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更新日 :2020年04月16日

スーツの収納はブラッシングとゆとりで型崩れ防止!保管前はカビ対策

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愛着のあるスーツというのは大事にしたいものです。
高価な物ですし気に入ったデザインや生地のものは同じものを再び手に入れるのが難しいからです。

できるだけ長い間お気に入りのスーツを良い状態で収納して行くにはどうしたらよいのでしょうか?
間違った収納をしてしまうとスーツの寿命を早めてしまうことになります…。

そこで、良い収納方法についての情報をまとめてみました!

スーツを収納したとき起きてしまう問題

まずは、スーツを収納したときに起きてしまう問題を考えてみましょう。
2つの問題があると思います。

 

型崩れ
1つ目は、「型崩れ」です!
スーツを正しい方法で収納しないと「スーツのデザインが崩れる」という問題が発生します。

肩のラインや胸のキレイなラインが型崩れしてしまうのです…。
さらに、袖のあたりなどにも、取れにくいシワが付いたりしますし、カビが生えてしまうこともあります。

 

カビ
そう、2つ目の問題点は「カビ」です!
これからは雨の多い季節に入ってきますので、カビ対策はきちんとしておく必要があります。

一度スーツの生地にカビが生えてしまうとなかなか落ちません。特に、スーツの生地は厚手ですし、きめが細かいのでカビが繊維の奥まで入り込んでしまうと落とすのが難しいのです。

また、カビの臭いは、一度や二度拭いただけでは落ちませんから、正しく収納してしっかりカビ対策はしておきたいと思います。

カビが生えにくいように収納しておけば虫もわきにくく虫食いの穴を防ぐことも出来ますよ。

カビ対策の正しい干し方

スーツについてしまうカビの対策方法については「スーツのカビを自宅でキレイに!クリーニングに出す前にすべきこと!」で詳しく解説しています。そちらも参考にしてみてくださいね!

ここではスーツのカビ対策の中でも重要な点を2つに絞ってお伝えします!

 

陰干しがよろし!
スーツを正しく収納するには、まずスーツを「しっかり乾燥させる」ことが一番重要です。クリーニングに出した後すぐ収納してしまうと、クリーニングの時に生地に染みこんでいる水分が、カビのもとになってしまいます。

まずは陰干しをして、しっかりとスーツを乾かしてください!

スーツを乾かした後にジャケットとパンツの全体にさっと抗菌スプレーを掛けておくならカビや虫を寄せ付けません。

 

ハンガーは厚めがGOOD!
ハンバーガーも厚めの方がうれしいですよね。スーツをクリーニング店に出すと、お店側がハンガーをつけてくれますが、収納するときには木製などの厚めのハンガーに変えておきましょう。

プラスチックの薄いハンガーだとスーツの間に隙間が空かず、湿気が溜まりやすくなります。厚めのハンガーだと適度にスーツの間に隙間を作ってくれて通気性が良くなるんです。

型崩れもしにくいので、スーツには少し良いハンガーを使ってあげるほうが、末永いお付き合いができますよ。

おすすめのハンガーがこちら。

軽くて丈夫なハンガー。
耐久性にすぐれていて、サイズも男女兼用で使いやすいです!継ぎ目がないので、セーターや繊細な素材でもひっかかることがないので安心して使えますよ♪お値段もお手頃ですよね。

型崩れを防ぐ正しい収納方法

スーツを収納するときのポイントは2つあります。

 

ジャケットとパンツは離れ離れにする
1つ目のポイントは、ジャケットとパンツを別々に収納するということです。
もし可能であれば、ジャケットは先に説明した厚めのハンガーにして、パンツは挟んでつるすようなハンガーにしましょう。

パンツをジャケットと一緒のハンガーで収納すると、膝のあたりに折り目が付いてしまいます。スーツを着るときに、パンツに横に折り目が付いていると、収納から出してきたばかりということがすぐに分かってしまいますし格好悪いですよね。

それに、パンツはつるして収納したほうが、はいたときにキレイに見えます。

 

ブラッシングをして労をねぎらう
普段からスーツを着た後にブラッシングをしてから収納するのも大切なポイントです。

サラリーマンや先生などは一日中スーツを着ているので、生地の中にたくさんのほこりが付いています。このほこりをブラッシングで払っておかないとカビや虫食いの原因になるので気をつけてください。

ブラッシングは全体的に生地をたたきながらほこりを出していくイメージで行いましょう。

しばらく収納しておく時には?

クールビズなどがかなり広まり、長くスーツを使わない時期もあると思います。

そんなとき、長期間、雑に保管するのと丁寧に保管するのでは、大きな差を生むことになってしまいます…。しっかり以下の4つのポイントを押さえて保管しましょう!

・ポケットの中身は何一つ残さず出して、型くずれを防止する

・当然キレイに洗ってから保管する

・クリーニングのビニールを外しハンガーを替えて、湿気によるカビを防止

・防虫剤と一緒に保管して虫食いを防止する

 

スーツをキレイに洗いたいとき、どうしていますか?

クリーニングに出そうかなと思っている方は「スーツクリーニングの頻度は「1シーズン1回!」長く着る秘訣を紹介」を参考にしてみてください。日頃のお手入れの仕方についても解説しています。

実は、お家の洗濯機で洗えることもあります。詳しくは「スーツを自宅の洗濯機で洗う方法!クリーニングに出した方が良いけど」を読んでみてください!

次にスーツを出した時、気持ちよく着られるように正しく収納をしましょう!

まとめ

スーツを収納するときにはちょっとしたひと手間をかけてあげたり、収納方法を変えてあげたりするだけで、予想以上にスーツが長持ちします。

なかなか替えがきかない愛着のあるスーツの寿命を延ばしていくためにもこれらのポイントを活用してください!

スーツを「格好良く」「長く」使うポイントをお伝えしました。ユアマイスタイルの記事であなたのスーツの悩みが解決されたら、嬉しいです!