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更新日 :2024年02月21日

1日自動車保険おすすめ5選!コンビニでの手続き方法や補償内容を比較

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1日自動車保険について解説します。自分の車以外を使って旅行やドライブに行く際に、必要な期間だけ加入できるのが1日保険のメリット。プランの特徴や、「スマホやコンビニで当日加入できる?」「車両補償やロードサービスは付いている?」などの疑問にお答えします。補償内容や保険料を比較して、自分に合ったプランを選んでみましょう!

1日自動車保険の特徴

1日自動車保険とは、1日(24時間)単位で加入できる自動車保険のこと。家族の車を運転する、友人の車を運転して遠出をするなど、他人の車を一時的に借りて運転する際に、万が一に備えられるのが特徴です。

友人の車を借りる以外にも、「同居している家族の車を運転したいけれど、年齢条件が満たず、自動車保険の補償対象外になってしまう」という場合にも1日自動車保険を利用できますよ。

編集部スタッフY

1日自動車保険は、他人から借りる自家用乗用車(普通自動車・小型自動車・軽四輪自動車)を運転する場合に特化した任意保険です。運転する方が所有する車は契約対象外になる点に注意してくださいね。

補償内容の例

・対人賠償責任保険:自動車事故で他人を死傷させてしまった際の補償
・対物賠償責任保険:事故を起こし、借りた車や物品を破損させたときの補償
・搭乗者傷害保険:事故発生時の補償。運転手含め搭乗者全員が受けられる
・自損事故傷害特約:対人、対物などの保険で補償されない事故の補償
・対物超過修理費用特約:相手の車の時価額を超える修理費用の差額を補償
・ロードサービス:緊急時に救援依頼ができるサービス

上記は、1日自動車保険の補償内容の一例です。補償内容は、保険会社やプランによって異なるので、よく確認しておきましょう。対人賠償責任保険や対物賠償責任保険はシンプルなプランにも備わっていることが多いですが、万が一の際に十分な補償が受けられるかチェックしておくのがポイントです。

編集部スタッフY

基本的には、相手への賠償の対人・対物賠償責任保険や、自身や同乗者の補償にあたる搭乗者傷害保険、運転中の事故による車の損害を補償する保険が内容に含まれます。

通常の自動車保険との違い

・契約期間が1日単位
・等級制度がなく保険料が一律

一般的な自動車保険の契約期間は基本的に1年ですが、1日自動車保険の場合は1日単位(最長連続7日間)と、契約期間の長さが異なるのが大きな違いです。

また、通常の自動車保険のような等級制度はないことや、年齢によって保険料が変化しないため、保険料は一律なのも1日自動車保険ならでは。ほかにも、通常の自動車保険と補償内容加入条件が異なる場合があるため、内容をよく確認して申し込みましょう。

1日自動車保険のメリット・デメリット

1日自動車保険のメリットやデメリットについて見てみましょう。

メリット

・保険料が安い
・スマホやコンビニでも手続きが可能
・プランによって車両補償を受けられる
・2回目以降の利用で割引がある場合も

1日自動車保険のメリットは、手軽に加入ができる点やプランによってさまざまなサービスを受けられる点などです。

加入の手軽さ

シンプルな補償プランは、1,000円以下と少額から加入できて、基本的な内容の補償を受けられるのは大きなメリット。WEBからの申し込み以外にコンビニで手続きができる保険もあり、車を運転する当日の朝でも加入できるプランもあります。

車両補償を追加できる

借りた車が事故にあってしまった際の修理費を補償する「車両復旧費用保険」が対象になるプランがあるのも、1日自動車保険のメリット。

通常の自動車保険の場合、初度登録年月から年数が経っている古い車や、事故実績により車両保険が付かない場合がありますが、契約するプランによって補償を受けることが可能です。

一般的に、上限額は300万円、自己負担となる免責金額は15万円という制約が設けられている点がポイント。古い車の場合は補償金額が少なくなることや、軽いキズ・へこみの際は免責金額の方が高額になることあります。

