スチームアイロンの使い方は常識?簡単だけど蒸気の温度には要注意!

■ドライは熱と力で、スチームは蒸気でシワを伸ばす
■スチームアイロンはふんわり感が大事な衣類に最適。防虫・防臭効果も
■スチームアイロンをするときは耐熱温度に注意し、水を使い切ること

OCCIN

更新日:2019年11月13日

突然ですが、アイロンのスチームドライって使い分けていますか?
最近ではドライだけのアイロンの発売は少なくなり、ドライモードとスチームモードを使い分けられるスチームアイロンが主流になってきました。

この2つをちゃんと使い分けないと、せっかくアイロンをかけてもあまりシワが取れなかったり、生地を傷めてしまったりすることもあり得ます。

せっかくアイロンをかけたのに、これではガッカリですよね。

アイロンでお洋服のお手入れを正しく行うために、それぞれのアイロンの使い分けの方法を紹介します。

スチームモードの使い方は意外と知らないと思いますので、使い慣れていない方はぜひご参考に♪

スチームアイロンの種類は2種類

一家に一台は必ずあると言えるほど、今や生活のマストアイテムになったアイロン。

昔主流だったのは「ドライアイロン」なのですが、最近の主流は蒸気を利用した「スチームアイロン」です!

そんなスチームアイロンですが、購入するときに知っておきたいポイントが!
それは「コードレスなのかどうか」です。

そんなこと、と思うかもしれませんが、コードがあるかないかで、スチームアイロンの性能も変わってくるのです!

コードレスタイプの特徴

まずは「コードレスタイプ」の特徴から見ていきましょう。

メリット:手軽で自由

いわずもがな、メリットはこれ。

コードがないため、どんなかけ方をしても手に引っかかることはありません。

手軽に動いて使えるのが嬉しいポイントですよね!

デメリット:熱が弱い

電気を溜めて使うため、どうしても電源があるコードありタイプよりは熱が弱くなります。

熱が弱いと頑固なシワは伸ばしきれないことも…!

全ての衣類に対応できるわけではないという点は、注意が必要ですね。

有線タイプ

次は「コードありの有線タイプ」です。

メリット:パワーが強い

先ほどのコードレスの反対ですね。

しわが強い場合も、コードありタイプであればしっかりとのばせるはずです!

デメリット:移動ができない

あたりまえですが、動きの自由さは間違いなく劣ってしまいますよね…。

機動力では間違いなく有線タイプに劣ってしまう点は、注意が必要です!

熱と力でシワを伸ばすドライ

スチームではない、一般的なアイロンのモードがドライ
このアイロンが得意としているのは、綿・麻やポリエステルなどの合成繊維です。

ドライは、とアイロンをかけるときに入れるで物理的にシワを伸ばします。
その一方で、高温の熱と力でシワを伸ばすため、繊細な衣類の素材はそれに耐えられないものもあるので注意しましょう。

では、素材ごとにドライモードでアイロンをかけるときのポイントを紹介します。

綿・麻のシワをとるとき

これらの素材は伸びにくく、シワもとりにくいためドライの出番です。
ただ、このシワをとるためには水分が必要です。しかし、スチームの水分では細かすぎてしまうのです。
そこで、霧吹きやアイロン用のシワ取り剤であるスムーザーなどを吹き付けてからドライでアイロンをかけると、効果が期待できますよ。

濡らしてから力を加えてドライで仕上げることできれいに仕上がります。
綿・麻は180~210℃の高温でかけるのがおすすめです。

 

シルクのシワをとるとき

シルクは水分に弱いのでドライが適しています。
140~160℃の中温でかけるのがおすすめ。

注意
シルクの場合は霧吹きなどで濡らしてしまうと、シミの原因となってしまいます。

 

合成繊維に用いるとき

アクリル、ポリウレタン、ポリエステルをはじめとする合成繊維には、水分を含ませても特に効果はありません。そのため、ドライでアイロンをかけます。
合成繊維は80~120℃の低温が適しています。

 

蒸気の力でシワを伸ばすスチーム

スチームアイロンはその名の通り蒸気でシワを伸ばすものです。
熱い蒸気を当てることで生地がシワになる前の元の状態に戻るため、ふんわり感が大事なセーターやニットには最適です。
こちらはスカートなどを短時間で仕上げるのに適していて、蒸気には防虫・防臭効果もあります。
スチームは素早くシワを伸ばせるので、ドライの高温に耐えれない素材に効果的です。

