綿・羊毛・ポリエステルの布団を洗濯する方法を素材別に丁寧に解説!

■綿の布団は、自宅で洗濯できないので、クリーニングに出すのが基本
■ポリエステルの布団は、自宅の洗濯機で「大物洗いコース」で洗濯OK
■羊毛の布団は、浴槽で足踏み洗いなら自宅で洗濯OK!ポリエステルも可

よっすん

更新日:2019年10月22日

毎日使っているそのお布団、清潔ですか?
シーツやカバーは洗えても、汗の染みた布団は消臭剤と天日干しのみ。
でも、それだけでは汚れや臭いが気になりますよね。
いっそ丸洗いできたらいいのに、と思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、素材別に布団の洗濯方法と、洗濯しない方がいい理由をお教えします。

綿・羊毛・ポリエステルなどの布団、洗濯できるの?

綿(×)

クリーニングに出すことは可能ですが、自宅で洗濯は難しいです。

綿は繊維の表面に油があり、この油が綿をふわっとさせています。
しかし、洗濯をすると油がなくなり、綿が脱脂綿のようになって固くなってしまいます。

よって専門のクリーニング店に依頼することをお勧めします。

羊毛(△)

羊毛も綿と同じで、クリーニングに出すことは可能ですが、自宅の洗濯機で洗うことは難しいです。

羊毛の表面は、スケールという髪の毛のキューティクルのようなもので覆われています。
水に濡れるとスケールが開き、激しく洗うと絡み合い収縮してフェルトになる危険性があります。

しかし、優しく洗えば収縮しません。ウールのセーターは洗濯不可ですが、手洗いは可能ですよね。
よって羊毛100%のお布団も、自宅の洗濯機やコインランドリーでは洗えませんが、お風呂で踏み洗いなら出来ます。踏み洗い後には洗濯機で脱水し、天日干しをしましょう。

羊毛かけ布団は密度が低くふっくらしているのが特徴ですが、洗うと布団が薄くなる場合が多いです。ポリエステルが50%入っていればほとんど縮みませんが、何度も洗うと多少縮みます。気になる方は、洗濯するのはやめましょう。

ポリエステル(◯)

洗えるように加工されたものに限りますが、洗濯に適しています

ポリエステルは吸湿性が低いという特徴があり、濡れてしまってもすぐ乾きます。
よって、洗濯してもすぐに乾くので、他の素材と比べると洗いやすいです。
寝ている間に汗をかいてもすぐに乾くため、快適な睡眠を実現させられます。

また、カビなどの雑菌も繁殖しにくく高温にも対応できるので、乾燥機やアイロンがけをしても基本的には収縮しません。

布団を洗ってみよう!

洗う前にまずは布団の洗濯タグをチェックしましょう。

布団が洗えるかどうかは、洗濯表示のタグを確認しましょう。
自宅で洗えるのは洗濯機マークが付いているものと、手洗いの表示があるものです。

水洗い表示が×になっているものは、残念ながら自宅では洗えません。
また、ドライマーク表示の場合は専門のクリーニング店に相談してください。

 

洗濯機を使う場合

ポリエステル

洗濯機マークがついている布団は、自宅の洗濯機を利用しましょう。

手順
1
布団を入れる前に、洗濯槽に洗剤液を作る

布団を洗濯機に入れる前に洗濯槽に水を張り、洗剤を溶かしておきましょう。
直接布団に洗剤をかけてしまうと、洗剤が布団の生地全体に行き渡らず、ムラになってしまいます。

洗剤のタイプは液体がおすすめです。
いくらネットに入れても、布団を洗うとき洗濯槽は満杯になります。洗剤の溶け残る可能性がある粉末タイプを使用する際は注意しましょう。

2
「大物洗いコース」や「毛布コース」で、洗濯ネットに入れて洗う。

全自動でも手洗いコースなどに設定し、優しく洗わないと中の綿に偏りが生じる事があるので注意が必要です。
液体酸素系漂白剤を一緒に入れて洗うと、除菌・除臭も同時にできるのでお勧めです。
漂白剤には、シミや汚れの色素を分解するほかに、除菌・除臭の効果もあります。

さて、みなさん布団用の洗濯ネットはお持ちですか?
持ってない、という方におすすめはこちら。

布団がしっかり入るサイズの洗濯ネットです。
布団をそのまま洗濯機に入れることに抵抗があるという方も、このネットはメッシュもしっかりしているため安心して洗濯機にお任せできます。

3
柔軟剤で仕上げる

柔軟剤を使うと、肌触りがふんわりと柔らかくなります。また、洗濯じわを減らしたり、香りが長続きしたりして、汗の臭いや食べ物の臭いがつくのを抑える効果のある柔軟剤もあります。
目的に応じて柔軟剤を使い分けましょう。

足踏み洗いの場合

羊毛・ポリエステル

手洗いマークの布団、洗濯機に入りきらない大きさの布団は、お風呂の浴槽を利用して「足踏み洗い」で綺麗にしましょう。

手順
1
洗う前に、週間天気予報を確認

布団の脱水は、乾くまでにとても時間がかかります。
浴室乾燥などを使うなら別ですが、天日で干す場合は曇りや雨の日に洗うのは避けたほうが好ましいです。
数日、好天が続きそうな日に洗濯しましょう。

