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更新日 :2023年09月30日

ゴム手袋の洗い方は内側・外側の両方をキレイに!乾燥もポイントです

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最近、ゴム手袋を使われている方は多いのではないでしょうか?

やはり水仕事をしていて「手が荒れる」というのが一番の難点ですよね。
そんなこともあって、ゴム手袋の需要が増えているのだと思います。
女性の方だと、ネイルを保護するために使うという方もいるかもしれませんね。

では、そのゴム手袋のお手入れはどうしていますか?

いくら強いゴム手袋と言えど、ゴムですから、こまめに洗って手入れをしてあげないと嫌な臭いを引き起こしたり、劣化してしまうことがあります…。

考えてみてください、屋外で使った時、内側に汗がたまることありませんか?
そう、確実にゴム手袋はダメージを受けているのです!

そんなダメージからゴム手袋を守る、簡単な洗い方を今回紹介します!

ゴム手袋の洗い方

もちろん、ゴム手袋は汚れなどから手を保護するためのものですから、汚くなってしまうイメージは誰もが持ちやすいと思います。

ですが、そのイメージは外側だけのイメージではありませんか?

先ほどもチラッと書いたように、内側は手と直接触れている場所なので、汗に触れますし、皮脂がどうやったって溜まってしまうのです。

これらの皮脂や汗の汚れは雑菌が増える原因になり、悪臭の原因となります。
内側の汚れもしっかり洗い落としたいところです。

そのため、今回は外側はもちろんのこと、内側の洗い方も紹介します!

外側の洗い方

まずは外側!自分の手の代わりに汚れてくれている部分ですね。

 用意するもの 

・手洗い用の石鹸(せっけん) または 台所用洗剤

   手 順  

1. 手を洗うように石鹸で洗う

洗い物をした後、そのまま洗ってしまうのがラクラク♪
手洗い用の石鹸や台所洗剤をゴム手袋をした手にとって、手を洗うように洗っていきましょう!

2. しっかりと洗い流す

この時に洗剤が残っていると、ゴムが劣化してひび割れや穴が開く原因となってしまいます。
洗剤はしっかりと洗い流すようにしましょう。

POINT
油汚れが気になる場合は、お湯で洗うと効果的です!
ですが、あまり温度が高すぎるとゴムの劣化につながるので、注意してくださいね。

汚れがひどい場合は、少量であれば漂白剤を使ってもOKです。
ただし、漂白剤がゴムに残っていると、特に穴が開きやすいので、石鹸や洗剤でよく洗い流してください!

内側の洗い方

さて、問題の内側です!汚れと手をつないでいる部分ですね。

ゴム手袋をひっくり返して、外側と同じように洗いたい!のですが…
ゴムが分厚いと上手くひっくり返らないですよね。
そんなときの方法も解説してます。

 用意するもの 

・手洗い用の石鹸(せっけん) または 台所用洗剤

   手 順  

1. 水流でひっくり返す

子どものころ遊んでいるときに、知らず知らずのうちに経験していた方法かもしれません。
ゴム手袋を上手くひっくり返せないときは、まずは中途半端にでもいいのでひっくり返します。
そして、手袋に流水を注いだ勢いで裏返しにしましょう。息を吹き込んでもいいでしょう。

そうすることで、指先までしっかり裏返すことができます!

2. 手を洗うように石鹸で洗う

さて、裏返しにできたでしょうか?
できたら、外側を洗うときと同じように、手洗い用の石鹸や台所洗剤をつけて、手を洗うように洗っていきましょう!

3. しっかりと洗い流す

もちろん、すすぎもしっかりと!
洗剤をよーく洗い流すようにしましょう。

ゴム手袋を乾燥させる

両側洗うことができたら、よく干しましょう。
乾燥させることはどんなもののお手入れでもとっても大事な作業です!

水分が残っているとカビが生えやすくなります。
洗ったのにカビが生えるなんて、ばかばかしくないですか?

 用意するもの 

・アルコール

   手 順  

アルコールを吹き付けて乾かす

カビを防ぐためにも、なるべく速く乾かすことが大事です。

アルコールには、揮発性という蒸発しやすい性質があります。
そして、アルコールが蒸発するときに、水分も一緒に蒸発していきます。
というわけで、アルコールを吹きかけると、速く乾かすことができるのです!

こちらは、アルコール消毒液などを入れるためのボトル。
普通のスプレーボトルに入れて水か洗剤か分からなくなる、という事態を防げます。また、スプレーする際の霧が細かいため、適量を広い範囲にスプレーすることができ、おすすめです。

注意
直射日光はゴムが劣化するので避けてください。
陰干ししましょう!

手順は以上です!簡単でしたね!

夏場のゴム手袋は蒸れる

当然ですが、ゴム手袋は決して通気性のいいものではありません。
水を通さないよう作られているのですから、当たり前ですよね…。

そのため、どうしても蒸れてしまいます…。特に夏場、屋外で使っていると水が溜まるんじゃないかというぐらい汗をかくことがあるかと思います。気持ちのいい状態とは言えません。

そんな時は、内側に「綿の手袋」を装着して、二重にして使うことをオススメします!

薄手の綿の手袋が汗対策にも市販されているので、手軽にできる方法です。
内側で綿の手袋が汗を吸収してくれるので、内側の皮脂汚れを軽減することにも繋がります!

ラテックスアレルギーの方は

ラテックスアレルギーとは、ゴムに含まれるたんぱく質が汗に溶け出すことで引き起こされるアレルギー症状です。

ラテックスアレルギーの方は、ゴム手袋を使用しづらいと思います。
そこて、先ほど紹介した綿の手袋をゴム手袋の内側にはめると、肌とゴムが直接触れ合うことがないので、アレルギー対策になりそうですよね。

でも実は、綿の手袋はアレルギー対策にはなりません
むしろ、綿の手袋が汗を吸うことで逆効果になります。
注意してくださいね。

ラテックスアレルギー対策には、

水分を通さない
ゴムとは別の素材でできた手袋

がおすすめです。

そう、例えばビニール手袋
その上からゴム手袋をするようにしてください!

まとめ

ゴム手袋の異臭に悩まれていた方も、これで簡単に洗えるようになったのではないでしょうか?

また、こうやってこまめに洗うことによってゴムの劣化を抑え、長くゴム手袋を愛用できるようになります!

手荒れ対策だけでなく、ネイル保護の目的でも使われることが増えているゴム手袋。
少しでも快適に長く使うために、参考にしていただければ幸いです!