■コートの洗濯の必需品2つ!おしゃれ着用中性洗剤と平干し用ネット
■コートは、気になる部分を歯ブラシで洗ってから手洗いor洗濯機!
■トレンチ、ウール、ダッフルなど種類別で洗濯上の注意点がある
冬の時期に手放せないもの第1位ではないでしょうか?コート。
頻繁に洗濯するものではないものの、やはり毎日着ていると汚れや匂いも気になってきますよね。
また、忘年会、新年会シーズンでお酒やタバコの匂いがついてしまうことも多いはず。
とはいっても、いちいちクリーニングに出すのも面倒だし、出費がかさみますよね。
もちろん大切なものや高級品などはクリーニングに出した方が安心ですが、
それほど高価ではないもの、もしも失敗しても後悔しないものは思いきって自宅で洗濯してみてもいいのではないでしょうか。
というわけで、ここではコートの家での洗濯方法をご紹介!
また、トレンチコート、ウールコート、ダッフルコート、そしてレインコートまで、種類別に洗濯するときの注意点もご説明します!
コートのお洗濯を始める前に、2つのチェックをしましょう!
普段お使いの洗剤は弱アルカリ性だと思います。
特殊な素材の場合、アルカリ性だと生地を傷めてしまう可能性があるので、
必ず中性洗剤であるおしゃれ着用の洗剤を使ってください。
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洗い終わったコートは、日陰に、平に干すことが理想です。
その際に、このような平干し専用のネットがオススメです。
重たいコートを干すためにはしっかりとしたネットの上で風通しよく乾かしましょう。
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100均などにも平干し用のネットが売っているので試しに使ってみるのもオススメです。
さて、この2点を確認したら
ポケットの中身を確認して、装飾品を外して
いざ、お洗濯です!
コートの種類によって気をつけるべきポイントは様々ですが、
基本の洗い方は同じです。
コートをお家で手洗いする際の共通の手順を紹介します。
手 順
1. 部分洗いをする
まずは、襟や袖の部分など、特に汚れの気になる部分から汚れを落としていきます。
汚れの部分に直接、おしゃれ着用の洗剤(エマールやアクロンなど)を部分的につけ、歯ブラシでポンポンと軽くたたきましょう。
擦ると生地を傷めてしまうので優しくたたいてください。
2. 洗濯機 or 手洗い
出来れば手洗いがベストなのですが、洗濯機にドライコースやお家クリーニングコースがある場合は、そちらも使うことができます。
◎洗濯機で洗う場合
必ずネットに入れましょう。
ファスナーやボタンは閉じて、半分に折りたたんでください。
シワにならないよう、ふわっと畳みましょう。
◎手洗いする場合
洗濯槽や大きめのバケツに水を張り、おしゃれ着用の洗剤を溶かします。
30℃くらいのぬるま湯に溶かすとよく汚れが落ちるそうです。
20回ほど押し洗いしましょう。
写真に登場しているこの桶ですが、実は編集部おすすめのアイテムなのです。
使わない時は、薄く折りたためる優れもの!
サイズやカラーも豊富にあります♪
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3. 脱水をする
どちらの方法で洗ったにせよ、脱水時に注意が必要です。
洗濯機で30秒から1分程度、脱水します。
脱水が終わったらタオルで包み、水分を吸い取ります。
水分をタオルに移すように優しく取り扱うことで、生地が傷むことを防ぎます。
ここで長く脱水をしてしまうと、シワの原因になってしまうので、慎重に行ってください。
コートの種類はたくさんありますが、結局のところ、洗えるか洗えないかの違いは素材による部分が大きいです。
以下に、それぞれのコートの特徴と注意点をまとめたので参考にしてください。
綿やポリエステルなどの化学繊維でできていることが多いトレンチコートは、薄手のものが多いです。
注意点としては、風通しの良い日陰でしっかり干し、こまめに形を整えながら干しましょう。
完全に乾ききったらアイロンを低温スチームで当てて、シワを伸ばしてください。
ウールは非常に縮みやすいので、手洗いが最適です。
また、日光で変色しやすく、アイロンをかけるとテカりやすいため、プロのクリーニング屋さんに任せることをおすすめします。
もし、どうしても家で洗いたい場合は、裏返しにして、なるべく長い時間水に浸さないように細心の注意を払ってください。
ウール生地で作られている、フード付きのコートのことがダッフルコートです。
ダッフルコートの最大の特徴は、大きめのボタン(留め具)です。
洗濯する際には、傷つけないように気をつける必要があります。
ウール生地で作られている、丈の短い上着がPコートです。
様々な素材が混合されていることが多いため、洗う前にきちんと確認してください。
モッズコートは、綿・ポリエステルでできている場合が多いと思います。
そのため、コートの中では水洗いしやすい部類です。
しかし、ファーが付いていることが多いため、そこに気をつける必要があります。
ファーは、一度濡れると元のふわふわな状態に戻せない可能性があるので、取り外せる場合は外して洗濯し、ファー部分は別に手入れをしましょう。
ベンチコートは、スポーツなどを観戦するときに利用されることが多いコートです。
防寒のための機能性を重視したコートなので、ダウンやボアなどの素材からできているものがほとんどです。
防寒性に関して言えば、圧倒的にダウンからできているものの方が暖かいのですが、すぐに汚してしまうお子様向けには、簡単に洗濯のできるボア素材の方が適していると言えます。
ボアでできているものは、最初に紹介したように簡単に手洗いをすることができます
ちょっと番外編にはなりますが、レインコートも洗うことができます。
使い捨て感覚で購入している100円のレインコートは洗うことはしないかもしれませんが、長く使っているものだと、撥水加工が落ちてきたり、臭いがしてきたりすると思います。
その場合、レインコートも他のコートと同じように洗濯することができます。先ほどと同じ手順で
1.優しく水洗いし、
2.軽く脱水をして
3.日陰で干しましょう
4.撥水スプレーをかけてよく乾燥させたら ←ここが違う
終了です!
撥水機能を蘇らせるためにも、定期的に洗濯してみてください。
ここまで、コートの洗濯方法をご紹介しました。
キレイにすることも大事ですが、縮んだり型崩れしたりといった洗濯トラブルは避けたいですよね。
コートをお洗濯するときは、必ず中性洗剤を使って洗い、干すときは、ハンガーなどに吊るのではなく、平干し。また、コートの種類別の注意点もしっかり守りましょう。
初めにも言いましたが、大事なもの、高価なものはクリーニングに出すのがオススメ。
洗濯トラブルの心配なくキレイにしてもらいましょう。
洗いたてのコートで冬の寒さを乗り切りたいですね♪