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更新日 :2020年03月13日

タオルケットは自宅の洗濯機で簡単!干し方はAとMでスピーディー!

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1年を通して活躍するアイテムの代表格がタオルケットです。
あのタオルの肌触りがとても心地よいですよね♪
1枚だけサラッとかけてもよし、毛布を重ねてかけてもよし。
使い方は無限大…!

さて、そんなタオルケット。
みなさんはどのようにお洗濯していますか?
大人から子供までみんなが使うもの。
きちんと洗えていないと、皮膚のトラブルにつながる可能性も!

今回はそんなタオルケットを洗濯で綺麗に洗える方法をご紹介します。
洗い方をしっかりおさえて、清潔なタオルケットライフ(?)を満喫しましょう。

 

タオルケットをお洗濯する前に「洗濯表示」をチェック!

当然と言えば当然、タオルケットにも洗濯表示がついています。
洗うときはよく見て使うようにしましょうね。

ってなわけで、一応かるーくおさらいです。
必要ないなら飛ばしちゃいましょ。

 

新表記の洗濯表示

海外のマークと合わせるために日本のモノも統一されましたね。
よけいなことを。

お洗濯に関することは『上の開いた箱形に波線』が対応してます。

 

  ←こんなん

 

この箱と次の4つの組み合わせに注目してください!

 

数字を見つけた
中に数字が書かれていれば、お洗濯に使える水の温度を示します。
そして、洗濯機で洗うことができます

数字は30、40、50、60、70、95の6種類。
全部見たことある!ってあなたは、相当のお洗濯マスターですね。

中に書かれている数字は、限界の温度です。
それ以上の温度にはしないように気を付けてくださいね。

 

横線を見つけた
マークの下に横線が1or2本書いてあれば、それは洗濯物のデリケートさを示します。
横線があっても、洗濯機で洗うことができます

ただし2本線のときは、やさしく洗えるモードにすることをおすすめします。
手洗いコース」「おしゃれ着コース」「弱水流コース」とかってコースですね。

洗剤もおしゃれ着用のものを使うのがおすすめです♪

 

手の平を見つけた
手が描いてあれば、手洗いオンリーだということです。
お洗濯したい生地の素材と照らし合わせて、洗い方を調べてみるとよいでしょう。
ほら、ちょうど右上に検索するところがありますよ?

手の平には、数字は書いていません。
が、最高でも40℃が限界です。

 

×印を見つけた
×印があればご想像どおり、洗濯不可です。
手洗いすら許されません。
クリーニング店へ持っていくといいでしょう
クリーニングについて不安なら「クリーニングの出し方徹底解説!初めてお店に行く前に必ず読むべし!」の記事でも参考にしてください。

 

旧表示の洗濯表示

執筆時点ではまだ旧表示が多いですねー。
関係があるのは2種類、洗濯機の簡易イラストとさっきの台形です。

   ←こんなん

旧表示でも注目する組み合わせは4つです!

 数字を見つけた
数字の意味は?
そう!お洗濯に使える水の温度

旧表示の数字の種類は、30、40、60、95の4種類。
新しい表示では、ここに2つ追加されたんですねー。

 

 「弱」を見つけた
洗濯機マークの中で見ることができます。
『弱』の意味は、新表記の横線と同じです。

やさしく洗えるモードにするか、手洗いがおすすめです。

 

 「手 洗 イ」を見つけた
台形マークの中で見ることができます。
『 手 洗 イ 』の意味は…文字通りですよ、がんばって。

洗濯機には頼れません。

 

 ×印を見つけた
新表記と同じ、洗濯禁止です。
クリーニングへGo.

 

洗濯表示をちょっとていねいに解説しました。
が、タオルケットの場合、たいていは洗濯機で洗えるので心配ご無用です。

 

タオルケットの洗い方

さあ洗いましょう。

って言っても、ほとんど洗濯機にぶち込むだけなんですけどね。
まあ、ぶち込んでもいいのですが、きちんと畳んで洗うと傷みにくいです。
ということで、たたみ方から紹介します。

タオルケットを畳もう

久しぶりに折り紙をする、くらいの楽しむ気持ちでトライしてくださいね。
ジャバラ折りと呼ばれる方法です。

   手 順  

1.  タオルケットを敷く

自分から見て横長になるように敷きます。

 

2. 短い方の辺が1/2の長さになるように、半分に折る

横長に置いていたら、手前から奥に半分に折っても同じことですね。

 

3. 上だけを手前に折り返す

半分に畳むと、2枚重ねになっていると思います。
その上の方だけを手前に折り返します。

折り返した部分は、元の長さの丁度1/4になっていると思います。

 

