シンクのコーティング方法と効果とは?3年間水垢しらずのキッチンへ

レイチェル

更新日:2022年02月10日

白い水垢うろこ汚れが目立ったシンク…

洗い物が終わった後にスポンジでささっと洗っているのに、
乾いた時にまた出現してきますよね。

そんな汚れを取り、キレイな状態が長続きさせることができるんです!

その方法は、「コーティング」です。この記事ではシンクを自分でコーティングする方法を、お教えします。

コーティング剤は2種類ある

どんなコーティング材があるのでしょうか?ググってみるといろいろなコーティング剤が出てきて、何を使っていいのか分からないですよね。

キッチンシンクのコーティング剤には、大きく分けて2種類のタイプがあります。

スプレータイプ

手軽だが、効果持続期間は短いもの。一般的には1ヶ月~3ヵ月程度です。


ティポス 超撥水コーティング剤 弾き 520ml

液体拭き取りタイプ

スプレータイプよりも手間がかかるが、効果持続期間は長いもの。一般的には3年程度です。


戦隊シリーズ 流しキレイ ステンレスシンク用 ガラスコーティング(プロ仕様)のセット ゴム手袋(フリーサイズ付き)

WAKI 3年美キープ ステンレスシンク用コーティング剤 15ml CTG002

今回は、こまめにコーティングするのが面倒なので、効果持続期間の長い「液体拭き取りタイプ」を使っていきたいと思います。

コーティング方法

「和気産業 ステンレスシンク用 コーティング剤 CTG002 15ml」を使っていきます。値段はAmazonで1,300円ほどで購入できました。

中には手袋が2つ、スポンジ、クロス、コーティング剤、クリーナー、使用上の注意が入っています。
それでは、コーティングを実際にやるには、何を用意すれは良いのでしょうか。

用意するもの

・中性洗剤
・スポンジ
・コーティングキット
・キッチンペーパー(ティッシュよりもしっかりとした紙)

  手 順  

1. シンクを軽く綺麗にする

中性洗剤や重曹でいつも通りのお掃除をし、大まかに汚れをとります。

2. クリーナーをスポンジにつける

手袋をします。クリーナーの容器をよく振って、付属しているスポンジクリーナーをつけます。

3. シンクをスポンジで磨く

クリーナーがついたスポンジでシンクを擦りツヤがでるまで磨いていきます。

磨いていくと、研磨剤がシンクを削ってキレイにし、汚れがスポンジについていきます。
白かったスポンジが真っ黒になっていますね。

4. クリーナーを乾燥させキッチンペーパーでふき取る

ツヤが出たシンクを20分乾燥させ、キッチンペーパーでふき取ります。

5. クリーナーを中性洗剤で洗い流し、乾かす

中性洗剤でシンクに残ったクリーナーを取り除き、洗い流してしっかりと乾かします

6. コーティング剤をクロスにつける

シンクの洗浄で使った手袋を捨て、新しい手袋をつけます。
コーティング剤クロスにたっぷりつけます。

7. コーティング剤をシンクに塗る

コーティング剤を、蛇口まわり→縁のへこみ→シンクの側面→シンクの底面の順番で塗っていきます。塗り重ねないように、往復せずに一気に塗り伸ばしていきます。

8. コーティングを乾かす
約3時間で使用でき、約6時間で完全硬化します。

注意
・クリーナー・コーティング剤を使用している時は、しっかり換気をしてください。
・シリコン・フッ素複合系樹脂が主成分です。かぶれることがあるので、付属の手袋を使用してください。
・箱の洗浄工程には、クリーナーや水分をふき取るものが「ティッシュ」と書いてありますが、それよりも丈夫で水分を良く吸う「キッチンペーパー」を使うことをおススメします。
・作業自体には約2時間かかり、コーティング剤が約3時間で乾きます。5時間ほどシンクが使えなくなるので、時間があるときにやりましょう

コーティングの効果

コーティングした後のシンクは、水垢がとれ、ピカピカしています。毎日使う場所だから、キレイになると嬉しいですね!他にもシンクをコーティングするとこんなに良いことがあります♪

水の弾きがよくなる
・シンクに水垢・汚れが付きにくくなる
・汚れがついても、中性洗剤をつけた柔らかいスポンジでさっと洗えばすぐキレイ

こんな状態が3年ほど続きます。毎日使う場所の掃除がだと最高ですよね!

コーティングの貼り付けはこれで完了。

ただし、シンクはコーティング剤でとってもきれいに保てますが、
排水溝のお掃除は必須ですよ!

新築のシンクのコーティングはできるのか?

新築のシンクのキレイな状態は、できるだけ長持ちさせたいですよね?ただ、すべての新築のシンクでコーティングできるとは限らないので、まずはシンクの製造元または製造業者さんに問い合わせることが必要です。

すでにコーティングしてある場合

新築や新品のシンクはもうすでにコーティングされている場合があるので、その場合は必要ありません。

まだコーティングしてない場合

シンクが通常のお掃除では落ちにくいしつこい汚れがつく前の状態なので、コーティングする前の掃除は専用クリーナーを使わないでください。いつもの中性洗剤を使った掃除をして、コーティング剤を塗ってしまってOKです。
逆に、付属のクリーナーを使って洗浄をしてしまうと、クリーナーには研磨剤が入っているので、細かいキズがついてしまう恐れがあります。

新品のシンクを傷めないためにも、付属のクリーナーは使わず、普通のお掃除方法でコーティング前の洗浄をするようにしましょう。

まとめ

コーティング剤には「スプレータイプ」と「液体拭き取りタイプ」がありました。
今回は効果持続期間が長い「液体拭き取りタイプ」を使ってシンクのコーティングをしていきました。
かかった時間は約2時間と乾燥時間が3時間なので、合計5時間で、少し時間はかかりましたが、1,300円ほどでこの仕上がり。
そしてこのキレイさが3年間続くと思うと、嬉しいですね♪

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