家の顔ともいえる玄関。
新しい年を迎える前に大掃除をしてきれいにしておきたい場所の一つですね!
普段は掃き掃除だけという方も多いと思いますが、玄関は外からの汚れと部屋からのほこりが集まる場所で、床だけでなく壁や靴箱などにも汚れが蓄積しています。
年末に徹底的に大掃除をしてみましょう。
・床(たたき、タイル)
・ドア
・壁
・靴箱
この4か所を掃除すると、スッキリきれいな玄関になります。 場所別に掃除方法をご紹介します!
外から帰ってきた靴を脱ぐ床は玄関で1番汚れている部分ですね。
まずはドアを開け、通気をよくします。
玄関の土や砂ほこりを取り除いた後、しっかり水拭きをしましょう。
ほうきで汚れが舞い上がるのが気になる場合は掃除機で吸い取ってもOK。
汚れがたまりがちな玄関の隅やタイルの目地の汚れは歯ブラシなどでかきだします。
固く絞った雑巾でしっかりと床拭きをして完了。
風通しを良くして乾かしましょう。
汚れがこびりついている場合や、もっとスッキリと仕上げたい場合は水洗いしましょう。
水洗いの前に床のタイル素材が「人口石」なのか「天然石」なのかを必ず確認してください。
大理石や御影石などの「天然石」はデリケートなのでこすり洗いは避けましょう.
汚れがひどい場合はハウスクリーニング事業者に依頼することをおすすめします!
床のタイルの表面が「ザラザラしているタイル」、「ツルツルしているタイル」とで洗い方が異なります。
掃き掃除の後、ホースで軽く湿る程度に水をかけデッキブラシでこすり洗いをしましょう。
目地は歯ブラシなどで丁寧に。
汚れが落ちたら水で洗い流します。
集合住宅などで水が流せない場合は、水に浸してゆるくしぼった雑巾で全体を濡らしてください。
デッキブラシ(またはタワシ)でこすり洗いをし、水に浸し固く絞ったぞうきんで汚れを拭き取ります。
ザラザラのタイルは雑巾が引っ掛かり繊維が残ってしまうことがあるので、無理に雑巾でこすらず押し当てるように拭き上げましょう。
ホースで軽く湿る程度に水をかけモップ(または雑巾)で汚れを落としましょう。
気になる汚れにはメラミンスポンジを使って落としていきます。
水で汚れを流したら、乾いたモップ(または雑巾)で乾拭きをします。
水が流せない場合はザラザラのタイル同様に、湿らせた水に浸してゆるくしぼった雑巾を使ってくださいね。
玄関のタイルに付着する黒ずみ汚れには、アルカリ性の性質を持つ重曹やセスキ炭酸ソーダが効果的です。
デッキブラシやモップで水洗いをする時にスプレーボトルに入れた重曹水(またはセスキ炭酸ソーダ水)をスプレーしましょう。
重曹水は水100mlに対して重曹小さじ1杯、セスキ炭酸ソーダ水水500mlに対してセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯が分量の目安です。
水拭きの前にしっかりと掃き掃除をする!
掃き掃除の前に水をまいてしまうと、砂やほこりが湿ってタイルにへばりつき取りづらくなってしまいます。
雑巾はきれいなものを!
汚れた雑巾を使うと砂やほこりを床にこすりつけることになります。
雑巾は常にきれいなもの、きれいな面を使うようにしましょう。
最後にしっかりと乾燥させる!
床に湿気が残ってしまうと汚れが付着しやすくなり、カビの原因にも。
掃除後はしっかり乾燥させるようにしましょう。
出入りのために開け閉めをするドアも日々の汚れがたまる場所です。
ハンディモップで全体の汚れを払い落した後、水拭きをします。
外側の方が汚れているので、掃除をするときは「内側→外側」の順に掃除をしていきましょう。
手垢などが付着しやすいドアノブは固く絞った雑巾で拭き掃除をします。
インターホンなども一緒に掃除しましょう。
目に見えるほこりや汚ればかりではなく、手垢なども付着している場所です。
壁、天井のほこりをハンディモップで落とします。
ほこりの溜まりやすい照明器具も丁寧に汚れも落としましょう。
天井付近にはクモの巣などがある場合もあります。
玄関の壁の目線より下は手垢が付着する場所です。
固く絞った雑巾で水拭きしましょう。
水拭きで落ちない汚れは、食器用の中性洗剤をつけた雑巾で拭き取ります。
水拭きで洗剤をふき取り、乾拭きで仕上げます。
掃除をする前に靴箱の上に置かれたもの、靴など中のものを取り出しましょう。
靴箱の上はハンディモップでほこりをはたき、靴箱の中をほうき(掃除機)やハンディモップで砂やほこりを取り除きます。
次に、固く絞った雑巾で水拭きをしましょう。
この時にアルコール除菌スプレーを使うとカビ予防になりますよ。
しばらく扉を開けた状態で良く乾かしてから、元に戻しましょう。
玄関掃除では思い切って断捨離もしてみましょう。
履いていない靴や傘など処分すると玄関もスッキリしますよ。
玄関がきれいになると家のイメージも変わってきます。
家の顔でもある玄関。
年末に大掃除してみましょう!