洗面台はコーティングで3年水垢知らず!超撥水で新品のような輝き!

YOURMYSTAR STYLE編集部

更新日:2022年02月10日

毎朝、顔を洗ったり歯磨きしたり…家族の支度でバタバタするのが洗面所。

顔を洗う時にふと、洗面台を見てギョッ!いつの間にか水垢がびっしり…!
…なんてこと、ありませんか?

「掃除場所」と聞くとパッとすぐには思い浮かばないのに、気が付いたら水垢や黒ずみで汚れているのが洗面台。
掃除の手間は増やしたくないけれど、毎日家族全員が使う場所だからこそ、いつもキレイにしておきたいですよね。

そんなあなたには、洗面台のコーティングがおすすめ!
洗面台の表面にコーティング剤を塗ることで、表面の水を弾く力をグッと高め、水や汚れをその場にとどまりにくくさせるのです。

今回は、そんな洗面台コーティング剤の

・水垢への効果
・種類
・使い方
・コーティング後のお手入れ方法

をババンと伝授しちゃいます。
最後には水回りのお手入れに便利なグッズも紹介していますよ!

そもそも水垢って何?

洗面台の悩みのタネといえば「水垢」。表面に白くモヤ〜ッとこびり付いて、ゴシゴシこすっても落としにくいですよね。

洗面台は毎日何回も水を使う場所なので、落としても落としても気が付けばまた水垢が…なんてこともあります。

そもそも、水垢って何なんでしょう?

水垢とは、水道水に含まれるカルシウムやナトリウムといったミネラル分が石灰化し、固まったものです。

洗面台の表面に水道水が残ったまま放置されると、水分は蒸発しますが、このミネラル分が固まることで白い水垢がこびり付いてしまうのです。

つまり、「洗面台が水で濡れたままにすること」が水垢の一番の原因

水を弾く力(=撥水(はっすい)性)の落ちてしまった洗面台は水ハケが悪く、水を使うたびに丁寧に表面を拭かないと、どうしても水垢ができてしまうのです。

コーティング剤は水垢に効果がある?

そこで便利なのが洗面コーティング剤

フッ素やシリコンでできた樹脂が洗面台の表面を覆い、撥水性を高め、水や汚れを弾くアイテムです。
コーティングすることで洗面台の水ハケが良くなり、表面に付いた水滴や汚れがスルスルッと流されてしまいます。

水が洗面台の表面にとどまることを防いでくれるので、水垢ができにくくなります。
水を使った後に洗面台をサッと拭けば、拭き残しもなくキレイに水を取ることができちゃうんです!

さらに、洗面台の表面にしっかりと膜が定着するため、長期間の撥水効果が続きます。
短いものだと、「スプレータイプ」のコーティング剤で1ヵ月、長いものだと「液体/布タイプ」で3年もの効果が続くんですよ。

このことから、コーティング剤は水垢対策に効果があると言えます!
日々の洗面台掃除をとっても楽にしてくれる優等生なんです。

どんな種類があるの?

コーティング剤には主に2つの種類があります。
撥水効果の続く期間の長さの違いで分かれています。

スプレータイプ

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商品画像
ティポス 超撥水コーティング剤 弾き 520ml

こちらは撥水効果が1ヵ月続くスプレータイプ。
効果が続く期間は短いですが、簡単・手軽にコーティングすることができます。

コーティングが剥がれてきたり、水ハケの悪い部分があっても、気になるところにピンポイントでコーティングできるのが大きな魅力です。

また、住宅設備の管理が厳しい賃貸のお宅では、3年もの長期間コーティングが禁止されている場合があります。

賃貸で暮らす方や手軽にコーティング剤を試してみたい方、失敗しないか不安な方には、このスプレータイプが最適です。

液体/布タイプ

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商品画像
WAKI 3年美キープ 洗面用コーティング剤 10ml CTG001

そしてこちらが、撥水効果が3年続く液体/布タイプ。
洗面台に、ふきんやスポンジにコーティング剤を付けてから塗るのが「液体タイプ」で、あらかじめコーティング剤が染み込ませてある布で塗るのが「布タイプ」です。

長期間・しっかりとした撥水効果の続くコーティングを叶えてくれるのがこのタイプ。
スタンダードなコーティング剤として、多くの商品が出ています。

この液体/布タイプ、強い撥水効果が長く続くので、塗り直しができないという特徴があります。
コーティング剤の上にさらにコーティング剤を重ねても、洗面台表面に定着しないからです。

