場(1本)

工賃の相場(4本)

店舗で購入

1,000~3,000円

4,000~12,000円

持ち込み

2,000~5,000円

8,000~20,000円

作業時間

約1時間

1時間~1時間半

自動車整備工場でもタイヤ交換をしてもらうことは可能です。しかし、整備が主な業務であるため、取り扱っているタイヤの種類や在庫が少ない場合が多いです。持ち込みに関しては、柔軟に対応してくれるところが多く、あらゆる車を整備しているので、安心して依頼することができます。

タイヤ交換出張サービス

 

工賃の相場(1本)

工賃の相場(4本)

店舗で購入

1,000~3,000円

4,000~12,000円

持ち込み

1,500~4,500円

6,000~18,000円

作業時間

約1時間

1時間~1時間半

最近では、自宅に来てタイヤ交換を行ってくれるタイヤ交換出張サービスもあります。お店に行くのが面倒という方にはとてもおすすめです!工具なども全て持ってきて対応してくれるので利便性は非常に高いです!工賃にプラスして出張料金がかかる場合があるので、業者さんにしっかりと確認して依頼するようにしてください!

タイヤ交換の出張サービスを使うならユアマイスターがおすすめ!全国各地のプロの中から自分に合った業者さんに依頼することができます!タイヤ交換以外にもパーツ取り付けやオイル交換なども依頼することができます!詳しくは以下のリンクから見てみてください!

《タイヤ交換の相場》タイヤの種類別

積まれた新品タイヤ

タイヤ交換にかかる費用は工賃だけでなく、タイヤの購入費も忘れては行けません。タイヤ交換の費用を抑えるためには、購入するタイヤの値段を把握しておくことも重要です。ここでは、タイヤの種類や相場について解説していきます。

 

工賃の相場(1本)

工賃の相場(4本)

エコタイヤ

3,000~65,000円

12,000~260,000円

コンフォートタイヤ

7,000~20,000円

28,000~80,000円

ハイグリップタイヤ

8,000~30,000円

32,000~120,000円

軽自動車用タイヤ

3,000~19,000円

12,000~76,000円

SVU専用タイヤ

6,000~45,000円

24,000~180,000円

ワゴン専用タイヤ

7,000~17,000円

28,000~68,000円

今回紹介するタイヤの種類と相場を表にまとめました!それぞれのタイヤについて解説していきます。

エコタイヤ

エコタイヤとはJATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)が定める低燃費性と安全性の基準をクリアしたタイヤのことです。低燃費を維持するために優れた転がり抵抗性能とウエットグリップ性能を持っており、専用のコンパウンドが使われています。タイヤの大きさによって相場は異なりますが、1本あたり3,000~65,000円と価格には大きなばらつきがあります。

コンフォートタイヤ

コンフォートタイヤとは、快適性や安全性に特化したタイヤのことで、標準的なタイヤよりも乗り心地が良いのが特徴です。様々な場面で使うことが想定されており、性能のバランスが取れているため、快適に運転することが可能です。相場はタイヤ1本あたり7,000~20,000円ほどで、1万円台のものが人気なようです。

ハイグリップタイヤ

ハイグリップタイヤとは、路面とタイヤの摩擦力を高め、高いグリップ性能を誇るタイヤのことで、スポーツカーや高出力車向けのものです。コンパウンドの質が他のタイヤに比べて柔らかくなっている場合があり、相場は少し高めです。1本あたり8,000~30,000円程度が相場です。

軽自動車用タイヤ

軽自動車はボディサイズの上限が決まっているため、大きさの制約がない一般車両よりもタイヤのサイズが小さめで、その分価格も低めです。軽自動車にもスポーツカーやワゴンタイプなど様々な種類があり、自分の使用方法や車種に合ったタイヤを選択する必要があります。

軽自動車用タイヤの相場はホイールの大きさに応じて変わる傾向があり、一般的な14インチのものは1本3,000~15,000円程度が相場です。高額な車種やグレードに採用される15インチのものは少し高く、1本あたり4,000~19,000円程度が相場となっています。

