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更新日 :2023年09月30日

畳のダニは3つの方法で根こそぎ駆除!今できる5つの対策で退治せよ

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ダニ。

ダニは目には見えませんが、結構な被害を出してくるんです。
刺すし、アレルギーも起こすし…服とか布団なら、乾燥機にかけたり外に干せば消せるんですけどね。

と、そうもいかないのが畳に住むダニなのです。

フローリングと違って繊維ですからね、潜り込んで増えてしまいます。

しかも、ダニは増え続けますし、どこかで抹消しないと被害も減りません。

完全に対策するとなると大掛かりになりますが、やるかやられるかなのです!
さあ、素肌で畳に触れられなくなる前に!

この記事を読んで、ダニを適切に対処しましょう!

畳になぜダニは発生する?

そもそも、なぜ畳にダニが繁殖するのでしょうか?

ダニが繁殖する条件として、

・温度が20℃〜30℃である
・湿度が60%である
・フケ、垢、ホコリ、食べカスが散らかっている

があります。つまりは、畳がこの状態になっている時には、ダニが繁殖しやすくなっているわけです。

この条件、結構普通の環境だと思いませんか?
そう、人間が快適に生活できる場所には、ダニが必ず発生すると考えるべきなのですよ。

そして条件の全てが揃う、暖かく湿気のある梅雨の時期に最もダニは繁殖します。

ダニの種類は?どんな被害がある?

畳にいるダニは、「ツメダニ・ヒョウダニ」の大きく2つに分けることができるとか。

この中でも、ハウスダストアレルギーや喘息の原因になると言われているのが「ヒョウダニ」。
ヒョウダニ自体は、人を刺すなど人体に直接害を加えることはないんですが…。

このヒョウダニ、死骸やフンの残骸を吸い込むと気管支に炎症が起こって、喘息やアレルギー反応を起こすのです。
で、ヒョウダニを捕食するのが、「ツメダニ」です。
良いやつじゃんって思いましたね?

が、ツメダニは人を刺すなど厄介なダニで、ヒョウダニが増えることでこのツメダニも増えるのです。ダニを許してはならない。

畳のダニを除去!

畳にダニが発生したのなら、畳を張り替えれば良いという話にもなります。

しかし、畳の張り替えは1畳あたり、3,000円〜5,000円します。

これを毎回繰り返していたのでは、お金がいくらあっても足りませんよね?そして何より、ダニを発生させないための根本的な解決にはなっていません。

なので、畳にダニを繁殖させないための掃除方法を知っておくことが大切ですよ♪

具体的には、
・掃除機を毎日かける
・拭き掃除を行う
・畳の下も掃除する
・殺虫剤を使う

などの除去方法があります!

それぞれ詳しく見ていきましょう!

掃除機を毎日かける

畳にダニが繁殖する原因は「フケ、垢、ホコリ、食べカス」が散らかっているから。

こういうダニの好物を取り除かないかぎり、ダニの繁殖を防ぐことはできないのです。

なので、「毎日掃除機をかける」ようにしましょう。

1畳あたり30秒くらい時間をかけて、丁寧に掃除機がけを行うようにしてくださいね。
傷がつかないように、畳の目に沿ってかけると良いでしょう。

拭き掃除を行う

雑巾を固く絞って畳を拭く掃除を、「2週間に1度」は行うようにしてください。来客が多い畳の場合はそれ以上の「1週間に1度」の頻度が良いかも知れません。

雑巾による水拭きを行うわけなのですが、この際

・水がポタポタ垂れないようにしっかり絞って拭く
・畳の目に沿って拭く
・拭いた後はしっかり乾燥させる

ということを忘れずに行ってください。

畳の下も掃除する

表面だけでなく、畳の下にもダニが繁殖しています。というか、ダニどころじゃなく色々繁殖してます。いやほんとマジで。

そこで、畳の下のホコリなどを取り除くために、畳干しをする際に畳の下の掃除も一緒に行ってください。
しっかり乾燥させ、隅々まで掃除機をかけてください。

殺虫剤を使う

ダニ駆除に特化したアイテムで駆除をするのもおすすめ。

掃除機や拭き掃除だけでは取りきれないダニも、退治することができますよ!

おすすめの商品を紹介するので、参考にしてみて下さいね♪

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パウダーを畳の上にかけ、掃除機で吸い込むとダニを除去できるものです。まあ要するに、毒を吸い込んでコロコロ転がったダニをパウダーもろとも吸い込むわけです。簡単でしょう?