液体/布タイプで洗面台にコーティングをする時は、塗る順番などを考えながら、慎重に塗っていってくださいね。

コーティング剤を買う前に、まずは確認

とっても便利なコーティング剤。
すぐにでも買って試してみたくなりますが、買う前にチェックしておくことがあります。

自宅の洗面台の素材を確かめて

洗面台の素材には、主に

・陶器
(焼き物。洗面台の素材で最もポピュラー)
・人工大理石
(アクリル樹脂などの樹脂を固めた人工素材)
・ホーロー
(金属の土台をガラス材でコーティングしたもの)

の3種類が使われています。

ほとんどのコーティング剤が陶器には使えますが、一方で、人工大理石やホーローには使用不可としているコーティング剤も。
合わない素材にコーティング剤を塗ってしまうと、撥水効果がなくなるだけでなく、シミや汚れのもととなってしまう可能性があります。

コーティング剤を買う時は、必ず自宅の洗面台に合ったものを探しましょう!

新築の場合は施工業者さんに確認を!

家が新築の場合、入居前にあらかじめ洗面台にコーティング処理がされているかもしれません。
すでにコーティングされた上からコーティング剤を塗っても定着しないので、注意が必要です。

新しく引っ越したお家の洗面台にコーティングをしたい場合は、必ずお家を建てた施工業者さんに「工事の際に洗面台にコーティングをしたか?」を聞いてみるようにしましょう!

コーティングの基本手順

それでは、コーティング剤はどのように使えばいいのでしょう?
その手順は簡単4ステップ!

1.洗面台に付いた水垢や汚れを掃除する
2.洗面台の水気を取り、乾燥させる
3.コーティング剤を塗る
4.硬化するまで待つ

コーティング剤は2種類ありましたが、この手順はどれも同じです。
今回は液体タイプのコーティング剤を使って説明していきます。

用意するもの

[1]水垢を落とせるクレンザー
[2]スポンジ
[3]タオル
[4]コーティング剤
[5]ゴム手袋
[6]ふきん

1. まずは水垢を落とす掃除から
コーティングを始める前に、洗面台をキレイに掃除しておきましょう。
クレンザーとスポンジで、既に付いてしまっている水垢や汚れを落とし、ピカピカにします。

汚れが取れたら、クレンザーの粉が洗面台表面に残らないよう、よく水で流します。

2. 洗面台の水気を取り、乾燥させる

洗面台全体の汚れが取れたら、表面に付いた水滴を拭き取ります。
少しの間乾かして、表面に水分が全くない状態にしましょう。

これでコーティング剤を塗る準備ができました!

3. コーティング剤を塗布する
ふきんにコーティング剤をたっぷり付けて、均一に洗面台の表面全体に塗っていきましょう。

注意
コーティング剤を使う時は必ず換気する!

コーティング剤は体に有害な臭いを出します。
コーティング剤を使う際は、必ず換気をし、締め切った場所では使わないようにしましょう。

POINT
コーティング剤は均一に、重ねずに塗る

塗る時は往復せず、重ね塗りがないように気を付けてくださいね。
コーティング剤が重なってしまうと、表面に定着しづらくなります。
奥から手前に手を動かすと塗りやすいですよ。

水のあふれ・こぼれを防ぐ穴(オーバーフロー穴)に塗るのも忘れずに!

4. 硬化するまでじっと待つ!
コーティング剤が塗れたら、後はじっと待つのみ!
コーティング剤を乾燥させ、硬化するのを待ちましょう。

硬化時間はお使いのコーティング剤の表記を守って、硬化する前に洗面台を使うことは避けてくださいね。
硬化時間のおおよその目安は3時間~6時間です。

これでおしまい!
無事に洗面台のコーティングが終わった後、ジャーッと水を流してみると…。

水が流れずに洗面台表面に残っているコーティング前に対し、コーティング後の方が水ハケが良くなっているのが分かりますね!

コーティング後のお手入れを欠かさずに!

洗面台にコーティングをしても、すべての水や汚れが弾かれるわけではありません。
こまめなお手入れが、いつまでもキレイな洗面台を保つコツですよ!

