■朱肉のシミを落とす前に、洗濯表示チェックと色落ちテストを必ずしよう
■衣類についた朱肉の落とし方は、台所用洗剤と固形石鹸の合わせ技!
■手についた朱肉は、石鹸かクレンジングオイルをつけてコットンパック
宅配便が届いたときや、大切な書類を書くときなど、ハンコを使うシーンって結構多いですよね。
そんなハンコを押すときにうっかり服につけてしまったり、朱肉のケースに液を足そうとして、思わずピューッと液を出して飛ばしてしまったり、と衣類などに赤い朱肉のインクをつけてしまった経験、ありませんか?
顔料の中でも朱肉はとても落ちにくいものです。
朱肉のシミの落とし方を解説していきますが、落ちなかった場合はクリーニング店にお願いしましょう♪
ではいよいよ、朱肉のシミを落としていきましょう・・・と、その前に!
大切な衣類のために、洗濯表示と、色落ちについて必ず確認しておきましょう♪
◎今までの洗濯表示
こちらのいずれかのマークがついている衣類は、ご家庭で洗えます。
記してある数字は洗濯する際の、上限の水温です。表示以上の温度で洗濯すると、縮んでしまう可能性があるので注意してください。
こちらのマークがついている衣類は、水洗いはできません。
◎新洗濯表示(2016年12月~)
2016年12月から、洗濯表示が新JIS表示に変更になり、国内外で洗濯表示が統一されました。
新洗濯表示でも、旧洗濯表示と同様に×のついたマークが表示されている衣類は、水洗いはできません。
新洗濯表示は、消費者庁が公表している新しい洗濯表示を参考にしてみてください!
遊びながら楽しく新洗濯表示を覚えられるすごろくやかるたもありますよ!
色柄のある衣類の場合は、ご家庭で洗濯すると色落ちしてしまう可能性があります。
染み抜きの前に色落ちテストをしてください。
おすすめの商品はこちら↓↓
おすすめ 商品
白いタオルの一部に少量の液体洗剤をつけます。
衣類のなるべく目立たない部分を、タオルの洗剤をつけた部分でポンポンと軽くたたきます。
タオルの衣類をたたいた部分を確認しましょう。
タオルに衣類の色が移らなければ、洗濯してもOKです!
洗濯表示でご家庭では洗えないことがわかったり、色落ちチェックで色落ちしてしまうとわかったりした衣類は、染み抜きをせずに、信頼のおけるプロのクリーニングにお願いしましょう♪
また、大切にしている衣類の場合も、質感をそのままにキレイにするためには、プロのクリーニング屋さんに頼んだ方が安心ですね。
さて、洗濯表示の確認と、色落ちチェックはできましたか?
大切なお洋服を守るために、きちんと確認してくださいね。
それでは、朱印の汚れを落としましょう!
今回は、台所洗剤と固形石鹸を使った方法と、除光液を使った方法をご紹介します。
食器などを洗う台所用洗剤と固形石鹸ですが、まず最初にこれらを使用して朱肉を落としてみようと思います!
・台所用中性洗剤
・固形石鹸
おすすめの商品はこちら↓↓
おすすめ 商品
おすすめの商品はこちら↓↓
おすすめ 商品
まずは、台所洗剤を朱肉がついてしまった部分に数滴たらします。
洗剤と生地が良くなじむように、優しくモミモミします。
ぬるま湯ですすいで洗剤を落とします。汚れがほとんど目立たなくなるくらいになるまで1~3の工程を数回繰り返して下さい。
汚れが薄くなったところに、固形石鹼をすりすりとこすりつけます。
石鹸をつけた生地を、もみ洗いするようにしながらすすぎます。
これで洗濯前の処理は完了です!
最後に、生地に合ったお洗濯の方法でお洗濯をしましょう♪
次に、ネイル用の除光液を使った染み抜き方法です!