SUV専用タイヤ

SUVとは、Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の略で、日本語に訳すと、「スポーツ用多目的車」という意味になります。荷物をたくさん積んだり、整備されていない道でも走行できるため、近年人気の車種です。

そんなSUV車の専用タイヤは、走行時の負担に強いタイヤとなっており、価格はグレードによってもアップしますが、1本6,000~45,000円が相場となっています。

ワゴン専用タイヤ

ワゴンやミニバンは乗車定員が多く、大量の荷物を積載することも可能な車で、そのため車両自体の重量も重いのが特徴です。そんなワゴンやミニバンのタイヤにはSUV専用タイヤ同様に、重量の負荷に耐えられるようなタイヤが向いています。ワゴン専用タイヤの相場は1本あたり7,000~17,000円程度で、1万円前後のタイヤが人気だそうです。

タイヤ交換の費用の内訳

料金設定

タイヤ交換には以下のような作業が必要になります。

・タイヤの組み替えと脱着
・ホイールバランスの調整
・ゴムバルブ交換
・古いタイヤの処分

これらの作業全てを合わせて、タイヤ交換の工賃を設定している場合がほとんどです。どのような作業が行われるのか、業者さんに見積もりをもらった際に確認しておきましょう!それぞれの作業内容について解説していきます。

タイヤの脱着と組み替え

タイヤ交換の主な作業は、タイヤの脱却と組み替えです。脱却と組み替えの違いはホイールを外すか外さないかです!

脱却:車に装着しているタイヤ・ホイールを外し、別のタイヤを取り付けること
組み替え:ホイールからタイヤを外し、別のタイヤ(ゴム部分)に交換すること

ホイールごと交換するのが脱却で、タイヤのゴム部分だけ交換するのが組み替えです。脱却の場合はナットを外すことでできますが、組み替えの場合はタイヤチェンジャーなどの専用の機械が必要になるため、DIYで行う際には、店舗に頼む費用などを検討した上で行うようにしてください!

ホイールバランスの調整

ホイールバランス調整とは、タイヤ・ホイールをホイールバランサーで計測し、バランスウエイトを取り付けることで、適正の重心バランスにする作業のことです。一見するとタイヤは円に見えますが、完全な円ではありません。そのため、車の走行中に上下左右のタイヤでバランスのブレが生じます。

このブレを抑えるためにホイールバランスの調整を行います。ホールバランスの相場は以下の表のようなものです。

工賃の相場(1本)

500~1,000円

工賃の相場(4本)

2,000~4,000円

ゴムバルブ交換

ゴムバルブ交換とは、その名の通りタイヤのゴムバルブを交換する作業のことです。ゴムバルブとは、タイヤの空気圧点検や空気補充する際に必要なもののことです。ゴムバルブは、装着し続けるとゴムが劣化し、亀裂が入ることもあります。空気漏れの原因となるため、タイヤ交換の際に一緒に交換することをおすすめします。

エアバルブ自体の相場は1個300~500円程度と比較的安価で、エアバルブのみの交換の場合、工賃は1500円程度となっています。タイヤ交換と一緒にやる場合は付帯作業になるので、工賃はかからない場合がほとんどです。

古いタイヤの処分

古いタイヤの処分には、別途料金が必要です。タイヤは特殊品のため、ほとんどの自治体では、タイヤをゴミとして出すことはできません。別途料金がかかりますが、不用品回収などに持っていくよりは手間なく安価でできるケースがほとんどなので、いらなくなったタイヤはタイヤ交換の際に処分してもらいましょう。タイヤの処分の相場はだいたいこんな感じ。

工賃の相場(1本)

300~1,000円

工賃の相場(4本)

1,200~4,000円

タイヤ交換の費用をできるだけ安く抑えるコツ!

車とお金と電卓

タイヤ交換にかかる費用、できるだけ安く抑えたいですよね。特にスタッドレスタイヤに履き替える場合は年に2回もタイヤ交換をしなければならないため、大きな出費になります。そこで、ここでは、タイヤ交換の費用を安く抑えるコツについて解説していきます!

