新型コロナウイルスが蔓延し、オフィスには空気清浄機が必須ともいえる世の中になってしまいましたね。
そしてコロナ禍でなくとも、沢山の人が同じ空間の中で長時間滞在するオフィスでは、空気清浄機はとても重要なアイテムと言えるでしょう。
また、日本人の20~30%がかかっていると言われる花粉症の症状は、集中力や判断力を鈍らせ仕事の効率が低下してしまいます。
社員のパフォーマンスを維持し、社員の健康を守る為にも、空気清浄機の設置をしたいところですよね。
今回はオフィスに設置する空気清浄機選びや、設置場所について解説します♪
一口に空気清浄機と言っても、細かく見るといくつかの種類に分けられます。
空気清浄機の種類を把握し、オフィスに設置する目的にあった機器を選びましょう。
空気清浄機はPM2.5、花粉、タバコの煙、ハウスダストなど空気中を舞うもの全般に効果があり、ニオイも収集して空気を綺麗にできます。
「空気を吸い込みフィルターなどを通して空気を綺麗にする」という仕組みなので、空気を吸い込む力、つまり吸引力の強さで、適した部屋の広さが変わります。
ですので、オフィスに置くような業務用の空気清浄機は、家庭用のものと比べると吸引力が高い点が1番大きな違いと言えるでしょう。
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加湿空気清浄機は、名前の通り上記の機能に加湿機能が追加されたものです。
加湿機能がつくことで乾燥を防ぐことができ、ウイルスの生存率を低下させられます。
風邪やインフルエンザなどの流行を予防するには、加湿器付きのものを選びましょう。
ただ、水を使うので、カビが生えたり、水アカなどが溜まってしまったりすることで、イヤな臭いニオイが発生する原因にもなります。
さらに、ニオイだけならまだしも、雑菌をばら撒いてしまうことにもなりかねないので、加湿機能のない空気清浄機よりも更にこまめな掃除が必須な機器となり、掃除の手間は増えます。
また、加湿をすることで静電気対策もでき、除電特化型の製品も発売されています。
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脱臭機とは、嫌なニオイを取り除くことに特化した機器です。
空気清浄機も嫌なニオイを軽減させる効果が期待できますが、あくまで空気を綺麗にすることを目的にしているため根本の解決にはなりません。
ニオイを除去するしくみは大きく分けて2つあり、ニオイを吸い込むタイプと、イオンなどを放出させて消臭するタイプがあります。
ニオイを吸い込むタイプは、料理や生ごみのニオイが気になる調理場やごみ箱付近、タバコ臭が気になるエリアなど、ニオイをピンポイントで脱臭したい場合に特におすすめです。
イオンなどを放出させて消臭するタイプは、広い空間のニオイを除去したいときにオススメです。
様々な空気清浄機の中で、空気中の菌やウイルスの除菌に最も高い効果が見込めるのが、空間洗浄機です。
空気清浄機は取り込んだ空気を綺麗にする機器ですが、空間洗浄機は空間に「次亜塩素酸」などの除菌水を放出させ、カーテンや椅子などに付着した菌、ウイルス、臭いを取り除くことができます。
そのため、オフィス内での風邪などの流行を予防することを目的に空気清浄機の設置を考えている場合は、この空間洗浄機が最もオススメと言えます。
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空気清浄機は設置場所を誤ってしまうと能力を十分に発揮できなくなるので、オフィス内の気流を十分に考慮し、適切な場所に設置する必要があります。
まず基本的に、空気清浄機はオフィスの中央で、人が多くいる場所に設置しましょう。
また、空気清浄機の周りには物を置かないようにすることが大切です。
壁際やまわりに物がある場所に設置してしまうと空気の吸引量が減少し、大風量の空気清浄機でも能力が制限されてしまいます。
次に、フロア内の吸気口と排気口の位置を確認し、気流に合わせて空気清浄機を設置する必要があります。
例えば、排気口に近い場所に空気清浄機を設置してしまうと折角空気清浄機で綺麗にした空気がすぐに屋外へ排出されてしまうので、気をつけてください。
花粉症対策で空気清浄機を設置する場合は、オフィスの出入り口付近に空気清浄機を設置してください。
出入り口は、人間の出入り口という役割だけでなく、花粉の出入り口でもあります。
出入り口でなるべく多く花粉を吸っておけば、オフィスの中まで大量の花粉を持ち込まずに済みます。
電気代節約のためや、なんとなく空気の汚れが気になる時だけ、たまに空気清浄機を使うという方も多いと思います。
ですが、オフィスで空気清浄機を使う場合も、基本的には24時間稼働させておくことをおすすめします。
例えばオフィスに人がいない時間に空気清浄機を停めてしまうと、作動中に除去しきれなかったホコリやチリ、吸気口から入り込んでくる有害物質が空気中を漂ったままとなってしまいます。
そうすると、翌日出勤した際にその有害物質をそのまま吸い込んでしまうことになってしまいますよね。
空気清浄機の稼働時は最大風量に設定し、オフィス内の空気をしっかりと綺麗にし続けることが大切です。
最後に、空気清浄機はオフィスの面積よりも広い範囲をカバーできる機種、台数を導入することをおすすめします。
オフィス全体の空気をしっかり清潔にし、健康的に仕事ができる環境を整えましょう!