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更新日 :2022年02月10日

洗面所の臭いを解消したい!原因から場所ごとの対策方法まで徹底解説

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あなたのお家の洗面所、なんか嫌な臭いがしませんか?

洗面所は毎朝使う場所なので、そこから下水のような悪臭がするとさわやかな朝が台無しですよね。

では、どこから臭いがしているのでしょうか?

洗面台下の収納」、「洗面台の排水口」という2か所から臭いが発生していると考えられます。

それぞれ原因が異なるので、対処法も違ってきます。

まずはそれぞれの場所に鼻を近づけてどこから臭いがしているのか確認してみて、それに合った対処法をしていきましょう♪

洗面所が臭くなる原因

実際にお掃除に入る前に、まず臭いの原因を確かめておきましょう。

具体的な臭いの原因は

・ヌメリ
・石鹸カス
・カビ
・歯磨き粉
・髪の毛



など。これらが排水口に付着して臭くなっている場合があります。

こまめに掃除することで汚れの蓄積を防ぐことができるので確認していきましょう。

洗面所の臭い対策【収納編】

まずは1つ目の悪臭の発生場所、洗面台下の収納。

洗面台下の収納の扉を開けて悪臭がした場合は、配管やパイプに問題がある可能性が高いです。

洗面台の下の収納の中には、排水をするための仕組みが備え付けられています。蛇口に繋がっている配管、シャワーホースなどがありますよね。

今回は、排水管の根元に着目しましょう。

排水管の根元のところに、隙間はありませんか?ぜひ念入りに確認してください。

床とパイプの間には、本来隙間がないように施行されていたり、隙間を防臭ゴムで埋めていたりします。

しかし隙間があると下水からの臭いがそこから漏れて部屋に充満してしまうんです!

隙間が確認されましたか?

その場合は、防臭ゴムや排水溝補修テープ、パテなどで隙間を埋めてしまいましょう。

防臭ゴム

防臭ゴムがついていない場合、またはゴムの亀裂・劣化がみられる場合は防臭ゴムを新しいものに交換すれば簡単に解決できます♪

防臭ゴムは、ご自宅の配水管の口径を測ってから購入してくださいね!

用意するもの
・防臭ゴム

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カクダイ 防臭ゴム 50×32 0416-4

気になる臭い、必ず防臭します。お手頃価格で、お困りの悪臭を撃退しましょう♪

手順
1
排水プレートを外す

排水管の根本部分に、白い排水プレートが付いている場合は、外してしまいましょう。

2
防臭ゴムをつける

防臭ゴムを、排水管の根元部分につけます。

3
排水プレートをつける

排水プレートを元の位置に戻します。

パテ

次にご紹介するのは、パテを使った方法です!

用意するもの
・雑巾
・パテ

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セメダイン 不乾性充てん材 すきまパテ 白 200g HC-146

かたまらないパテで、造形がしやすいです。エアコンの配管まわりや配管と壁のすき間、クーラーの配管すきまにお使いいただけます。

手順
1
汚れを落とす

隙間周辺の汚れを、雑巾などを使って落とします。濡れている場合は、よく乾かします。

2
パテで隙間を埋める

パテを手で丸めたり、棒状にしたりして隙間部分の形状に合わせましょう。隙間が残らないよう、よく押さえつけて、表面をならします。

注意
管の中に、パテのかけらを落とさないように気を付けながら作業してください!

補修テープ

最後に、補修テープを使った修理方法のご紹介です!

耐水性補修テープはご家庭の様々な場所の修理にお使いいただけるので、買っておいて損はないかもしれません♪

用意するもの
・雑巾
・耐水性補修テープ

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3M スコッチ 強力多用途補修テープ 48mm幅x9m DUCT-09

ダクトテープからアウトドア用品まで、水回りの補修・固定に幅広く使える、多用途補修テープです。水に強く、手で切れるので作業性に優れています♪

手順
1
汚れを落とす

隙間周辺の汚れを、雑巾などを使って落とします。濡れている場合は、よく乾かします。

2
テープで隙間を埋める

排水管と床との間の隙間に、テープを貼って隙間を埋めていきます。テープは、排水管の方向に沿って何枚も貼った方が、強度を保つことが出来ますよ!

洗面所の臭い対策【排水口編】

2つ目の臭いの発生場所、洗面台の排水口が臭い場合について考えていきましょう!