2
屏風のように畳む

浴槽に入る大きさに合わせ、汚れた部分が外側になるようにして屏風のように畳みます。

3
予洗いからはじめよう

布団の外側が汚れていたり、ホコリやペットなどの毛がついていたりする場合は予洗いしましょう。

まず布団を4つ折りにして浴槽に入れ、シャワーをかけて表面の汚れを洗いします。
落ちたホコリなどはしっかり流し去りましょう。

洗った後は、布団をいったん浴槽のフチなどに掛け、浴槽の半分くらいまで水またはぬるま湯を入れます。

4
洗剤液を浴槽に張る

畳んだ布団が浸かる程度の洗剤液を浴槽に張り、そこに予洗いした布団を入れます。

水を張った浴槽に洗剤を入れ、よく混ぜておきます。先に洗剤液を作ってから布団を入れましょう。
これは洗剤がムラになるのを防ぐためです。分量は洗剤の表記に従いましょう(それほど厳密でなくても大丈夫です)。

5
まんべんなく押し洗い

浴槽の中で足踏みをするように、布団をまんべんなく押し洗いします。
一部分だけ何回も踏むのではなく、まんべんなく踏み洗いしましょう。濁った水が思いのほか多く出てくると思います。

綺麗な水に取り替える

すすぎのために綺麗な水に取り替えたら、洗うのと同じ要領で、浴槽の中で足踏みします。
だいたい2~3回真水で踏み洗いをすれば、すすぎ完了です。

7
自然に水を切る

まずは浴槽のフチに布団を掛けて、自然に水を切ります。ここで可能な限り水を抜きましょう。
中まで充分に水が染みこんだ布団はかなりの重さです。しばらく放置して、しっかりと水を抜きましょう。

30分~1時間ほど放置し、だいたいの水が抜けたら干し場に持っていきます。

布団を乾燥させよう!

水が切れて軽くなってから、物干し竿に移動して干します。

重要
脱水が終わった後、物干し竿に普通に掛けてしまうと重さが不安ですよね。布団が水分で重くなっているので、2本の物干し竿にまたがせるようにして掛けましょう。

こうすると、真ん中に風が通り、早く乾きます。
耐荷重からも、乾きやすさからも物干し竿2本が安心です。

 

コインランドリーでの乾燥もオススメです。

乾燥に時間を割きたくなければ、コインランドリーを使うという手もあります。

布団の洗濯において、一番重要なのが乾燥です。
表面が暖かいと、もう大丈夫だろうと気を抜きがちになりますが、意外と布団の中は乾きにくいものです。
もし生乾きだと、変な臭いの原因になりますし、最悪カビだらけになります。布団の乾燥は大きさにもよりますが、最低でも1時間はやっておきたいところです。
夏場の日差しが強い時期ならば30分程度乾燥させ、その後自宅で天日干しする方法もあります。

綿布団の洗濯は宅配クリーニングがおすすめ!

仕事をしている忙しい人や小さい子供を抱えるお母さんなら、クリーニング店の開いている昼間に行くことだって一苦労の人もいるでしょう。

そんな人たちには、綿布団の宅配クリーニングがオススメです。

宅配クリーニングって何?

宅配クリーニングとは、洗濯したい綿布団の回収、洗濯後の受け取りを全て自宅でできる便利なサービスです。

宅配クリーニングを使えば、仕事や家事で忙しい人でも、また小さいお子さんを育てながらでも、簡単に綿布団の洗濯をすることができるでしょう。

最近は、綿布団の洗濯を扱う宅配クリーニング業者もたくさん有りますので、気軽に利用してみてくださいね。

宅配クリーニングのメリットは?

宅配クリーニングにはたくさんのメリットがあります。

まず、綿布団のようなかさばる洗濯物をわざわざクリーニング店まで持っていかなくてもいいことです。もちろん、洗濯後の回収も同様です。

家族の分の綿布団も考えれば、たとえ車で持っていくにしても、大変なことは想像がつきますよね。これが最大の宅配クリーニングのメリットだと思います。

他の人の洗濯物と一緒にクリーニングされるのがいやな人には、客ごとに個人別洗いをしてくれる宅配クリーニング業者もあります。また、敏感肌の方には、刺激の強い洗剤ではなく、石けんなどでのクリーニングを選択できるところもあります。

このように、洗濯の仕方や洗剤の種類など、細かい点を選べるところも宅配クリーニングのいいところです。

まとめ

いかがでしょうか。布団も素材によって、洗濯出来るものと出来ないものがあります。
布団の洗濯を考えている方は、素材を確認し、適切な方法で洗うようにしましょう。

また、いくら洗濯可能な布団でも、自分で洗うのはやっぱり不安という方は、クリーニング店に頼むことをお勧めします。買ったばかりの時のような、ふかふかな布団になって戻ってきますよ。

綺麗な布団で快適な睡眠を手に入れたいですよね。

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