意外と詳しく知らない洗濯の工程の一つである「すすぎ」。
普段の洗濯は衣類を洗濯機に入れ、スタートボタンを押してあとはお任せ、なんて方も多いと思います。
実は、洗濯中のすすぎ機能は用途によって使い分けることで洗浄効果をあげるだけでなく、洗濯に使用する水と時間を大幅に節約することができるのです。
そこで、今回は洗濯のすすぎ機能について詳しく解説していきます!
この記事を読めば、洗濯効率がUPすること間違いなしですよ♪
すすぎとは文字通り「すすぎ洗い」のことです。
洗ったときについた衣類の洗剤を、きれいな水を使って洗い流す機能のことになります。
この工程がなければ、洗濯した衣類は洗剤が残ったままの状態になってしまいます。
すすぎのみで洗うこともでき、先に手洗いした衣類や、つけおきしていた衣類を、最後にしっかり洗い流したときにもおすすめの機能になっているんです!
すすぎは種類によっては水を大量に使用する場合があるので、しっかり使い分けすることで、かなりの節約ができますよ。
普段何気なく行なっているすすぎですが、実は色々な種類があるんです!
一般的には、2種類で、洗濯機によっては多くて4種類あることも。
順番に紹介していきますね!
まず一般的なのが、
・注水すすぎ
・ためすすぎ
この2つ。
そして、洗濯機によってはさらに、
・滝すすぎ
・節水すすぎ
がありますよ!
それぞれの特徴をまとめました♪
【注水すすぎ】
洗濯機内の水が基準水位を超えても水を流しっぱなしにしながらすすぎます。水の流れが衣類の汚れやゴミを取り除いてくれますよ。
【ためすすぎ】
洗濯槽に水を溜め、基準水位に達したら水をかき混ぜながらすすぎます。
【滝すすぎ】
大量の水で一気にすすぎます。滝のように水を衣類に打ちつけてすすぐので滝すすぎと名付けられたとか。早いものだと1分程ですすぎが終わります。
【節水すすぎ】
少なめの水ですすぎます。少量の水ですすぐため節約効果がありますよ。
すすぎには色々な種類があると言いましたが、洗濯するときは一体どのすすぎが有効的なのでしょうか?
よりしっかり丁寧に洗剤を落としたい方には、注水すすぎがおすすめです。
しかし丁寧にすすぐ分、水を大量に使用するので水道代がかかります。
実は注水すすぎを一回するより、ためすすぎを二回する方が水の量を多少抑えられるので、時間に余裕があればためすすぎがいいかもしれません。
また、節水すすぎがある場合、できるだけ水を使わずきれいにしたい、という方は節約すすぎがおすすめです。
少ない水の量ですすぐため、洗剤が繊維の中になってしまう可能性があるので、洗剤はなるべく泡切れの良いもの選ぶのがポイントですよ!
一般的に自動洗濯コースはすすぎは二回に設定されています。
しかし近頃では「すすぎ一回」などと表記された洗剤や広告をよく見かけます。
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すすぎ一回で本当に綺麗になるの?と心配になりますよね。
結論から言うと、すすぎは一回でも大丈夫なんです!
すすぎを一回にすることにより、洗濯時間の短縮・水道代の節約・衣類の痛みを軽減できるというメリットがあります。
しかし、すすぎは本来洗剤の洗い残しを防ぐための機能ですから、すすぎの回数が少ない分、洗剤の成分や匂いは残りやすくなるのは事実。
肌が敏感な方や赤ちゃんの衣類を洗う場合は、すすぎは二回以上した方がいいでしょう!
いかがでしたか?
今回は、すすぎについて詳しくお伝えしてきました。
すすぎの機能を工夫するだけで、意外と大きな節約ができたり、洗濯時間がぐっと短くなることもあるんです!
しかし、大量の衣類を洗濯する場合はそれなりの量の水がなければ、汚れをしっかり落とすことができないので必要に応じて調節することが大切です。
いつものお洗濯、すすぎ機能をちょこっと変えて、自分だけのオーダーメイドで洗濯してみませんか?