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カーペットにも使える、噴きかけるだけで防ダニになるスプレーです。すぐ乾くタイプのやつで、表面のダニを駆除、ついでに潜んでる奴らの繁殖まで防いでくれるとか。

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こちらも畳だけでなくカーペットやソファ、クッション、枕にも使えるものです。駆除も予防もしてくれます。

畳のダニ対策はどうしたらいい?

畳の掃除方法は紹介した通りですが、同時にダニを増やさないために対策を行っていく必要があります。

ダニを減らして、さらにダニの生息場所をなくしていくために大切な工程ですよ!

ダブル敷きは避ける

来客用に畳の部屋にカーペットを敷くこともありますが、やっぱりこれもオススメできません。
なぜなら、温度・湿度共に、ダニが好む条件を作り出しているからです。

カーペットを敷いている場合は、畳の掃除と共にカーペットも掃除していく必要があります。

湿気を除去する

ダニは暖かく湿気のある場所に繁殖します。
つまりは、湿気を除去していくことが重要となってくるのです。

畳の部屋に洗濯物を部屋干しすることもあるかもしれませんが、湿度が上がっちゃうのであんまりオススメしません。
和室で部屋干しするなら、換気をする除湿機を一緒に置くようにしてください。

乾燥する季節に加湿器を使用するときも同じです。

常日頃から、定期的に部屋を換気するよう工夫してみてください。 あ、さすがに雨の日は避けてくださいね?

これは、ダニの発生だけでなく、カビも抑制する効果があるので畳を清潔に保つために欠かせないお手入れの一つですよ!

こちらの記事では、畳のダニの対策方法について詳しく解説しているので、合わせてチェックして見て下さいね♪

畳干しを行う

春・秋の年に2回のペースで、畳を干すようにしてください。

畳の外し方なのですが、マイナスドライバーを畳の縁に差し込んで、グッと持ち上げるようにすると、外せます。たぶん。

畳を戻す際には乾燥剤や防虫剤などを一緒に入れるようにすると、良いかも知れません。

畳干しはこの2点に注意してください↓↓

・畳が変色しないように、裏側を向けて干す
・しっかり叩いて、奥に詰まったダニやホコリを出すようにする

黒いナイロン袋に入れて行うとより良いでしょう。日の光で変色することもあるので。

畳の部屋にある他の物も掃除する

畳の部屋には、座布団・布団・ソファー・ぬいぐるみ・・・など、色々なものがあると思います。

これらの物もダニが繁殖する原因になります。
定期的に丸洗いし、天日干しするようにしてください。

畳のダニ、対処法をプロに聞いてみた!

ここまで、畳のダニを除去する方法、そして予防する方法を紹介してきました。やはり、畳はキレイに保ってのびのびと寝転びたいですよね。

「ユアマイスター」では、畳クリーニングのプロに「畳にダニが繁殖してしまったらどうすればいいですか?」と聞いてみました。

たくさんのプロの方の意見の中から、一部を紹介させていただきます。

柳瀬畳内装さん(新潟県)

畳屋さんに上げてもらい、防ダニシートを床に敷いてもらい畳は天日干ししてもらうのがいいと思います。

防虫シートというのは畳の下に敷くことで、ダニなどの虫を発生させるのを防ぐシートのこと。
自分で設置することもできますが、畳張り替えなどのプロにお任せすることもおすすめです♪

「ユアマイスター」では、もっとたくさんのプロに、他にもいろいろな疑問に答えてもらっています。
そんなプロの声を「プロが答えてお悩み解決!アスクマイスター」に集めました。
自分でお掃除するときも、ハウスクリーニングをお願いするときも、役に立つこと間違いなしです!

まとめ

いかがでしたか?

今回は、畳に潜むダニについて、対処法や予防法を紹介しました。

何度も繰り返しますが、畳のダニ対策には、定期的な掃除機がけと普段からの換気が重要です。

湿気を取り除くように、小窓を普段から開けて置く、除湿機を使うなど様々工夫をしてみてください。

小さい頃、畳に寝転がったら喘息起こした経験がありまして……。
それ以来注意してるんですよ。

体の小さい子どもは、大人より被害が大きくなっちゃいますからね。

寝転がれる畳を維持してあげましょう!