ガムを噛みながら寝てしまい、起きた時に髪の毛についていたことがあります。いやあ、取れないのなんの。自分が噛んだガムならまだ良いですが、他人の噛んだガムが服についてしまった日には気分はげんなり。しかも、一度硬くなったガムを綺麗に取るの難しいんですよね。というわけで、今回は厄介なガムの取り方についてご紹介します。
目次
一番お手軽なのが、ガムを冷やして取るという方法です。ガムというのは、暖かいと粘着性が増して取りづらいという特性を持っています。その特性の逆を利用したのが今回の取り方です。
やり方はとっても簡単で、ついてしまったガムを冷やすだけでいいんです。薄手の服であれば、そのまま丸めて冷凍庫に入れてしまいましょう。
靴やバッグなど冷凍庫に入れられない場合は、ポリ袋に氷を入れてガムに当てておきましょう。冷凍庫に入れる場合は5分くらい、氷を当てる場合は7分くらい見ておけば良さそうです。
付着しているガムを氷の入った袋で7分くらい冷やします。
冷やしたガムは粘着性を失っているので、簡単に剥がすことができるようになります。
剥がしきれなかったガムのカスを、歯ブラシを使って掻き出していきます。強くこすると傷ついてしまうので優しくこするようにしましょう。
なぁんでガムって吐き捨てられるんですかね。マーキング?
みなさんは、チョコレートとガムを同時に噛むと、ガムが溶けてなくなるという話を聞いたことはありますか?実はガムというのは、油に溶けるという性質を持っているんです。
油であればどんなものでも良いのですが、個人的にはサラダ油やオリーブオイルが用意しやすくてオススメです。食用以外の油では、アロマオイルなんかでもガムを溶かすことができますよ。
ガムが付着している部分に油を数滴たらします。気温にもよりますが、5分ほど放置しましょう。
ガムをゆっくりと剥がします。柔らかくなっているのでティッシュを使うなどして剥がしましょう。
大きな塊を剥がし終えたら、歯ブラシを使って小さく残ったガムをこすっていきましょう。油によって徐々にガムが溶けていきます。強くこすりすぎると、服やバッグを傷つけてしまうので注意してください。
ガムが溶けてきたらティッシュで拭き取りましょう。一度で落ちなければ、手順1に戻ってこの工程を繰り返しましょう。
ただ、アロマオイルは少量でも匂いが強いので、作業中に気分が悪くなってしまうこともあるようです。
油分を使ってガムを溶かす場合、服やバッグでは油染みができてしまうことがあります。油染みができてしまったら、中性洗剤を使うなどして綺麗にしましょう。怖ければ他の方法にしましょうね?あ、溶けたガムを飲み込んでも体に害は無いみたいですよ。レッツトライ!
女性の方は持っている方も多いかもしれません。
なんと除光液でもガムを取ることができます。
100円ショップの除光液だと、やはり性能が落ちてしまうみたいですよ。こちらは量が多く、お得な料金設定でおすすめです!
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ガムが付着している部分に除光液をガムの引っ付いてる部分が濡れるように少し垂らします。2分くらい放置します。においがきついので、換気扇を回したり、窓を開けるなどをして、しっかりと換気をしながら作業しましょう。
除光液によってガムが剥がしやすくなっています。急に引っ張るとガムが細かくちぎれてしまうので、ゆっくりと慎重に剥がして行きましょう。
次に歯ブラシを使ってガムをこすっていきましょう。若干ガムが残ってしまう場合は、除光液を少し足しながらブラシでこすっていきます。
ガムによってはどうしても細かいカスが残ってしまうことがあります。その場合はそのまま洗濯する、または、中性洗剤を垂らして手揉み洗いをします。マニキュアを使わないタイプの人々には関係のない話でしたかね?
アルコールを使うと、長い間付着していたガムも簡単に落とすことができます。消毒用のアルコールで良いので、ドラッグストアにいけばすぐに手に入ります。
食品まわりでも安心の100%天然生まれの除菌用アルコールです。除菌の機能があるので、ただの水拭きとは安心感が違うんですよね!
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ガムが付着している部分に乾いた布を当てます。布がない場合は、厚手のティッシュでも代用が可能です。
アルコールを染み込ませたコットンで、ガムが付着している部分を裏側から叩きます。ガムが溶けて当て布に移していきます。少し時間がかかるので根気よく叩いていきましょう。
ある程度落とすことができたら、最後に水につけてもみ洗いをしましょう。もうお気付きでしょう。この方法は裏側から叩けるもの……1枚の布で出来ているものにしか使えません。服とかですね。
車のシートは冷蔵庫に入れたり、洗濯することはできませんよね。かといって油や除光液を使うのも気が引けてしまう。そういった方もいるのではないでしょうか。そんな時は、ガムテープを使って取るのがオススメです。
まずはテッシュで大きな塊となっているガムを取り除きます。
残ったガムを氷の入った袋で5分程度冷やします。
【2】で冷やしたガムの残りカスを、ガムテープで取り除いていきます。
ペタペタと繰り返し取っていきましょう。ガムというのは、他の汚れと違って繊維の奥底まで入り込むことはまずありません。そのため、ちゃんと冷やしておけば必ず取り除くことができます。
もちろん、今までご紹介していきた方法で取ることもできます。ですが、フローリングやタイルに付着したガムは、冷やしたりガムテープを使ったりするよりも、ガム取り専用のリムーバーやクリーナーを使った方が良い場合が多いです。
液体タイプのものやスプレータイプのもの、色々なものが出ているので、用途にあったものを選んで使うようにしましょう。
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ガムというのは、噛んでいる分には美味しく私たちを豊かにしてくれるものです。僕はいっつも噛んでます。唾液を出すためですけど。一度外に出て付着しまったら最後、私たちを悩ませる頑固な汚れになってしまうのもまた事実。ガムというのは時間が経てば経つほど取りづらくなってしまうので、すぐに取れるようにしっかりと取り方を覚えておきましょうね。