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更新日 :2024年02月29日

マットレスの黒カビの取り方を解説!ベッドを掃除してぐっすり快眠♪

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ベッドのマットレスはこまめに掃除していますか?床や水回りはよく掃除するけど、ベッド掃除はおろそかにしてる方は意外と多いのではないでしょうか。マットレスを掃除洗濯せずに放っておいたらベッドにカビが大量発生!なんてことも…。

カビだらけのベッドはアレルギー肌トラブルの原因になります。マットレスよ~く見ると黒い点々ができていませんか?それ、カビですよ!カビに気づいたら、すぐに取り除いて大量発生を防ぎましょう。そこで今回は

・ベッドにカビが生える原因
・カビを取り除く方法
・カビを生やさないために

この3つを紹介します!

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ベッドにカビが繁殖する原因と条件

マットレスのカビの発生原因とは?

そもそも、カビが繁殖する原因ってなんでしょう…?

カビの胞子は、普段は空気中に浮遊しています。浮遊している菌糸が、生育条件が揃っている場所に付着することで、菌糸を伸ばし、どんどん繁殖してしまうんです。一般的に

・温度
・湿度
・栄養分
・空気

4つの条件が揃うことでカビが発生するといわれています。ではこの4つについてさらに詳しく見ていきましょう。

カビの発生条件

温度(20〜28℃)

カビは、5〜45℃で繁殖することができます。極端な話、一般的な冷蔵庫の温度は2~6℃なので、冷蔵庫にカビが発生することだってあるんです…。しかしながら最も活発に繁殖する温度は20〜28℃といわれています。

湿度(60〜80%)

カビは、繁殖するときに一定以上の水分を必要とします。一般的には、湿度が60%以上で繁殖しやすいと言われています。ちなみに、繁殖に最適な湿度は80%とのこと常にジメジメしている水回りに、カビが繁殖しやすいのも納得ですね!

栄養分

埃、食品の栄養、フケ、アカなどは、カビにとって大切な栄養分。驚きなのは、接着剤や塗料でもカビにとってはごちそうになるらしい、ということ…。

空気(酸素)

カビも生き物なので酸素を必要とします。そのため、衣類などを保管するときにも密閉して保管することで、カビの繁殖を防ぐことができます。

カビが繁殖するには4つの条件があることがわかりましたね!では、なぜベッドにカビが生えるのでしょうか?

理由は、湿度が高く髪の毛や皮脂が溜まりやすいからなんです。健康な大人であれば、寝ている間にコップ1杯程の汗をかくと言われています。しかも、ベッドって毎日使う場所ですよね。つまり、カビが繁殖する条件が揃いまくっちゃうんです。

カビからすれば、ベッドってまさにオアシス!カビが繁殖してしまったら、取り除くしか方法はありません。これ以上の繁殖を防ぐためにも、お掃除をしてカビを除菌しちゃいましょう。

ベッドに付いたカビの取り除き方

ベッドにカビが生えているのを見つけた時は、まずは消毒用エタノールを使ってカビを落としてみましょう!この時、天気がいい日に換気をしながら掃除をすることをおすすめします。掃除をしながら、ついでにベッドに溜まった湿気を放出させましょう。ここでは、マットレス木製のベッドフレームの両方に効果的な方法を紹介します。

用意するもの

・消毒用エタノール(70~80%)
・ティッシュ
・ゴミ袋

手順
 
1
ベッドの周りにあるものを動かす

布団やベッド下の荷物など、すべて移動をさせましょう。何もない方が作業もしやすいですからね。

2
エタノールを拭きかけたティッシュでカビを拭き取る

消毒用エタノールを拭きかけたティッシュで、丁寧にカビを拭き取ります。

3
カビを拭き取ったティッシュは、ゴミ袋に入れて処分

カビを拭き取ったティッシュは、ゴミ袋に包んでゴミを捨てるようにしましょう。

3
換気を行いしっかり乾燥させる

この時、時間がない場合はドライヤーを使うと早く乾きますよ♪

エタノールは揮発性があるので、蒸発するんです。なのでベッドにエタノールが残る心配はありません。また、カビを拭き取ったティッシュは必ずゴミ袋に入れて処分することで、他の場所にカビが移ることを防ぎましょう。

ちなみにこういった清掃の場合、消毒用エタノール以外にも、200倍程度に薄めた逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム)が使われることがあります。

エタノールを使った方法を紹介しましたが、頑固な黒カビは消毒用エタノールだけでは落ちないことも…。そんな時は、次に紹介する方法を試してみてください・

すのこベッドにもカビが生える?

