食洗機の臭いの原因は６種類！掃除方法や便利な洗剤、予防法を紹介！

食洗機は食器洗いの手間を省いてれる非常に便利な家電です。 しかし、使い方を間違えたりメンテナンスを怠ったりすると、イヤな臭いが発生してしまいます。そこで今回は、食洗機の臭いの原因や掃除、予防方法をご紹介していきます。

食洗機の臭いの原因

まず最初に、食洗機の臭いの6つの原因についてご紹介します。

フィルターや排水ホースの汚れ

食洗機には生ゴミが排水に流れないようにする残菜フィルターや食器を乾かすための温風が通る乾燥フィルター、排水を流す排水ホースがあります。これらの場所にゴミや汚れがたまると、それがカビや雑菌の栄養になり、臭いの原因となります。

また、湿気がこもりやすくなるので、カビや雑菌の繁殖を促進することにも繋がります。フィルターのゴミを捨てたり、定期的に掃除を行ったりするようにしてゴミや汚れがたまらないようにしましょう。

洗剤の溶け残り

洗剤を入れすぎると、食洗機の中に洗剤が溶け残ってしまいます。それが油汚れと合わさって蓄積されると雑菌が繁殖し、臭いやヌメりの原因となります。

洗剤を入れる際はパッケージに記載された適量を守るようにしましょう。特に粉末洗剤の場合は慣れてくると目分量で入れてしまいがちなので、気をつけましょう。

洗っていない食器の放置

食洗機に余裕があるから後で洗おうなどと食器を洗わずに放置していると、臭いの原因になります。未洗いの食器の汚れが雑菌の栄養となり、カビや雑菌が繁殖しイヤな臭いが発生します。食洗機に食器を入れたら放置せず、すぐに洗いましょう。

収納容量を超過していることによる洗いの残し

まだ食器が入るからと、収納容量を超える食器を入れて洗浄すると、洗い残しが出てしまいます。洗い残しが出ると、そこに付着した汚れから雑菌が繁殖し、臭いの原因になります。収納容量は必ず守って食洗機を使用するようにしましょう。

排水トラップの水が蒸発している。　

排水トラップとはイヤな臭いの逆流を防ぐためにある、排水ホースと食洗機の間の部分のことです。普段はここに水が溜まっているのですが、長らく使用していないなどの理由で排水トラップ内の水が蒸発し無くなると、下水のイヤな臭いが逆流してしまいます。

排水ホースの汚れを確認するときなどに排水トラップ内の水を確認し、常に水が溜まっている状態を維持しましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

新品の製品自体の臭い

新品の食洗機からは、プラスチックのような臭いがすることがあります。この臭いは製品自体の匂いで害はなく、何度か使用していればなくなります。どうしても気になる場合は、使用前に食洗機用洗剤を入れて空洗いすると良いでしょう。

食洗機の掃除方法

続いては、食洗機の掃除方法を紹介します。

基本の掃除方法

・食器用洗剤
・スポンジ
・歯ブラシ
・アルコール除菌スプレー

まず、残菜フィルター、乾燥フィルターを取って生ゴミを捨てましょう。 ゴミを捨てたら、フィルターを軽く水洗いし、食器用洗剤を含んだスポンジでこすり洗いしましょう。 大まかにスポンジで洗ったら、細かい汚れを歯ブラシを使って擦って落としましょう。

フィルターの掃除が終わったら、本体の掃除をします。 フィルター同様に洗剤を含んだスポンジでこすり洗いをし、汚れを落としましょう。汚れが落ちたら、アルコール除菌スプレーを吹きかけ除菌をしましょう。 しっかりと除菌をすることで雑菌の予防が期待できます。

フィルターと本体どちらも洗ったら、フィルターを本体に戻して空洗いをしましょう。 スポンジでこすり洗いしているので、基本的には食洗機用洗剤は必要はなく、水ですすぎ洗いするだけで大丈夫です。

空洗いが終わったら、しっかりと布巾で水分を拭き取りましょう。以上が食洗機の基本的な掃除方法になります。 定期的に掃除を行えば、イヤな臭いが発生することはないので、こまめに掃除を行うようにしましょう。

食洗機の臭い対策に！便利アイテム3選

食洗機の掃除におすすめなアイテムを紹介します。用途を理解して使えば、より効率的にキレイにできるので、ぜひ参考にしてみてください。

オキシクリーン

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オキシクリーンとは酵素の力を使って消臭・除菌をする粉末タイプの酵素系漂白剤です。

使い方は簡単で、フィルターを洗った後に、食洗機の洗剤投入口にオキシクリーン大さじ１杯を入れて、標準コースを選択し運転するだけ。運転が終了したら、後は基本の掃除方法と同様にスポンジでこすり洗いをしてアルコール除菌をし、空洗いをした後に水分を拭き取りましょう。

オキシクリーンを使うことで消臭・除菌がしっかりとされ、より清潔な状態を保つことができます。また、オキシクリーンは食洗機洗浄だけでなく、衣類のシミ・汚れ取りやトイレ・お風呂掃除など様々な場所で使うことができる万能洗剤なので、一つあるととても便利です。