日々の拭き取りが欠かせない

水垢は、「洗面台が濡れたまま放置する」ことが主な原因。
コーティングして水ハケが良くなった洗面台でも、表面に残った水を拭き取ることは欠かさないようにしましょう。

水を使ったら拭く、ということを家族で習慣づけられるといいですね。

洗剤はよく流す

コーティングをした上からでも、汚れてしまったら洗剤やクレンザーを使って掃除をすることは可能です。

ただ、コーティングした表面をゴシゴシと力強くこするのはNG!
コーティングを剥がさないよう、むやみに洗面台の表面を固いスポンジなどでこするのはやめてくださいね。

掃除をするときは、洗剤が洗面台表面に残ってしまわないよう念入りに水で流しましょう!
洗剤が残ってしまうと、埃や汚れを巻き込んで、水垢や黒ずみの原因となってしまいます。

注意
塩素系・酸素系の漂白剤や洗剤は、使う前に確認を!

塩素系・酸素系の漂白剤や洗剤は、コーティング剤を分解してしまうため使えない場合があります。
必ずお使いのコーティング剤を確認して、お手入れ用品を用意しましょう!

水回りの簡単お手入れグッズを紹介

洗面台の表面だけでなく、鏡のくもりや排水口の臭いなど、悩みの絶えない洗面台周り。
そんな洗面台のお手入れを楽にしてくれるアイテムを紹介します!

もちろん、洗面台をコーティングしたうえで使える商品を取り上げています。
洗面台のコーティングにプラスして、洗面台のお手入れに取り入れちゃいましょう!

日々の拭き取りなら水垢ダスターがおすすめ!

コーティングしたと言えども、洗面台が濡れたままにしておけば、いずれ必ず水垢が出てきます。
そうなる前にこまめに洗面台を拭いておくのが、一番の水垢予防!
ストラップのついた水垢ダスターなら、洗面所のそばに掛けておいて、水を使ったらサッと拭けます。とっても簡単!

おすすめ 商品

商品画像
マーナ 水垢とりダスター W180

こちらの商品の場合は、緑色の面が頑固な水垢を落とすハード面、裏の黄色の面が傷つきやすいものの水分を拭き取るソフト面となっています。

コーティングを傷つけないためにも、日々の拭き取りはソフト面を、水垢ができてしまった場合にはハード面を使ってすばやく水垢を取るようにするといいでしょう。

蛇口周りの細かい汚れにはこれ!

蛇口周りは、こびり付いた水垢やサビで汚れてしまいがちですよね。
かと言って、拭きにくい形をしているし、面倒で放置している方も多いのでは?

おすすめ 商品

商品画像
マーナ 掃除の達人 すみずみ消しゴムケース付 W086

こちらの商品は細かいところの汚れもすみずみまで取ることができるアイテム。
歯ブラシや歯磨き粉などと一緒に立てておけば、気になるところを見つけたら、すぐにサクッと落とせちゃいます。

注意
蛇口周りにのみ使ってください。

この商品は研磨剤です。コーティングを剥がす恐れがあるので、洗面台の表面には使わないようにしましょう!

気になる鏡のくもりには

身だしなみを整えようと思って鏡を見ると、くもって全然見えないよ!…ということはありませんか?
くもり止めスプレーやフィルムを使えば、キレイな鏡を保てます。

おすすめ 商品

商品画像
レック 鏡 の くもり止め スプレー

鏡にこびり付いた水垢が気になるという方は、クレンザーや専用の研磨剤などを探してみるといいかもしれません。

「自宅にあるもので鏡のくもりを解決したい」という方は、この記事がおすすめ!
新聞紙や歯磨き粉といった身近なもので鏡のくもりを取る方法を紹介していますよ。

汚れや臭いがたまりがちな排水口にはこれ

洗面台を使っていて、イヤ~な臭いが漂ってきた…排水口を開けてみたら髪の毛や油脂のヌメリでギットリ…!
そんな排水口の汚れ・臭いには排水管洗浄剤(パイプクリーナー)を使って、排水口の中身をスッキリ掃除しちゃいましょう。

おすすめ 商品

商品画像
パイプ洗浄剤 ピーピースルーF 600g 業務用排水管洗浄剤

こちらの商品を使う時は、必ず手袋をして、換気しながら作業をしましょう。

排水口のお掃除方法が知りたい方にはこの記事がおすすめですよ!

まとめ

毎日拭き掃除をしていても、いつの間にか汚れてしまいがちな洗面台。

今回は、洗面台のコーティング剤について紹介しました。
コーティング剤で洗面台の表面をコーティングすると、水や汚れを弾く撥水性が上がり、水垢が付きにくくなります。
コーティングに、水回りのお手入れグッズもプラスすれば、キレイな洗面所をラクラク長続きさせることができますよ。

家族全員が毎日使う場所だからこそ、毎日ピカピカにして、良い朝を迎えましょう!

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