4. 全体の裏表をひっくり返して、反対側も同じように折り返す

さっき折り返さなかった方を、折り返しましょう。

断面を見ると、山折り、谷折り、山折りとなっていると思います。
谷折り、山折り、谷折りという見方もできますが……。
WだとかMだとかそんな感じになっていれば、OKです。

 

5. 長い方の辺も山折りと谷折りを繰り返す

今度は、ここまで1度も折っていなかった長い方の辺を折っていきます。

このときの幅は、折ったときに正方形になるくらい。
全体の大きさを見て、長い方の辺の長さの1/6や1/5くらいの幅で折っていくと、端っこまでキレイに折れると思います。

最後は、お使いの洗濯ネットの大きさに合わせて折ってみてください!

 

洗濯機で洗おう!

畳めたら、洗っていきましょう!

洗濯機で洗う時に気をつけたいのは、何をおいてもさっき紹介した洗濯表示。
洗えるのか洗えないのかの確認が大切です。
確認せずに洗ってしまうと、縮んでしまうことがあるので注意です!

 用意するもの 

・洗濯ネット
・洗濯用洗剤

 

   手 順  

1. 洗濯ネットに入れる

糸くずとか洗い残しとか面倒ですからね。

 

2. 洗剤を入れて、洗う

「大物洗いコース」とか「毛布コース」で洗うのをオススメします。
なければ別に標準でもいいですよ。

洗剤は、あまり傷んでほしくないときは、おしゃれ着用の中性洗剤を選ぶといいですよ。
そんなに気にしないというときは、普段使っている洗剤でOKです!

 

3. 乾かす
この記事の本題でしょう。次の段落で詳しく解説いたします、今しばらくのご辛抱を。

 

洗濯表示を確認して洗えば、基本的に失敗することはありません。
が、コツを挙げるなら……そうですね。

注意
柔軟剤を頻繁には使わない

柔軟剤ってコーティングなんですよ。トリートメントみたいな。
タオルケットの表面がコーティングされちゃうと汗を吸わなくなるって寸法です。

 

柔らかいほうがいいのはそうでしょうが、寝てる間に出た汗の行き場が無くなっちゃいますからね。
夏とかタオルケット内の湿度が上がって、熱が逃げなくなりますもん。
たまに、にしましょうね。

 

コインランドリーで洗えるの?

いやまぁ洗えない訳がないんですけどね。
乾燥機がいっしょに付いてることも多いので、雨の日なんかは重宝しますね。

んで、気をつけたいのはその乾燥時間

 

冬用の毛布やタオルケットなどが乾燥するまでの時間は、一枚あたり大体40分から50分です。
料金は乾燥機10分の使用あたり100円ってのがよく見ますね。

コインランドリーで洗うときも、洗濯表示の確認を忘れないようにしましょう。

 

タオルケットを乾かす業!

ハンガー

先ほど少し触れましたが、ここでは、洗濯したタオルケットの干し方を紹介します。

代表的な干し方に「M字干し」、「A字干し」などがあります。
では、それぞれの干し方を紹介します。

 

「M字干し」

「M字干し」は、干したタオルケットがM字になるように干していく方法です。
この方法で干すことにより、通気性が良くなり、一本の竿にかけるより早く乾きます。

 用意するもの 

・ハンガー3本

   手 順  

1. 洗濯竿かハンガーを2本並べる

平行に並べましょう。離しすぎちゃだめですよ?

 

2. タオルケットを用意した2本にかける

ハンガーの場合は、三角形の底辺を使いましょう。

 

3. 真ん中をすこし下に引っ張る
M字になったかなーってぐらいテキトウで大丈夫です。
吹き飛びそうなら洗濯バサミでも使いましょう。

 

M

 

「A字干し」

こっちは物干竿が 1本の時に使う方法です。
ハンガーの長さじゃタオルケットが入りきらなくてM字にならないでしょうからね。

 用意するもの 

・物干し竿
・ハンガー2、3本

 

   手 順  

1. 竿にハンガーを並べる

ハンガーは 2,3本がGOODと言ったところでしょうか。
タオルケットの短い方の幅に入りきるぐらいに、ハンガーの間隔を広げましょう。

 

2. 上からタオルケットをかける

ハンガーをかけた所に、タオルケットの中心が竿に来るように干します。
タオルケットの長い方の辺が半分になるように折りたたんだときの折り目が、竿の上に乗っかるイメージです。

ハンガーの両端でタオルケットを支えるようにすると、真ん中に空間ができるでしょう。
ほら、前からみるとなんとなくA字っぽい……ような?