クエン酸

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クエン酸は水垢や臭いに効果的な弱酸性の洗剤です。使い方はオキシクリーンと同様で、フィルターを洗った後に食洗機の洗剤投入口にクエン酸を大さじ４杯入れて標準コースで運転させるだけ。運転終了後はオキシクリーン同様に基本の掃除方法をしていただければ大丈夫です。

クエン酸は弱酸性かつ安全であることからエコ洗剤として活用されています。食洗機洗浄以外にもキッチン掃除やお風呂掃除にも使えるのでおすすめです。

食洗機用洗剤

今から紹介する食洗機用洗剤は食器だけでなく、庫内も同時に洗浄してくれる食洗機用洗剤です。 庫内も洗浄・除菌してくれるので食洗機を清潔な状態に保てます。

フィニッシュ パワーキューブ

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青層の分解酵素と白層の除菌成分に分かれており、しっかりと洗浄しながら除菌することができます。 フィルムに包まれており、分量を測ったりすることなく一粒入れるだけなのでとても簡単です。

ジョイ ジェルタブ

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こびりつき汚れに効く粉末層と油汚れに効くジェル層に分かれており、それぞれの成分を最大限に発揮して洗浄してくれます。 使い方も簡単で食洗機にポンと置くだけ。フィルムに包まれているのでこぼしたり手についたりする心配がありません。

食洗機の臭いの予防方法

最後に食洗機の臭いの予防方法をご紹介します。　

ひどい汚れは軽く洗ってから食洗機を使う

食器の汚れがひどい場合には、汚れを軽く拭き取るか洗ってから食洗機に入れるようにしましょう。特にカレーなどの油分を多く含む料理を食べた後は、あらかじめ洗うようにしましょう。先に洗っておくことによって食洗機のフィルターにたまる汚れが減り、キレイな状態を保つことができます。

また、食器用洗剤が食器に残ったままだと食洗機を使った時に泡立ちすぎて故障やエラーの原因になる可能性があるため、あらかじめ洗う場合は食器用洗剤は使わず、水洗いで済ませるようにしましょう。

洗剤を入れすぎない

前に書いたように、洗剤を入れすぎてしまうと洗剤が溶け残ってしまい、臭いの原因となってしまいます。洗剤はパッケージに記載された適量を守り、入れすぎないようにしましょう。

特に粉末洗剤の場合は、目分量で入れてしまいがちなので、しっかりと量を測って洗剤を入れるようにしましょう。

収納容量を守る

洗剤同様、食洗機に食器を入れすぎると洗い残しが出てしまい、臭いの原因となります。必ず食洗機の収納容量を守って使用するようにしてください。もし収納容量がわからない場合は、食洗機の最大容量の７割程度にとどめるようにしましょう。

食器を放置しない

食洗機に食器を入れたらすぐに洗浄を開始しましょう。未洗いの食器を放置すると、その食器の汚れから臭いの原因である雑菌やカビが繁殖してしまいます。

特に、食洗機を閉めた状態で放置すると、湿気が溜まることでより雑菌やカビが繁殖しやすくなってしまうため、すぐに洗浄するようにしましょう。

フィルターのゴミを毎回捨てる

食洗機を使用する際は、毎回フィルターのゴミを捨ててから使用するようにしましょう。臭いの原因のところでも述べたように、残菜フィルターや乾燥フィルターのゴミや汚れは臭いの原因となります。

あらかじめフィルターのゴミを除去しておけば、使用後のフィルターのゴミも軽減できるので、毎回フィルターのゴミを捨てるようにしましょう。

使用後は乾かす

食洗機の使用後はしっかりと食洗機を乾かすようにしましょう。食洗機の中は高温で湿度も高いため、雑菌やカビが繁殖しやすい環境です。食洗機の使用後は庫内を布巾などで拭くか、食洗機の乾燥機能を使うなどして、湿気がたまらないようにしましょう。

排水トラップに水を入れる

前に紹介した通り、排水トラップには下水からの臭いを防ぐ役割があります。長らく使用していないなどの理由で放置していると、排水トラップ内の水が蒸発して、下水からのイヤな臭いが上がってきてしまうことになるため、数週間食洗機を使わない場合はあらかじめ排水トラップに水を入れておくようにしましょう。

排水トラップに水を溜めると言っても、コップ一杯分の水を食洗機に入れるだけなので、旅行などで長期間家を空ける場合は行うようにしましょう。

どうしても臭いが取れない時

自分で掃除してみてどうしても臭いが取れない場合は、食洗機の故障が考えられます。そのような場合は、業者に連絡し、故障しているかどうか確認してもらいましょう。

実際に故障していた場合は、業者に依頼して直してもらうか、保証期間内であればその食洗機のメーカーに問い合わせして保証してもらえるかどうかなど確認するようにしましょう。

まとめ

今回は、食洗機の臭いの原因や掃除、予防方法をご紹介していきました。おすすめの便利グッズもご紹介したので、ぜひ使ってみてください。しっかりと食洗機を掃除して、清潔な状態を保ちましょう。

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