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更新日 :2023年08月12日

ドラレコの電源どこから取る?3つの電源の取り方で1番簡単なのは?

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もしも事故にあったとき、巻き込まれたときに重要な証拠となるドライブレコーダー(ドラレコ)。最近話題になる「あおり運転」や「危険運転」も、ドラレコ録画中ということが分かれば、巻き込まれる可能性を減らすこともできます。

ドラレコはカー用品店やインターネットでも購入できるため、自分で取り付けてみようと思う方もいるでしょう。ドラレコは簡単に接続はできますが、接続の仕方で車内の使い勝手が変わってきます。そこで、ドラレコの電源の取り方について解説します!

ドラレコに必要なACC電源とは?

ACC電源(アクセサリー電源)とは、車のエンジンがかかっていない状態でも電源がオンになる状態で使えるもの。最近の車であれば、ブレーキを踏まずにスタートボタンを1回押した状態で使える電源が、ACC電源です。

ACC電源がオンの状態で使える電装品はナビ、オーディオ、ドアミラー、シガーソケットなどがあります。ドラレコはこのACC電源に接続して電源を取っていきます。

ドラレコの電源の取り方

電源の取り方には3種類の方法があります。

1.シガーソケットからそのまま電源をとる
2.ヒューズボックスに配線付きのヒューズを付けて電源をとる
3.ナビやオーディオの裏の配線にエレクトロタップでつなぎ電源をとる

通常の仕様通りシガーソケットにプラグをつなぐ方法が一番簡単です。

「2.ヒューズボックスに配線付きのヒューズを付けて電源をとる」「3.ナビやオーディオの裏の配線にエレクトロタップでつなぎ電源をとる」というのは高度な方法なので、慣れている人でなければ難しいです。

シガーソケットから電源をとる方法

シガーソケットから電源をとる場合は、シガーソケットに電源を差し込むだけでOKです。ただし、シガーソケットから出る配線が目立つことと、シガーソケットが充電器などほかの電装品に使用できなくなるというデメリットがあります。

ヒューズから電源を取る方法

ヒューズから電源をとる場合は、ヒューズの形状を確認し用意する必要があります。

ヒューズボックスの場所を確認する

ヒューズボックスの格納場所は車種により異なるため、車の説明書で確認してください。運転席側のキックパネル(右ピラー根元)付近や、助手席側グローブボックスの裏側などに格納されているケースが多いです。

ヒューズ電源コネクターを用意する

ヒューズ電源コネクターはヒューズボックスから電源を取るために使う部品です。ヒューズの形状も車種によって異なるので、自分の車のヒューズボックスを確認して、同じ形状のヒューズ電源コネクターを用意し接続していきます。

プラスとマイナスをつなぐ

ヒューズを外すとプラスとマイナス2つの穴があります。

12Vの電圧がかかっているプラスの穴と、自分が用意した「配線付きヒューズ」の配線が出ている方を合わせるようにしましょう。

マイナス側はボディーアースにつなぎます。ボディーアースはボディーの金属部分につながっているボルトになっているので、アースの配線を挟めばOKです。

ナビやオーディオの裏の配線にエレクトロタップでつなぎ電源をとる方法

ナビやオーディオ裏の配線から電源をとる場合は、いったんナビを外さなければなりません。

ナビを外す

パネル類を外し、ナビを引き出し、ナビ裏からACC電源のコネクターを探します

コネクターにドラレコーダーの電源配線をエレクトロタップ(エレキタップ)で挟めばつなぐことができます。接続自体は簡単ですが、ナビを外す作業に難しさを感じる人もいるかもしれません。

ナビを外すときには、周りのパネル類を傷つけないようにマスキングテープなどで養生して作業をすることをおすすめします。

電源やアースがしっかり取れていないと、ドライブレコーダーが起動しません。接続後は作動確認をしましょう。

ドラレコ電源を取る時に気をつけること

内部電源の取り違いによるヒューズショート

ドラレコ用の電源を取る位置を間違えると、ヒューズが飛び、ナビやオーディオなど他の電装品が動作しなくなります。作業する前には、取り付けるドラレコと車の説明書の確認を必ずしましょう。

ACC電源と常時電源を間違えないように注意する

車にはACC電源のほかに常時電源があります。ドラレコはACC電源に接続しなければなりません。常時電源に接続してしまうとバッテリー上がりを起こしてしまうので、間違えいないように注意をしましょう。

接続に注意する

プラスとマイナスなど接続を間違えると、ドラレコが起動しないだけでなく、車の電気系統全てに影響を及ぼします。

スッキリと配線したい場合は専門店にお任せ

車の電気系統に影響を及ぼすドラレコをACC電源に接続する作業は簡単ではありません。接続に不安を感じたら無理をせず専門業者に依頼をしましょう

配線作業を行う専門店、ディーラー、修理工場、自動車用品店などに作業を依頼すると、作業工賃はかかりますが、電源や配線に関する知識があります。また、専門業者は安全できれいな配線を行ってくれるでしょう。

まとめ

ドラレコはシガーソケットに接続するだけであれば自分でも簡単に接続できますが、シガーソケット以外に接続する場合には、コードや配線への知識が必要です。電源の接続に不安がある場合は専門店に相談してみましょう。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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