スチームアイロンを使うのがおすすめの場面を紹介します。

セーターなどのウール素材に使うとき

ドライアイロンを直接ウール素材に宛ててしまうと、毛並みがつぶれてしまいます。
力を直接かけずにアイロンを浮かしていても、スチームを浴びせることができるスチームアイロン。
ウール独特のふんわりとした雰囲気やかたちを崩すことなく、アイロンをかけることができます。

 

スカートやスラックスに折り目をつけたい時に

シワは伸ばしたいけど折り目をつけたい。そんな時もありますよね。
スチームアイロンは、スカートやスラックスなど、折り目がつくことできれいに仕上がるアイテムに適します。
折り目をつけたい部分に、当て布で包んだアイロンをかけます。

 

薄手の綿製品にかける

薄手の綿製品とは、少しシワがついた状態でも着られるシワ加工のされた綿シャツなど、繊細なもの。これらはスチームアイロンで、繊維を傷つけることなく、大まかなシワをとるのが最適です。シワが気になる部分にスチームの蒸気を浴びせ、繊維を引っ張ることで伸ばします。

 

スチームアイロンの使い方

さて、ドライとスチームのそれぞれの得意分野が分かったところでスチームってどうやって使うの?という人。いますよね。
せっかく家のアイロンにスチーム機能がついているなら正しく活用しましょう。

初めに2つ確認してほしいことがあります。

衣類のアイロン表示を確認する

アイロンをかける前に衣類のアイロン表示を確認しましょう。
念のためにお伝えすると、アイロンの絵のマークの中に文字が書いてあるやつがアイロン表示です。
「中」や「高」であればそのままスチームを当てて大丈夫です。

 

当て布が必要な素材

スチームアイロンは、ハンガーにつるしたままで大丈夫なんです!
と言いたいところですが、当て布をしてかけなければならない素材もあります。

アイロンをかけるときの当て布とは、繊細な素材に直接熱が当たって傷めないために当てる布
できれば熱に強い綿100%で、下に置いている衣類が見やすいように白い布がおすすめです。

次のような素材は、が当て布をしなければならない素材です。

・ウール
・カシミヤ
・シルク
・レーヨン
・ポリエステル
・Tシャツのプリント部分
・ニット
・ベルベット

このような素材は、アイロン台において当て布をしてからかけましょう。
当て布は、素材を傷めないようにするだけでなく、衣類に付いたわずかな皮脂汚れが熱で焦げないようにするのにも効果があります。

 

スチームアイロンをかけよう

それでは、スチームアイロンのかけ方を解説していきます。

用意するもの
・スチームアイロン
・水
・(必要であれば)当て布
・(必要であれば)アイロン台
・ハンガー
手順
1
水を入れる

スチームアイロンであれば付属の給水カップがあると思います。ついていなければ家にあるキッチン用のカップで構いません。
種類にはよりますが、「ここまでいれましょう」という線があるはずなのでそこまで水をいれましょう。

2
スチームを当てる

アイロン台に衣類を置き、その上に当て布を敷いてからスチームを当てましょう。
当て布をしない場合は、直接スチームを当ててOKです。

3
しばらく乾かす

スチームを当てたあとの衣類は水分を含んでいます。しまう前、着る前には5分ほどそのまま置いて乾かしましょう。

 

注意すること2つ

スチームアイロンをかけるときに注意してほしいことが2つあります。

耐熱温度を確認
アイロンをかける衣服に対しふさわしい温度を確認してください。
これはドライにも共通することです。

素材によって耐えられる温度が決まっています。その温度を越えると生地を傷めてしまうのです。耐熱温度を確認し、温度調節もしっかり行いましょう。前に説明したアイロン表示も参考にしてくださいね。

アイロンそのものが禁止のものもあるので、そういった衣服には無理にアイロンをかけないように気を付けましょう。

 

水を使い切る
アイロンに入れた水は全て使い切ることが大切です。
使い切れなかった場合は、そのままにせず水道に流してしまいましょう。

というのも、アイロンに水分が残ったままだと水垢が溜まって目詰まりを起こしてしまいます。アイロンを長く使い続けるためにも、気を付けたいポイントですね。

 

まとめ

いかがでしたか。
アイロンってかなり面倒くさいですよね。
洗濯だけでも手間がかかるのに、その上アイロンなんて…

でもやっぱり服を着るならシワのないものをパリッと着こなした方が
感じもいいしキレイですよね。
せっかくのスチーム機能。使わないのはもったいないですよね。
家を出る前の少しの時間でアイロンをかける習慣をつくりましょう。

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