棚の上にうっすらとホコリが積もっている。
なんだか部屋全体がホコリっぽい。
ホコリはあっという間に私たちの生活に溜まって、不快感を残していきますよね。
今回は、そんなホコリへの対策を、溜まる前と後に分けて紹介していきます!
対策を考えるには、その正体を知らなければなりません。
まずはホコリが何者なのか、見ていきましょう!
ホコリって小さい頃からよく見てきたものだと思いますが、その実情を詳しく知っている方はなかなかいないのではないでしょか。
細かなゴミが絡み合ったもの?
髪の毛?
いろいろ謎めいている点が多いと思いますが、そもそもホコリが何者かというと、細かな繊維が絡み合ったもの。
ただそれだけの場合もありますが、多くの場合その繊維の塊に皮膚や花粉、ダニのフン、カビ、ウイルスなどが一緒に絡まります。
このホコリが体内に入り込むとアレルギーなどの健康被害を引き起してしまいます。
これは注意が必要ですね…。
ホコリの中身がわかったところで、次はどこからホコリが発生するのかについて見ていきましょう!
寝具、カーテン、洋服など、部屋の中って布製品であふれていますよね。
布が擦れると布から細かい繊維が抜け落ち、それがホコリになるんです。
また実は、本や雑誌などの紙類からもホコリは発生するんです。
布製品はホコリの一番の原因になってしまうということなんです…。
外の空気には、砂ぼこりや花粉が含まれています。
風と一緒に窓からこれらが入ってくると、繊維に絡まり、ホコリをさらに大きく有害なものにしてしまうんです。
外気からだけでなく、帰宅したときに洋服などについているものも原因となるので注意しましょう!
人の皮膚は、毎日少しずつ剥がれて落ち、また皮脂なども分泌しています。
これが繊維の塊であるホコリに絡みつきます。
皮脂や皮膚が混ざったホコリは、ダニの大好物。エサとなってダニの増殖を手伝ってしまうんです。
人の老廃物が直接ホコリを増やすわけではありませんが、健康被害などのホコリの悪影響を強めてしまうんです。
ホコリは溜まってしまうものですが、少しでも掃除を楽にするために、溜めない方法を紹介します!
前で説明した、ホコリが生まれるきっかけを潰していけば、ホコリが溜まるのを防ぐことができます。
先ほどもありましたが、布製品は格別にホコリが出やすいものなんです。
衣類はクローゼットにしまい、寝具などはこまめに洗濯し綺麗にしておきましょう。
外から帰ってきたときの衣類には、砂ぼこりや花粉などが付着しています。
家に入る前に軽く払うだけでも、家にホコリの元を持ち込まずに済みます!
ホコリは細かいので、小さな凹凸に入り込みます。そうなってしまうと掃除をするのが大変。
掃除しやすい部屋をデザインしてしまいましょう!
例えば置物やぬいぐるみなどの小物類。
細かい部分にホコリが溜まりやすいんです。
いちいちホコリ掃除をするのも大変なので、扉付きの棚にしまっておくのがオススメですよ。
また、本を並べるときは上に1枚布をかけておくだけでホコリを取る手間が省け、掃除がぐっと楽になります。
部屋の凹凸がなるべく少なくなるような工夫をしてみてください!
ホコリを溜めないようにするのは、舞っているホコリを減らすのが1番。
舞うホコリを解決するのは、換気です。そのポイントを見ていきましょう!
換気するとホコリっぽい空気が入れ替わるので、効果は抜群!
しかし、逆に外から砂ぼこりが入ってきてしまうというパターンも。
外が砂っぽい、風が強い日には窓を大きく開けすぎないようにしましょう。
外の風が強い日や花粉が飛んでいる日、無理に換気すると逆効果な場合も。
天候に左右されず空気をキレイに出来るオススメの方法が空気清浄機。
空気清浄機は、花粉やウイルスを除去し、ホコリを少なくするという働きがあります。
形や機能も様々なものが売られているので、是非ご自分のライフスタイルに合ったものを選んでみてくださいね!
溜まってしまったホコリは、お掃除するしかありません。
拭き掃除のポイントをいくつか紹介していきますね!
高い所のホコリや空気中のホコリは下に落ちてきます。
なので、まずは高い所のホコリを落としてから最後に床に落ちたホコリを回収するという順番がオススメ。
ホコリは軽く、すぐに舞い上がります。
乾いたぞうきんで掃除をすると、こまかなホコリを吸着しきれずにホコリを空気中に舞いあがらせてしまう事があります。
しっかりとホコリをキャッチして離さない水拭きがオススメ!
ホコリは人が動くと舞い上がります。
なるべく空気中のホコリが下に落ちた状態でお掃除したいですよね。
夜皆が寝静まった時にホコリは下に落ちます。なのでその直後の朝がお掃除のベストタイミング。
効率よくホコリを回収することができちゃいますよ。
ホコリの除去についての記事もあるので、こちらも是非参考にしてみてください!
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いかがでしたか?
ホコリは舞い上がりやすく掃除が大変ですが、溜めない対策とコツを抑えた掃除方法さえマスターすれば大丈夫。
それだけで掃除がぐっと楽になります。
吸う空気がキレイになると、より健康的に毎日を過ごすことができますよ!
是非やってみてください!