ところでみなさんは、どんなベッドを使っていますか?カビ対策としてすのこベッドを使っている方も多そうですね。すのこベッドとは、マットレスの底に当たる部分がすのこになっているので、通気性が良くカビが発生しにくい造りになっているベッドのことです。

ここで勘違いしがちなのが、カビが生えないと思っていること。通気性が良いのはカビに取っては厳しい環境ですが、完全に防げるというわけではないのです。
そこで今回は、カビ対策の一環としてすのこベッドについても触れておきましょう。

すのこベッドにカビが生えるって本当?掃除の仕方

すのこベッドにもカビは生えます。マットレスに触れている部分は風に当たらないので、湿気も溜まってしまうのです。この後、マットに繁殖したカビについては詳しく触れていくので、ここではすのこベッド自体に発生してしまうカビについて対策していきましょう。

すのこベッドを乾かす

すのこなので他のベッドより頻度は落としても良いのですが、やはり乾かすことは大切です。たまにでいいので、布団やマットレスをどかし、すのこベッドを乾かしてあげましょう。木製ですので、吸ってしまった湿気も取り除けて効果的です♪

防湿シート

それでもやはりマットレスをどかすのは一苦労。そんな面倒に感じてしまう方は防湿シートを活用しましょう。有名な話ですが、人は寝ている間にコップ一杯程度の汗をかいています。それが毎日続くわけですから、布団がカビてしまうのも当たり前ですよね。そこでこの防湿シートを使うことで、無駄な水分をキャッチしてしまうのです。

値段は3,000円程度で買えますし、洗濯もできるので衛生的ですね♪カビ対策の一つとして取り入れてみましょう!

すのこベッドを消毒

カビに効果的なのは消毒です。一見キレイに見える状態でも、カビ菌は潜んでいるので定期的に消毒をしておくと発生を防ぐことができます。

方法も簡単で週に1回程度、すのこベッドにアルコール消毒のスプレーやシートで拭くだけ。あとはしっかり乾かせばこれだけでカビの発生を抑えられるので、ぜひ試してみてください!

すのこベッドのカビを除去するには?

次はすのこベッドにカビが生えてしまった場合の対処法です。

カビ取りスプレー

カビを除去するために、今回は木材にも使用できるスプレーを用意しましょう。すのこなので、擦ったりして素材を傷める商品は避けたいですね。基本的にはスプレーした後、しばらく放置して水拭きするだけのものが多いです。簡単ですね♪

これだけで対処できてしまう場合がほとんどなので、ベッドがカビてしまった方はぜひ購入しましょう。

マットレスに繁殖した頑固な黒カビを取り除く方法

ここでは、マットレス木製のベッドフレームに分けて黒カビを取り除く方法を紹介していきます!

マットレスについた黒カビを落とす方法

マットレスに付着した頑固な黒カビを取り除くのに、オススメなのが塩素系漂白剤。お風呂用のハイターだと洗浄力が強すぎるので、キッチンハイターを使うようにしましょう!

残念ながら、塩素系の漂白剤は色物のマットレスには使用できないんです。塩素系漂白剤は強力なので、元々のマットレスの色も落とす可能性があります。では、漂白剤を染みこませたタオルで、黒カビを落としていきましょう!

用意するもの

・キッチンハイター
・タオル2枚
・ゴム手袋

手順
 
1
キッチンハイターを濡れタオルに馴染ませる

ぬるま湯で濡らしたタオルに、少量の漂白剤を馴染ませて固く絞ります。

2
濡れタオルでカビを叩く

漂白剤つけたタオルで黒カビをトントン叩いて、カビに馴染ませましょう。

3
水拭きを行う

水で濡らしたタオルで、叩くようにして水拭きを行います。

4
乾拭きを行う

水分を残さないように乾拭きをしたら完了です。漂白剤を少量だけつけたタオルで叩くように拭くことで、漂白剤が広範囲に付着することを防ぐことも出来ます!

木製のベッドフレームについた黒カビを取り除く方法

木製のベッドフレームについた、手強い黒カビには「紙やすり」が効果的です。傷を残さないように、なるべく目の細かい紙やすりを使用してみてください。

手順はいたって簡単で、黒カビを紙やすりで削るだけな!なんだ削るだけでいいのかって思いますよね?ただこの削る方法はそのカビを根本から無くすことに繋がるので良い方法なんです。

もしもそれでも自分でカビを取り除くのが難しい場合は、プロのベッドクリーニングを検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめアルコール除菌スプレーを紹介!

使えるアイテムは、ハイターだけではありません!アルコール除菌スプレーを使えば、より手軽に防カビ対策が行えます♪

そこで今回は、このアルコール除菌スプレーも併せていくつかご紹介します。
3種類ご紹介するので、自分に合ったアイテムを選んでみてくださいね。

ファブリーズ 除菌消臭スプレー 布用 無香料 アルコール成分入り 本体 370mL

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ファブリーズ W除菌+消臭スプレー 布用 無香料 アルコール成分入り 本体 370mL

まずご紹介するのが、こちらのファブリーズです。除菌をするのはもちろんのこと、同時に消臭効果も期待できるのが嬉しいポイントです。寝汗や皮脂汚れで繁殖するのは、なにもカビ菌だけではありません。臭いや元となる原因菌までしっかりとケアしていきましょう!