利用回数に応じて割引が受けられる

保険会社によって、1日自動車保険の利用回数に応じて2回目以降の保険料が割引になります。割引後の保険料は、契約プランや指定被保険者(保険契約者が指定する被保険者のこと)の人数などによって異なるため、それぞれのプランの詳細を確認しましょう。

編集部スタッフY

例えば、「三井住友海上」の1日自動車保険を複数回利用すると、1回目は800円、2回目は770円で加入が可能。2回目からの割引は、指定被保険者の保険料にも適用されますよ。

デメリット

・利用するたびに手続きが必要
・契約日数が定められている
・利用できる車が限られる

1日自動車保険の注意点も確認しておきましょう。

契約日数が限られる

1日自動車保険の契約日数は、最長で7日間と期間が限られている点に注意。そのため、期間を延長したい場合や、加入期間が過ぎてから再度利用したい場合など、必要なタイミングで加入手続きが都度発生することを念頭に置いておきましょう。

編集部スタッフY

例えば、「借りた車を1ヶ月くらい運転したい!」という場合は、契約が切れるタイミングで何度も手続きする必要があるため、この点がデメリットと感じる方もいるでしょう。

利用できない自動車に注意

▼対象外となる車
・運転者本人名義の車
・配偶者が所有する車
・レンタカー
・法人名義の車
・一部の高級車両

1日自動車保険は、レンタカーや、法人名義本人名義やその配偶者名義の車には使えない点にも注意。車検切れのような運転する予定がない自動車も対象外になりますよ。また、外国メーカーやスポーツカーなど、一部の高額車両は対象外になっているので、事前に確認しておきましょう。

1日自動車保険の選び方

ここからは、1日自動車保険の選び方のポイントを解説します。どの保険会社や補償プランを選べばよいか迷う場合は、参考にしてみてくださいね。

基本の補償内容をチェックする

プランによって補償内容は異なるため、基本の補償が含まれているかどうか、必要に応じてサービスを追加できるかなどを確認しておきましょう。

また、補償内容に含まれていても保険金が支払われないようなケースもあるため、加入を検討しているサービスの詳細をよく把握しておくことが大切です。

編集部スタッフY

例えば、故障でレッカーけん引・搬送された場合などの費用を補償するような内容が含まれていても、「駐車中または停車中に発生したあて逃げ、盗難などにより発生した損害は補償の対象外」という注意事項が設けられている場合があります。あくまでも運転中の事故やトラブルを補償するという点がポイントです!

万が一のリスクに備えられるか確認する

基本的なプランの場合、事故が起きてしまった際に、「自分や同乗者がケガをした」「車が故障してしまった」ということに対する費用の補償は対象になっていない場合もあるので注意しましょう。

特に、車両復旧費用保険弁護士費用特約が付いているかどうかは、プランによって差が出やすい部分。上位のプランには付帯されるケースが多い傾向にあるので検討してみてください。

編集部スタッフY

保険料の安さで選ぶのも選択肢の一つではありますが、補償内容が狭くなる場合があるので、注意が必要です。

当日加入できるかチェックする

急な用事で1日自動車保険を検討する場合、運転する当日でも加入できるプランがあります。ただ、プランによっては、当日加入に対応していないことがあるのがポイント。例えば、車両補償があるような上位プランの場合は、「事前登録をして○日後から加入が可能」と条件が設けられていることが多いため、気をつけましょう。

編集部スタッフY

車を借りる予定の有無に関わらず事前登録だけしておけば、急に必要になった際に利用しやすいでしょう!

1日自動車保険のおすすめ5選

ここからは、おすすめの1日自動車保険サービスをご紹介します。どの保険もスマホで申し込みが可能なので、自宅で手軽に手続きできるのが魅力。各社の2024年2月時点での契約内容をまとめたので、自分に合ったものを比較しつつチェックしてみてくださいね!