洗濯でホコリやダニはとれる?

タオルケットの干し方は覚えましたね。
ここまで来ればもう安心!・・・と思ってはいませんか?

冒頭でもお話したように、タオルケットは1年を通して使えるアイテム。
その分気になるのがホコリダニの存在。
夏場は汗もかくので、余計気になりますよね。

どう対処していいのか分からない方も多いと思いますが、ご安心ください。
結論から言いますと、洗濯でホコリやダニは取ることができます

まずは気を付けたいポイントに触れていきましょう。
その後、洗濯のコツについてお話ししたいと思います。

見えないホコリやダニに注意

まず問題になるのは、目には見えないということ。
キッチンなどの汚れと違い、ピンポイントで対処することは難しいですね。

さらに、これだけ細かいと空気中に舞ってしまうのでいろんな問題が発生します。
ホコリとダニに分けて見てみましょう。

ホコリ

ホコリとは、衣類などがほつれた繊維にチリなどのゴミが絡まったものです。
放っておくとアレルギーなどの原因になるので要注意。

今回のタオルケットはもこもこした表面が気持ちいい一方で、ホコリが付きやすいアイテム。
身体にかける際は持ち上げるので、ホコリが舞ってしまうのは仕方がないですね。
洗濯法やコツを知って対策していきましょう!

ダニ

目に見えないサイズの小さな虫で、最も多いのがチリダニと呼ばれる種類。
直接噛んだりはしませんが死骸やフンがアレルギーの原因になります。

また、このチリダニをエサとしてツメダニと呼ばれる種類も増えていきます。
こちらは噛んできますし、赤いポツポツがでる皮膚炎も引き起こします。

小さなお子さんのいるご家庭では、どちらも無視できない問題ですね。
それでは対策となる洗濯のコツについてご紹介していきましょう。

ホコリやダニをとる洗濯のコツは?

ホコリ対策

ホコリはタオルケットの繊維とうまく絡まっています。
払っただけでは落ちないのはこのせいですね。

洗濯機で洗う時のポイントは水の量
節水モードを使っている方ほどご注意を。

少ない水ではうまく汚れを浮かすことができず、ホコリも残ってしまいます。
洋服の時はかまいませんが、タオルケットを洗う際は節水モードを解除
たっぷり水を使って汚れもホコリも洗い流してしまいましょう♪

また、洗濯槽の汚れも注意ポイントです。
タオルケットは汚れが付きやすい分、洗濯機内の細かい汚れを拾ってしまうことも。
2.3ヶ月に1度は、洗濯槽のお掃除もしておくといいでしょう!

ダニ対策

ダニは湿っている環境が大好き。
具体的には温度が20~30度、湿度が60%以上です。
夏場を意識するとイメージしやすいですね。

なので、タオルケットをよく乾かすことが大切になります。
しっかり干すのもいいですが、おすすめしたいのは乾燥機です。
ダニは熱で退治することができるので週に1回程度、乾燥機にかけるようにしましょう♪

雑事を2つ

他の段落に入れづらかったことを、ちょこちょこっと書くとこです。

洗う頻度

タオルケットですが、寝るときに最初にかけるという方も多いのでは?
ということは、肌と触れ合う面積がだいぶ大きいです。
それだけ汚れがつきやすい!

1、 2週間に 1回は洗うようにしましょう。

付く汚れはだいたい皮脂系でしょう、汗も吸うし肌と触れあうしで、案外汚れるものですよ。

 

気になる汚れがあるときは洗剤をトントンする

タオルケットをお洗濯するときに、気になる汚れが見つかることもあると思います。
そんな汚れには、たたむ前に部分的に洗剤をトントンとつけましょう。

少し汚れが落ちやすくなります。

さらに、たたむ時は、汚れが気になる部分が表に見えるように、たたむと最高です!

 

シミがついてしまったときは、部分洗いやシミ抜きをするのも1つの手です。
なにの汚れのシミなのかで、少し落とし方が違います。

ついてしまったシミに合った方法で、シミ抜きしてみてくださいね。

 

まとめ

実はタオルケットも、クリーニングに出すことができます。
しばらくしまっておく、な~んて場合は、次に出したときに快適に使えるように、クリーニングに出してみるのも1つの手です。

とはいえ、夏も冬もタオルケットはよく使いますからね。
お家で洗えた方が経済的。
洗い方はちゃあんとマスターせにゃなりません。

干し方もしっかり覚えて、気持ちいいタオルケットで過ごしましょう。