見積もりを取って比較をする

タイヤ交換の工賃を抑えたいなら、複数の店舗から見積もりを取って比較をし、安い店舗・業者を選ぶことをおすすめします。タイヤ交換の工賃は業者によってバラバラで、タイヤの種類や大きさによっても変わってきます。まずは見積もりを取って、費用を比較してから依頼するようにしましょう!

通いやすい場所を選ぶ

タイヤ交換をお願いする業者を選ぶ際は、近くの通いやすい場所を選ぶということも費用を抑えることにつながります。特に雪の降る地域などに住んでいて、スタッドレスタイヤに履き替えなければならない場合は、年に2回タイヤ交換をする必要があるため、通いやすい場所を選ぶことをおすすめします。

安さを求めて遠くの店舗を選んでも、その分ガソリン代や手間がかかり、結果的に費用がかかってしまうこともあります。ご自身が通いやすい場所から複数の業者を比較するのが良さそうですね。

タイヤ本体を安く買う

タイヤ交換の費用を抑えるには、タイヤ本体を安く買うことも重要です。タイヤ本体を安く買う方法は以下の3つ

・タイヤ専門店で買う
・ホイールセットで買う
・ネット通販で買う

それぞれ解説していきます。

タイヤ専門店で買う

タイヤ専門店は、独自の流通ルートがあり、比較的価格が安いことが多いです。また、どのタイヤがいいのかわからない場合も、タイヤのプロに相談することができます。自分で実物を見て、安くタイヤを買いたいという方は、タイヤ専門店で購入することをおすすめします。

ホイールセットで買う

タイヤ交換をする際は、ホイールセットで買うことをおすすめします。ホイールセットで買うことで、タイヤの組み替えの工賃を抑えたり、タイヤを保管しやすくなります。また、タイヤ単体(ゴム部分)で買うよりも割安なケースがほとんどです。ホイールにこだわりが特にないという方は、ホイールセットでタイヤを購入することをおすすめします。

ネット通販で買う

ネット通販を使えば、店舗で買うよりも安くタイヤを購入することができます。また、豊富な種類の中から選ぶことができるため、自分の好みにあったタイヤを購入することができます。

ネット通販でタイヤを買った場合は、タイヤを持ち込む必要がありますが、持ち込みによるプラス料金を考えても、ネットで買った方が安いケースが多いです。ネット通販でタイヤを買う場合は、そのタイヤが自分の車に合っているかどうか、持ち込みによる費用はどの程度かを確認してから購入するようにしましょう!

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自分でタイヤ交換を行う

自分でタイヤ交換を行えば、工賃がかからないのでその分費用を安く抑えることができます。特に雪が降る地域の場合は、スタッドレスに履き替える必要があり、年に2回もタイヤ交換を行う必要があります。

自分でタイヤ交換すれば、年2回のタイヤ交換にかかる工賃を失くすことができ、結果的に大きく節約することができます。自分でタイヤ交換を行う場合にかかる費用はこんな感じ。

必要な道具

相場

ジャッキ

2,000~10,000円

ジャッキ用補助工具

1,000~1,500円

クロスレンチ

2,000~5,000円

トルクレンチ

4,000~7,000円

輪止め

500~3,000円

タイヤ交換に必要な道具を揃えるには、最低でも8,000~10,000円の初期費用がかかります。自分でタイヤ交換をする方法については以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

タイヤ交換の目安やタイミングは?

カレンダー

タイヤはスリップサインが出たらすぐに交換する必要があります。スリップサインとは、タイヤの溝が1.6mm以下になると出てくるサインのことで、このスリップサインが出たタイヤは道路交通法で装着・使用が禁止されています。

スリップサインは、タイヤの側面にある三角マークの延長線上の少し盛り上がった部分にあります。スリップサインが出ているタイヤはすぐに交換するようにしましょう!タイヤ交換の時期については以下の記事でより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

今回は、タイヤ交換の料金相場やタイヤ交換の内容、費用を安く抑える方法について解説していきました。できるだけ安くタイヤ交換を行うには、近くの業者を比較して安い業者を選ぶことやネット通販で安くタイヤを購入することが重要です。自分の車に合ったタイヤを安く手に入れて交換できるといいですね♪