こんにちは! 茂木和哉です。
水垢は、種類によって落としやすさがまるで違います。
水垢の中で最も一般的な、カルシウムスケールは、比較的落としやすい汚れです。
酸性洗浄剤を使えば、簡単に落とすことができます。
問題なのが、シリカスケールという水垢です。
シリカスケールは、酸性洗浄剤でも落とせるとは限りません。
プロの方でも、研磨して落とす方法を選択してしまいがちです。
例えば、ダイヤモンドパットなどでです。
しかし、研磨して落とす方法は、時間と労力がかかるうえ、素材に傷をつけず研磨する技術も必要です。
研磨洗浄をやればやるほど、水垢が付きやすく、また頑固になっていくので掃除が大変になります。
さらに研磨し続けると、やがてダイヤモンドパッドでも落とせなくなます。
そのため、できることなら洗浄剤で落としてもらいたいところ。
ですが、先に話した通り、シリカスケールは、酸性洗浄剤だからといって落とせる汚れではありません。
酸性度が強ければ落とせる、という汚れでもないのです。
では、どんな洗浄剤で落とすことができるのか?
それは、フッ酸かフッ化アンモニウムが含まれている洗浄剤です。
しかし、大きな問題があります。
どちらも危険なのです。
特に、フッ酸はきわめて危険です。
フッ酸がわずかな量でも入った洗剤は、劇物扱いになるほどです。
フッ化アンモニウム配合洗浄剤のほうは、すべてがおすすめできないぐらい危険だということはありません。
フッ化アンモニウムの種類や配合割合によっては、危険なものになります。
そこが問題なければ、プロの方にはおすすめできます。
危険度の判断基準のポイントは、劇物扱いなのか、そうでないのかです。
劇物でないものを選ぶことで、安全性の問題点は解決します。
劇物扱いの場合、容器に「医薬用外劇物」の記載があります。
購入する際は、ハンコが必要になります。
そのため「劇物品だと分からず購入してしまった……」ということには、絶対になりません。
それとは別に、フッ化アンモニウム配合洗浄剤には、もう1つの問題点があります。
非劇物の洗浄剤は、シリカスケールの洗浄力が弱いものが多いという点です。
しかしこの点も、フッ化アンモニウムの種類の組み合わせと、それぞれの配合量で選ぶと、解決します。
この部分は、あまり詳しくお伝えできません……。
その2つの問題点を解決した洗浄剤を使えば、シリカスケールを落とすことができるわけです。
条件に当てはまる洗浄剤を選ぶのは非常に難しいので、私が作りました。
それが、瞬間水あかクリーナーです。
ぜひ、みなさんもお試しください!
購入はこちら
瞬間水あかクリーナー1L