無水エタノールP 500ml

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健栄製薬 無水エタノールIP 400ml(掃除)

単純にアルコール除菌をしたいなら、自分で作るのもアリですよ。作り方はとっても簡単。スプレーボトルを用意したら、無水エタノールを水で薄めて入れるだけ。

この時ポイントとなるのがアルコール濃度。薄すぎても効果が弱いですし、逆に濃すぎてもすぐに揮発してしまいます。適度に残ってくれるよう、70~80%くらいの濃度で作るのがベスト!500mlのスプレーボトルなら、無水エタノール400ml、水100mlで作れますよ。本当は純粋な水である精製水がいいのですが、ご家庭で使う場合は水道水でもOKです。

カビホワイト カビソフト除去スプレー 450ml

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カビホワイト カビソフト除去スプレー 450ml

アルコール除菌以外でおすすめしたいのが、こちらのカビホワイト。シンプルなデザインとは裏腹に汎用性が高いのが嬉しいところ。パッケージにもある通り、以下の箇所に使うことができます。

・レースカーテン
・マットレス
・布団
・木材
・畳み など

ベッドのフレーム、すのこにも使えるので、しっかりカビ対策したいですね♪

そしてカビホワイトのメリットは、黒いポツポツを退治するだけではありません。次に発生するカビを抑える効果も期待できるんです。

その秘密は分解作用にあります。カビの原因である胞子や菌糸などにもしっかりと働きかけて分解することで、約1~3ヶ月程度の防カビ効果が期待できるでしょう。お掃除の頻度を減らせますね!

市販のカビ取り剤では解決できない「塩素耐性菌」という菌が存在します。なんと塩素を含んだカビ取り剤を繰り返し使っていると、耐性を持った菌が現れるのです…!こうなると、同じカビ取り剤では効果が薄くなってしまいます。いつも使っている洗剤ではイマイチ効果がなくなってきた。そういった方にも一度試していただきたい商品ですね。

ベッドクリーニングを業者さんに頼むと

家庭でもできるカビの取り除き方を紹介しました!しかし、もし自分ではカビを除くのが難しい場合、臭いが気になる、子どもがおねしょをしたなどの問題が問題があるときには、プロによるベッドクリーニングをおすすめします。業者さんにもよりますが、大体10,000円前後でクリーニングを行うことができるでしょう。

ただし、お持ちのマットレスによっては対応できないものがあるので、事前に確認するようにしてください。

こちらの記事では、プロのマットレスクリーニングを詳しく紹介しています!あわせて読んでみてくださいね。

カビの発生を防ぐために

カビを繁殖させないためには、いくつかポイントがあります。一番大切なことは「湿気をベッドに残さない」ことです。

湿気をためない

マットレスは定期的にを壁に立てかけることで湿気を放出させましょう。また、毎日換気をしたり、起きたら布団をはがすどの習慣をつけるようにしましょう。ベッドに敷いて使用する除湿用のパッドやシートもオススメです。

壁からベッドを10㎝離す

ベッドは壁から10㎝話して配置するようにしましょう。壁と密着している部分をつくると通気性がわるくなり、ベッドだけでなく壁にもカビが生える可能性も…。壁から少し離すことで風が通り、通気性が良くなります。

汚れをためない

特にシーツには、汗や汚れが付きやすいの週に1回は変えるようにしましょう。ベッドパッドも1~2週間に1回変えることで、マットレスに汚れが染みこむのを防げます。また、ベット下はホコリが溜まりやすい部分です。掃除機をかけるときには、ベッドの下も掃除するようにしてくださいね♪

カビが生えないベッドの選び方

もし、カビが大量発生しているから購入を検討してるって方は、カビが生えにくいベッドを選ぶことをおすすめします!

ちなみに、

・天板がすのこになっているもの
・非天然素材のベッドフレームを使用する
・使用木材が桐やヒノキ

いずれかの条件に合うベッドは、カビが生えにくいといわれています。

天板がすのこになっているもの

マットレスを置く天板は、すのこ状のものを選びましょう。すのこベッドを選ぶことで、マットレスとベッドフレームが空気に触れやすくなり、湿気が溜まりにくくなります。

非天然素材のベッドフレームを使用する

金属や樹脂などを原料としたベッドフレームを使うことで、ベッドフレームにカビが生える心配がありません。

使用木材が桐やヒノキ

パイン材やスギと比較して、桐やヒノキは湿気に強い性質を持っています。木材のベッドフレームを選ぶときには、使用木材も選ぶようにしましょう。とくに、海外製のベッドには注意が必要です。海外製はパイン材を使っているものが多いのですが、海上輸送中に湿気ってしまうことがあります。海外製の木材ベッドは、カビの被害が多いので注意してくださいね。

まとめ

今回は、ベッドのカビについて紹介しました。カビが生えた時には、消毒用エタノールキッチンハイターを使ってカビを取り除きましょう。また、ベッドにカビを生やさないようにするためには湿気をためないように気をつけてくださいね。

カビは繁殖力が強いので、気づいたらすぐ行うことが大切です。ベッドを綺麗にして、ぐっすり快眠しちゃいましょう!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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