洗面台の排水口が臭い場合は、2つの原因が考えられます。

・トラップの水不足
・ゴミ受けの汚れ



どちらの原因に心当たりがありますか?

どちらも簡単に対処できるので、分からない場合は両方やってみてくださいね。

トラップの水不足

排水口からの悪臭の原因の1つとして考えられるのが、排水管内にあるトラップの水不足です。

トラップ、というのは排水管の中で「S」の形に曲がっている部分のこと。

このトラップは、排水の臭いや、虫が排水口まで上がってこないようにする仕組みです。

S字状になっていると、その部分に水が溜まりますよね。

その溜まった水「封水」で、文字通り蓋をして、悪臭が上がってくるのを封じているんです。

空気がそこで遮断されるので、下水の臭いが上がってこない、ということなんですよ♪

しかし、この封水は長期間洗面台を使用していなかったり、水を勢いよく出し過ぎたりするとなくなってしまいます。そうすると、空気が遮断されないので、悪臭に繋がるんです!

これは水が不足しているわけですから、水を流せば解決することができます。
寝る前に水を少し流しておくだけで大丈夫ですよ♪

ゴミ受けの汚れ

洗面台の排水口に設置した、髪の毛などのゴミをキャッチするゴミ受けに、汚れは溜まっていませんか?

ゴミ受けを掃除、または交換して、排水口まわりも一緒に綺麗に掃除すると、悪臭が解消されるかもしれません♪

頑固な臭いはプロの洗面所クリーニング

自分でどんなに頑張って、臭いを取ろうとしても、気になる…

ついてしまった臭いが強すぎると、こういうこともあるかも。

どうしても自分の力じゃあ臭いが取れない場合には、迷わずに業者さんに手伝ってもらうことにしましょう!

洗面所クリーニングをプロの方に頼めば、悪臭ともさよならできるかもしれません。

「ユアマイスター」では、洗面所クリーニングのプロに「洗面台の汚れを放置しているとどうなりますか?」と聞いてみました!

たくさんのプロの意見の中から、一部を紹介します。

クリーンメンテさん(東京都)

カビとバクテリアや髪の毛がつまりますので、臭いがきつくなります。

クリーンラボさん(神奈川県)

つまってしまったり、悪臭の原因になってしまいます。

しっかり洗面所をきれいにしておかないと、臭いの原因になってしまうのですね。

でも、プロじゃないと取りきれない汚れもあります。

その汚れが臭いの元になっている可能性もあるので、自分で解決できない場合には、プロに相談してみましょう!

「ユアマイスター」では、もっとたくさんのプロに、他にもいろいろな疑問に答えてもらっています。

そんなプロの声を「プロが答えてお悩み解決!アスクマイスター」に集めました。

自分でお掃除するときも、ハウスクリーニングをお願いするときも、役に立つこと間違いなしです!

プロの洗面台クリーニングをより詳しく

もう臭わせない!再発防止策は?

洗面所のイヤな臭いを再発させないためには、日頃から対策や予防をしなければいけません!

定期的に掃除をしたり、洗面所で使っている物をこまめに洗ったりすることだけでも、それなりに予防にはなります。

ただ、ここではもう少し具体的な対策をご紹介しますね!

排水キャップが乾かないようにするのもコツ!

臭い対策のために排水キャップをしても、排水キャップが乾いてしまうと臭いが戻ってくることがあります。

乾かないようにするために、長い間使わない場合でも定期的に水を流すことがポイントになってきます!

排水管の耐用年数を調べるのもコツ!

日々の生活で配水管を傷つけないように気をつけていても、年数がたてばそれなりに劣化してきますよね。

配水管の耐用年数は物により違いますが、古くなってきたら新しい物と交換するのがオススメ!

ずっと古いものを使っていると、これまた臭いの原因となるので、注意してください!

まとめ

洗面所の臭いの原因は、「洗面台下の収納」「洗面台の排水口」の2つ。

どちらから臭いがしてくるのか、まずはじめにきちんと確認してくださいね!

そして、洗面所下の収納が臭いときには隙間を埋めること、排水口が臭いときには水を流す掃除をすることで対処できます。

意外と自分でできる対策なので、ぜひこの記事を読みながらやってみてくださいね。

また、それでも悪臭が消えない、という場合にはハウスクリーニング業者さんにお願いしてみるのも手です。

お掃除のプロにお願いすると、時間や手間がかかってなかなか出来ない洗面所のお掃除を、完璧にやってくれますよ♪