おすすめの商品はこちら↓↓
おすすめ 商品
除光液を歯ブラシなどにつけ、朱肉のついてしまっているところに優しくトントンと叩きます。
汚れが落ちない場合は、シミ部分に台所洗剤をつけて、手でもみほぐしましょう。
シミ部分を簡単に水ですすぎます。
最後に、衣類に合った方法でまるごと洗濯して、完了です♪
手を使って印鑑を押すので、ついつい朱肉の汚れは手についてしまいますよね。
でもこれ、ただゴシゴシ洗っただけでは落ちないので案外厄介です。
最後におまけとして、手についてしまった朱印の落とし方をご紹介します!
おすすめの商品はこちら↓↓
おすすめ 商品
おすすめの商品はこちら↓↓
おすすめ 商品
コットンに、クレンジングオイルを十分に染みこませます。
朱肉がしみついてしまった部分に、クレンジングオイルを染みこませたコットンをのせ、固定用のテープで固定します。
そのまま一晩おきます。
石鹸で、油で浮き上がった汚れを洗い流します。
朱肉がついてしまって困るのは、衣服や手だけではありません。
もし紙や机、壁紙についてしまったら……。
そんな万が一に備えて、朱肉をすっきり落とす方法を、チェックしておきましょう。
大切な書類にうっかり朱肉がついてしまったり、押し間違えてしまったり。
履歴書や書類を書き直した経験がある方も、多いのではないでしょうか?
そこで調べてみたところ、大切な書類に押す朱肉だからこそ、基本的に落とすのはNGのようです。
紙自体に朱肉が浸透してしまっている場合が多く、ティッシュを当てたりしても、朱肉を取り去るのは難しいでしょう。
大事な書類であれば書き直し、もしくは訂正印を使用した上で押し直すことになります。
会社関係の書類ではなく、画用紙や厚紙など、紙に厚みがある場合は、傷つき薄くなることを前提に、落す方法があるにはあります。
それが、砂消しゴムで朱肉部分を削り取る方法です。
どうしてもの時は、この方法を試してみましょう。
紙についた朱肉に、できるだけやさしい力で砂消しゴムをかけます。
何回か擦ると、朱肉部分が消えていきます。
表面の凸凹が気になる場合は、普通の消しゴムをかけます。
できるだけ弱い力で、そっとなめらかに整えてあげましょう。
机や壁紙も、朱肉がついてしまいやすい場所の一つです。
「目を離したすきに、子どもが朱肉でいたずらをしてしまった……」
というのも、良くある話ですよね。
次は、机や壁紙の朱肉を落とす方法をみてみましょう。
ティッシュまたはキッチンペーパーで、机の朱肉をできるだけ拭き取ります。
朱肉の色が残っている部分に、歯磨き粉をつけ、少量の水で薄めましょう。
歯磨き粉そのまま擦ってしまうと、机を傷つける原因になるため、要注意です!
水で薄めた歯磨き粉を、新しいティッシュもしくはキッチンペーパーで擦って、汚れを落としてあげましょう。
歯ブラシに歯磨き粉をつけます。少し多めに感じるくらいでOKです。
歯磨き粉をつけた歯ブラシで、朱肉部分を優しく擦りましょう。
時間はかかりますが、次第に色が薄くなっていきます。
壁紙の種類によっては、中まで浸透してしまっている場合もあるでしょう。
この場合は、インテリアに合った壁紙用シールで隠すのがおすすめですよ!
今回は、朱印の汚れを食器洗剤と固形石鹸で落とす方法と、除光液で落とす方法をご紹介しました。
ぜひこの記事を見て、チャレンジしてみてくださいね!
ですが、朱肉は衣類につけてしまうととても落としにくいシミの一つです。
洗濯表示や色落ちチェックの結果ご家庭で洗えないと分かった場合や、この記事の落とし方の通りにやっても落ちなかった場合は、ぜひクリーニング業者さんに頼んでくださいね。
クリーニングのプロなら、朱肉の汚れもすっきり落としてくれるはずです!
また、大切な衣類の場合は、最初からクリーニング業者さんにお願いするのがオススメです。
自分で処理をしようとすると、シミを広げてしまったり、生地を傷めてしまったりする可能性があります。
お気に入りのお洋服をこれからも着続けられるように、丁寧にお手入れをしていきましょう♪