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更新日 :2023年09月30日

ベランダに苔…市販の除去剤ってどんなものがある?再発を防ぐには?

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気づいたらベランダに緑色の苔がびっしり…!

見た目も悪いですし、そのままにしておくとどんどん広がってしまいます。

苔はどのように除去できるのでしょうか。

苔は見つけたら早く除去することが大切です。

今回はベランダにつく苔の掃除の仕方と再発防止について解説します。

ベランダに苔が付く原因

ベランダは、日当たりや季節によって苔が生えてしまうことがあります。

ベランダに苔が生える条件

・半日蔭

・水分がある

・ベランダの材質が苔の胞子が付着しやすい

・苔の種が飛んでくる環境

洗濯物を乾かすベランダは風通しが良い場所ですが、ベランダの内側や日が当たらない部分、風通しが悪く空気がたまる場所は湿気が多くなります。

苔は、水はけが悪い場所や梅雨の時期など湿気が多い時期に繁殖します

また都会より、山や自然が近い方が胞子が飛んできやすい環境となり、苔が繁殖する可能性が高くなります。

ベランダの材質により苔の胞子が付着しやすい場合もあります。

苔は放置すると広がり根が深くなり、落とすのが難しい苔となるので早めの対処が必要です。

熱湯や市販のカビ取り剤での除去は注意が必要

熱湯を使用すると苔は死滅しますが、ベランダの材質によっては、ベランダ自体を痛めてしまう可能性があります

一般的な壁材などは熱湯ほどの高温の耐熱性はありませんので、十分注意しましょう。

また熱湯をベランダの広範囲にかけるのは火傷の危険性があります。

市販のカビ取り剤も苔の菌には有効です。

ただし、やはりベランダの素材によっては変色してしまう恐れがあるので使用には注意が必要です。

「苔専用の除去剤」を使用する

苔を除去するためには、苔専用の除去剤を使うことがオススメです。

ベランダの他、外壁やコンクリートのコケを落とすことが可能。

メーカーにより使用方法が異なりますが、基本的に苔が生えている場所に塗布することで苔を除去することができます。

苔の生えている範囲や場所を考慮して苔除去剤を選びましょう

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レインボー薬品 コケとーるシャワー

薄めずに使える苔除去剤。

苔が広範囲に広がっている場合は壁側はスプレータイプ、床はシャワータイプを使うと苔にまんべんなく除去剤がいきわたります。

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パネフリ コケそうじ濃縮液

天然原料から作られた、農薬成分、化学合成物質ゼロの苔除去剤です。

中性除去剤なので壁材を傷める心配がありません。

広い面積を掃除する場合には業務用濃縮がオススメです。

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TO-PLAN キエール・コケカビ

スプレー容器に5倍に薄めてスプレーして使用します。

主成分の塩化ベンザルコニウム液は、医療現場でも殺菌消毒などに使われている、安全性の高い成分です。

苔専用除去剤使用時の注意

苔除去剤は雨で流れると効果がなくなります。

雨が降らない日に散布をしましょう。

花や苗など、植物にかかると枯れてしまう恐れがあるので注意してください。

ベランダの材質や塗料の種類によっては苔専用除去剤が合わずに塗料が剥がれたり、材質を劣化させてしまったりすることがあります。

使用前に必ず裏面の注意を確認してください。

高圧洗浄機を使用する

高圧洗浄機は水圧を利用しているため、ベランダを傷つけずに苔を落とすことができます。

ベランダや外壁を掃除する場合はハイパワーモデルの高圧洗浄機がおススメですよ。

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高圧洗浄機 K 3 サイレントベランダ

根が深い苔の場合は、高圧洗浄機で表面をきれいにした後、苔除去剤を使用するとより効果的です。

苔の再発を防止するには?

 

苔の根は深いところまで入り込んでいる場合もあります。

こすって苔を落とし、表面がきれいになったように見える場合でも、根が残っていればすぐに繁殖します

苔の根がなくなるまでしっかりと苔を取り除きましょう。

再発させないためには苔が繁殖しない環境を作ることが大切です。

風の通り道を確認し、風をふさぐ物がある場合は物を移動させましょう。

また、ベランダを定期的に掃除することにより、付着し始めた苔の胞子を落とすことができます。

ベランダが苔が生えやすい環境にある場合は、予防的に苔除去剤を塗布することもオススメです。

専門業者に洗浄を依頼する

長く放置して苔が広範囲になってしまい、根が深い場合は専門業者に除去を依頼するのも一つの方法です。

根が深い苔は1度の苔除去剤の塗布では落ちきれないこともあります。

また、苔を除去するためだけに自宅で高圧洗浄機を購入するのも費用が掛かりますね。

個人では難しいと判断をしたら、専門業者に相談してみましょう。

まとめ

苔は苔の生える条件がそろえばあっという間に繁殖をしてしまいます。

根が深い苔は除去にも時間がかかります。

小さな苔でも発見した場合すぐに除去しましょう。

苔を繁殖させないためには苔の生えない環境を整えることが大切です。

風の通しを良くし、湿気をためないようにし、定期的にベランダを掃除をしておくことも苔の予防になりますよ。