更新日 :2024年05月28日

バーナーキャップの掃除方法を解説！ガスコンロで見落としがちなパーツもきれいに！

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毎日の料理で活躍するガスコンロは、油がはねたり料理が拭きこぼれたりして、汚れやすい場所です。天板や五徳は汚れがわかりやすいため頻繁に掃除をしますが、ガスコンロの「バーナーキャップ」は五徳を外す必要があるため、日常の掃除ではなかなか手が回らない場所ですね。汚れもわかりづらいため掃除をしたことがない人もいるかもしれません。今回はバーナーキャップの掃除の必要性や掃除の仕方を解説します。

1 バーナーキャップの掃除は必要？
2 ガスコンロの汚れの種類
3 バーナーキャップの掃除の手順
4 バーナーキャップ掃除の注意点
5 まとめ

バーナーキャップの掃除は必要？

バーナーキャップとは、点火すると炎がでる部分で、ギザギザの溝がついたパーツです。メーカーによっては「バーナーヘッド」とも呼ばれています。バーナーキャップは見えずらい部分ですが、ガス台や五徳と同じように汚れていきます。

油汚れや吹きこぼれが付着すると焦げてしまい、汚れとなります。そのまま放置すると表面が汚れるだけでなく、炎が出る溝の部分の目が詰まり、ガスや空気の通りが悪くなり、点火不良や不完全燃焼が起きる可能性もあります。

また、汚れを放置したことが原因で、バーナーキャップが外れなくなってしまったり、腐食や変形したり、ガス台の寿命を縮めることにもつながります。ガス台や五徳ほど頻繁な必要はありませんが、定期的に掃除をすることを心がけましょう。ガスの火がついていない箇所がある場合などは早急に掃除が必要です。

ガスコンロの汚れの種類

ガスコンロにつく汚れにはいくつか種類があります。汚れに応じて対処すれば頑固な汚れになる前に落とせるでしょう。

食品や調味料の汚れ

調理中に食品や調味料がこぼれてバーナーキャップに付着することがあります。汚れが付着してすぐに掃除をすれば簡単に落とすことができます。火をつけてしまうと焦げになったり、時間が経つとこびりつきやサビの原因となります。

焦げつき

料理が吹きこぼれたり、鍋底についた汚れがバーナーキャップに付着して焦げつくことがあります。焦げついたバーナーキャップを使い続けると、新しい汚れが付着してさらに大きな焦げつきとなり、なかなか落とせなくなります。

油汚れ

調理中には油が飛び散ったり油を含んだ煙が発生します。放置しているとべたついた油汚れとなり、ホコリを吸着させてしまったり、焦げつきの原因ともなるので注意が必要です。

バーナーキャップの掃除の手順

バーナーキャップは取り外して丸ごと水洗いできます。掃除をするときは、上にゆっくりと持ち上げてバーナーキャップを外しましょう。

用意するもの

・古い歯ブラシ（またはバーナー用ブラシ）

・スポンジ

・食器用洗剤

・雑巾

手順

溝の汚れを取る

バーナーキャップを取り外し、ブラシを使って溝の汚れをかき出します。細かい溝がたくさんあるので、ていねいに掃除をします。

食器用洗剤で水洗いする

溝の汚れが落ちたら、食器用洗剤をスポンジに含ませてやさしく水洗いします。

乾いた雑巾で水気をとる

洗い終えたら、乾いた布で水気をしっかりと拭き取ります。溝にも水気が残らないようにていねいに拭きあげます。

汚れがひどい時は重曹ペーストがおすすめ

重曹は、油汚れや焦げつきなどの「酸性」の汚れを落とすのが得意です。重曹をペースト状にして漬け込むとこびりついた汚れも落とせますよ。重曹には研磨作用もあるので、気になる場所はこすり洗いしていきましょう。

手順

「重曹と水を2：1」の割合で混ぜ合わせてペースト状にする

重曹ペーストをバーナーキャップに塗布して、10～20分浸け置く

汚れをブラシでこすり落とす

水でよく洗い流す

乾いた布でしっかりと水気を拭き取る

バーナーキャップ掃除の注意点

ガスコンロのバーナー周りには「点火プラグ（電極）」「立ち消え安全装置」「温度センサー」など細かい部品がたくさんあります。バーナーキャップはデリケートな場所なので、必ず取扱説明書を確認してから、やさしく掃除しましょう。

元栓を閉める

掃除中に誤って点火してしまうと、火傷の危険があります。髪や衣服に燃え移ると火災にもつながるため、必ず元栓を閉めて掃除をしましょう。

ガスコンロが冷めていることを確かめる

調理中に汚れが付着して慌てて拭き取ろうとすると危険です。しっかりガスコンロが冷めたことを確認してから掃除をしてください。

やさしく擦る

バナーキャップは天板や五徳ほど汚れる場所ではありません。優しくこすって掃除をしましょう。点火をする場所なのでどうしても黒く汚れることもありますが、目詰まりがなければ大丈夫です。

しっかり乾かす

掃除をしたあとはしっかりと乾かします。バナーキャップを濡れたまま戻すと、点火不良の原因となります。バーナーキャップ、コンロ側にも水分がないことを確認しましょう。

きちんと取り付ける

バーナーキャップを戻すときは、向きを確認して取り付けます。傾いていないか、浮きがないかを確認してしっかりとセットしてください。取り付けに不安な方はバーナーキャップを取り外す前の状態を写真に撮っておくと迷わずもとに戻せますよ。

まとめ

バーナーキャップの掃除は特別な道具は必要ありません。トラブルが起きる前に掃除をしておくことが大切です。バーナーキャップがきれいになると、火力も安定して気持ちよく料理ができますよ！

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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