丈夫で生命力旺盛なことから「快活」という花言葉があるパキラ。
運気を良くしてくれると言われており、観葉植物の中でとても人気があるんですよ!
でも、パキラにはこんなお悩みが。
買いたいけど、育てるのが大変そう…。
家にあるけど、お手入れの仕方が分からない…。
そうお悩みのあなたに朗報です!
今回は、パキラの育て方をまるっと紹介します!
元気なパキラを育てて、毎日ハッピーに過ごしましょう♪
目次
そもそもパキラとは一体どんな植物なのでしょう?
パキラとは、ボート型の葉っぱが手を広げたようになっているでかーい植物。
1度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか!
ちなみに、基本的な情報はこんな感じ。
パキラは日当たりが良い場所を好んでいますが、日陰でも成長できる耐陰性も持ち合わせています。
室内でも育成ができるので、インテリアとしても大人気なんですよ!
そんなパキラですが、どうして観葉植物として人気があるのか知っていますか? すでにお持ちの方も、これから購入しようか悩んでいる方も。
この記事を通して、その魅力に気付いて頂ければ幸いです。
それでは見ていきましょう♪
◎丈夫な性質
上でも少し触れましたが、パキラはとても丈夫な植物。
耐寒性の5℃という数値も、人が生活している部屋であればほとんどがクリア。 耐暑性についても、年々増す夏の暑さにさえ対応できる丈夫さです!
また乾燥に強い特徴もあるので、水をあげ忘れてしまってもしばらくは大丈夫。 虫や病気にも強いなど、初心者にやさし過ぎる観葉植物なんです。
◎どんな部屋にも合う形
インテリアとして置きたい観葉植物。
モノによっては場所を選び、形も整えておく必要があります。
一方パキラは、スタイルがとてもシンプル。 大きさも10cm~2mと幅があるので、どんな部屋にも合わせやすい植物なんです。
デスクを飾るも良し。部屋の印象を変えるもよし。 用途に合わせたサイズ選びで、最適なものを探してみましょう♪
◎パキラは種類も豊富♪
一言でパキラといっても、その種類は20種類を超えます。
ここでは初心者が判断しやすい、形や模様についてお話しますね。 サクッとご紹介するので、気に入るものを探してみてください!
・シンプルなタイプ
太い幹に短い枝、そこに葉を付けたシンプルな形。 鉢に植えられた30~40cmくらいの大きさでお部屋にも置きやすいサイズ感です。
・幹がねじれたタイプ
職人さんの手によって、幹を三つ編み状や竜巻状にねじられたタイプ。 一風変わったシルエットは、不思議と人の目をとめます。
・まだら模様をしたタイプ
こちらは幹ではなく、葉がまだら模様になっているタイプ。 発色の良い緑もよいですが、白いまだらが入るとこれまたお洒落に♪
アクセントが少し欲しいかな?という方におすすめです。
◎パキラが持つ意味
冒頭で「快活」という意味があるとお話しましたね。 実はこの他にも、「発財樹」という意味を持ち合わせているんです。
この名前の由来は、今よりちょっとだけ昔のこと。 アジアに持ち込まれたパキラは、その魅力から数多く取引されました。 商人にとっては、まさに「財を発する樹」だった訳です。
今でもその名前は残り、縁起が良いとされているんですね♪ 贈り物として選ばれる方も多いそうです。
◎風水における魅力
パキラは風水的にも好まれる観葉植物です。
具体的な例を挙げると、仕事運の向上など。
集中力を高める効果もあるとされ、仕事場に置く人も多いですね。 デスクに置いているあの人も、この効果を知っているからかも知れませんよ?
パキラのことを理解できたら、次は育てるのに大事な水やりについてみてみましょう!
生命力が強いパキラと言えど、水やりをしないと枯れてしまいます。
夏と冬で水やりの量が違うのでチェックしていきましょう!
パキラは夏に成長します。
1週間に1回の頻度で、日当たりの良い場所にある場合はたっぷり水をかけましょう!
日陰の場合は日が当たっている状態より水を吸わないため、少なめにしてください。
夏と違い、冬は成長しない時期なので水やりは少なくしましょう!
秋頃から水の量と頻度を減らし始め、冬の水やりは月に1回程度にしてくださいね。
葉水(はみず)とは、霧吹きで葉に水を吹きかける作業のことです。
葉に水を吹きかけることで乾燥を防ぎ、病害虫の予防にもなります!
葉が乾いていたら、表面にシュッシュしましょう!
パキラが成長すると、葉がたくさん出てくるためエネルギーを必要とします。
しかし、肥料を与えすぎてしまうと根を痛め、枯れてしまうので注意してください。
肥料は、適度に正しく与えてくださいね!
