軽くて使いやすく、使用頻度の高い「ナイロンバッグ」。
そんなナイロンバッグに汚れがついてしまった時、みなさんはどのように洗濯をしていますか?
「どのように洗濯していいか分からずに、汚れを放置してしまっている」という方もいるかもしれませんね。
しかし、ナイロンバッグは、汚れを放置してしまうとカビが生えるなど、さらに状態が悪化してしまう可能性があります。
ナイロンバッグの洗濯は、やり方さえ覚えてしまえば、意外と簡単です!
これからご紹介するナイロンバッグの洗濯の方法を実践すれば、長く綺麗な状態で使うことができますよ♪
目次
ナイロンバッグの洗濯をする前に、まず最初にナイロン素材の特徴について見ていきましょう。
ナイロンは、主に石油を原料とする「ポリアミド」とよばれる合成樹脂から作られた繊維のことで、軽く、耐久性が高いことから洋服やバッグなどさまざまな衣料品に使われています。
ナイロン素材の最大のメリットは、軽量で丈夫なことで、加えて、革素材に比べるとリーズナブルで、縫製や加工がしやすいこともメリットとして挙げられます。
また、デニールや加工方法にもよっても異なりますが、はっ水性や耐水性にも優れており、摩擦にも強く耐久性があるのもメリットのひとつです。
一方で、熱に弱く、吸湿性が低いというデメリットがあるため、お手入れをする際には、その点に注意してお手入れをすることが必要です。
ナイロンバッグを洗う方法で、一番手軽なのが、洗濯機で洗うことです。
バッグの種類によっては、洗濯機が使用できないものもあるので、洗濯機にかける前に、洗濯表示を事前に確認するようにしましょう。
バッグについている取手などの付属品のうち、取り外せるものは取り外します。
バッグが裏返せるものは、裏返して裏地を表に出します。
バッグを洗濯ネットに入れます。この際、取り外した付属品で洗えるものは、別のネットに入れて洗濯をしましょう。
洗濯機で手洗いコースなどの弱水流を選択し、中性洗剤を入れて洗濯機をかければOKです!
バッグを洗濯機にかけると型崩れを起こしてしまう可能性もあります。
洗濯表示で洗濯機の使用が不可となっているものや型崩れが気になるナイロンバッグは、手洗いで洗うようにしましょう。
バケツや洗面器に水をはり、おしゃれ着用洗剤などの中性洗剤を入れます。
洗濯機で洗う時と同様に、バッグについている取手などの付属品のうち、取り外せるものは取り外します。
水を張った洗面器にナイロンバッグを入れ、押し洗いして汚れを落とします。
汚れがひどいところは歯ブラシなどで汚れを落とし、洗面器の水を数回入れ替えながら、洗剤がしっかりと落ちるようにすすぎましょう。
ナイロンバッグは、型崩れの原因にもなるため脱水をオススメできません。
乾燥する際には、大判のバスタオルの上にバッグを乗せ、表地はもちろん裏地やポケットの中もしっかりと吸水をしましょう。
しっかりと吸水できたら、チャックを開けて上下を逆さまにして、陰干しします。
型崩れが気になる場合には、新聞紙や乾いたバスタオルなどを詰めて形を整えてから、陰干しすると型崩れを防ぐことができますよ!
また、ナイロンバッグのお手入れの手間を減らしたいという方は、しっかりと乾いてから防水スプレーをかけておくのもオススメです。
防水スプレーをかけておくと、雨や汚れを寄せ付けず、濡れにくい分カビが生える心配も減ります。
さらに、単に水を弾くだけでなく、ホコリや排気ガスといった汚れから素材を守る効果もあるので、何もしないときに比べて段違いに汚れにくく、お手入れの回数を減らすことができますよ♪
自分でナイロンバッグを洗濯するのに自信がない方や、自宅での水洗いが可能かどうか分からない場合には、クリーニングに出して洗濯をしてもらうこともオススメです。
バッグのクリーニングの料金は、3,000円~10,000円程度が相場で、バッグの大きさや作りによっても値段は異なります。
また、専門のクリーニング業者であれば、クリーニングに加えて、染み抜きや色補正、はっ水加工や消臭加工などもオプションとして選ぶことができますよ!
ナイロンバッグの洗濯方法について、ご紹介しました。
気に入ったバッグは、なるべく長く大切に使いたいですよね!
ナイロンバッグは、日頃のお手入れと正しい方法での洗濯を行えば、長く綺麗に使うことができます。
今回、ご紹介した洗濯方法を、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
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