肥料には、実は固形肥料と液体肥料の2種類があります。
大・中・小の粒の大きさがあり、土の中に埋めたり置いたりして使います。
緩効性なので水やりごとに少しずつ成分が溶け出し、2~3ヵ月または数年、効果がゆっくりと持続する特徴があります。
あげる頻度は使う肥料によって少し変わるので、説明をよく読んで、土の量や植物の大きさに合わせて使ってくださいね!
大型サイズの観葉植物には固形肥料が適しています。
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こちらは大きな粒状をしており、通気性・排水性に優れた観葉植物用の培養土です。
加熱処理を施しているため、雑草の種や害虫の混入を抑えてくれるんですよ!
液体肥料は、
・即効性
・手軽
・使いやすい
という3点で、とても人気です。
しかし、流れ出すのが早いので、効果は1週間くらいしか持続しないので注意してくださいね。
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こちらの商品は水で薄める液体肥料です。
パキラだけでなく、花や野菜も元気に育てることができるので使い勝手がいいんですよ!
植え替えをしないと、根詰まりをおこして徐々に弱ってきます。
パキラを長く美しく育てていくために、ひと回り大きい鉢に植え替えをしましょう!
鉢からパキラを丁寧に抜きます。
抜き取ると根っこに古い土があるので手でほぐしながら取り除きましょう。
鉢底石を入れ、パキラを移します。
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こちらはネット入りの鉢底石。
ネットに入っているため、植え替えの時に鉢底石と土などが簡単に分別できるんですよ!
きれいに洗って繰り返し使えるためとっても便利です!
植木の向きや、傾きが無いよう根の隙間に土を入れていきましょう!
大きすぎる鉢に植え替えると、土の量に対して根の量が少ないので、たくさん水をとってしまいます。
根腐れを起こす原因になるため、気をつけましょう。
土を入れ終わったら、たっぷり水をあげましょう!
根の隙間に入り込めなかった土が、隙間にどんどん入り込んでいきます。
植え替えをしても、成長し不格好になってしまったパキラは剪定して形を整える必要があります。
成長期である5月から6月に作業するとダメージが少ないのでおすすめ。
剪定方法はこちらの記事を参考にしてくださいね!
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今度は置く場所を考えましょう!
パキラは耐陰性があるため日陰でも管理できますが、やはり理想は暖かく日当たりのよい場所。
室内でも室外でも管理できるので、2つに分けて説明していきます!
室内で育てる場合は、日光が当たる場所に置きましょう!
普段は日陰に置いている場合でも、1日数時間は日光に当てることをオススメします!
春から秋の期間は、室外で育てることが可能です!
しかし、真夏日に直射日光を浴びると葉焼けを起こしてしまうんですよ。
葉焼けとは人間の日焼けと同じで、強い日差しで葉が焼けてしまうことです。
枯らす原因になってしまうため、真夏日は日陰に置いて育てましょう!
大事に育ててきたパキラの葉っぱが黄色い!
そうなってしまった原因は4つ考えられます。
どれも今の環境が悪いというサインです。
早めに対処し、元気なパキラに戻してあげましょう!
ハダニと言う害虫が住みつくと、パキラの栄養を吸収してしまいます。
栄養を取られて弱くなってしまった植物は、被害が広がってしまうんです!
ハダニが発生しやすい環境は、高温と乾燥が続く夏なので、葉水をこまめにして対策しましょう!
ウェットティッシュでふき取ってしまうのも1つの手段です。
幹を触って柔らかいと感じたら、根腐れの可能性があります!
水のやり過ぎは根が呼吸できなくなってしまい、腐ってしまうんです。
特にプラスチック製の鉢は通気性が悪いので、鉢底に鉢底石を入れて対策しましょう!
葉っぱ全体が垂れて下を向き、くったりと張りが無くなったら水枯れしている可能性があります。
こまめに水やりをして元気なパキラにしましょう!
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デザインがとってもかわいいこちらの商品は、園芸だけでなくアイロン掛け、清掃などにも使えます!
ミストタイプで一気に水やりができるのでらくちんです。
日が当たらない場所にずっと置いていませんか?
パキラは適度に日光を浴びせないと、枝が弱々しくなるだけでなく樹形も不格好になってしまいます。
野外か室内の日の当たる場所に移動し、回復を待ってみましょう!
いかがでしたか?
パキラは室内で育てることができますが、長く育てるためには定期的に日に当てましょう!
室外で育成する場合も、真夏日や冬の時期は注意しないと枯れてしまいます。
ポイントをしっかりと抑えて、パキラを元気にさせましょう!
運気が良くなり、毎日楽しく過ごせること間違いなしです!