三井住友海上:1DAY保険

出典:www.ms-ins.com

・加入方法:スマホ、コンビニ
・支払い方法:クレジットカード、携帯料金との合算、現金
・1日800円〜

「三井住友海上」の「1DAY保険(ワンデイ保険)」。24時間単位の補償や、スマホで手続き可能、1DAY保険を利用する回数に応じて、車を購入して初めて契約する自動車保険が最大20%割引になるのが特徴です。「スタンダードプラン」の場合なら、対物事故時の自己負担額はなし、車両補償がある「プレミアムプラン」は、事前登録後8日目から契約可能です。

プラン

エコノミープラン

スタンダードプラン

プレミアムプラン

保険料

800円/24時間

1,000円/24時間

2,500円/24時間

対人賠償保険

対物賠償保険

○(免責金額5万円)(※1)

○(免責金額なし)

○(免責金額なし)

対物超過修理費用特約

自損事故傷害特約

搭乗者傷害特約

車両復旧費用保険

○(免責金額15万円)

ロードアシスト(※2)

事故現場アシスト

弁護士費用等補償特約

※1:免責金額とは、支払保険金の計算にあたり損害額から差し引く金額で、自己負担となる金額のこと。※2:修理後引取費用については、免責金額1,000円を差し引いて支払い。

東京海上日動:ちょいのり保険(1日自動車保険)

出典:www.tokiomarine-nichido.co.jp

・加入方法:パソコン、スマホ、コンビニ
・支払い方法:クレジットカード、携帯料金との合算、現金
・1日800円〜

3種類のプランから選択が可能です。それぞれに共通する内容は、対人・対物賠償責任保険や、搭乗者傷害特約、ロードアシスト。プランによって、弁護士費用特約や、借用自動車の復旧費用補償特約などの補償も付いているのが特徴です。ちょいのり保険で無事故の場合、利用日数に応じて保険料が最大20%割引になる場合も。

プラン

シンプルプラン

レギュラープラン

プレミアムプラン

保険料

800円/24時間

1,800円/24時間

2,600円/24時間

対人賠償保険

対物賠償保険

対物超過修理費用特約

自損事故傷害特約

搭乗者傷害特約

車両復旧費用保険

○(対象事故限定条件付き)

ロードアシスト

事故現場アシスト

弁護士費用等補償特約

損保ジャパン:乗るピタ!

出典:www.sompo-japan.co.jp

・加入方法:パソコン、スマホ
・支払い方法:クレジットカード、PayPay
・1日800円〜、12時間650円〜

「損保ジャパン」の時間単位型自動車保険「乗るピタ!」。スマホ、パソコンから自宅で手続きができ、「PayPay」支払いにも対応しています。12時間650円からと、日帰り旅行やちょっとした用事の際にも利用しやすいのも特徴。「臨時被保険者に関する特約」がセットの場合なら、事前登録不要で、複数人で交代して運転する場合も補償が適用されます。

プラン

ライトプラン

基本プラン

安心プラン

保険料

800円/24時間

2,700円/24時間

3,500円/24時間

対人賠償保険

対物賠償保険

対物超過修理費用特約

自損事故傷害特約

○(人身傷害保険)

搭乗者傷害特約

○(人身傷害死亡・後遺傷害定額給付金特約)

車両復旧費用保険

○(免責金額15万円)

○(免責金額15万円、代車費用特約あり)

ロードアシスト

事故現場アシスト

弁護士費用等補償特約

あいおいニッセイ同和損保:ワンデーサポーター

出典:www.aioinissaydowa.co.jp

・加入方法:スマホ
・支払い方法:携帯料金との合算
・1日800円〜

「ワンデーサポーター」は、スマホからのみ申し込みができる1日自動車保険。「エコノミープラン」や「ベーシックプラン」のほか、車両補償ありの「ワイドプラン」の3つのプランから選べます。ワンデーサポーターの契約回数が2回目以降になると、保険料が割引になるのが特徴。

プラン

エコノミープラン

ベーシックプラン

ワイドプラン

保険料

800円/24時間

1,000円/24時間

2,500円/24時間

対人賠償保険

対物賠償保険

○(免責金額5万円)

○(免責金額なし)

○(免責金額なし)

対物超過修理費用特約

自損事故傷害特約

搭乗者傷害特約

車両復旧費用保険

○(免責金額15万円)

ロードアシスト

事故現場アシスト

弁護士費用等補償特約

ドコモ:1日自動車保険

出典:hoken-navi.docomo.ne.jp

・加入方法:パソコン、スマホ
・支払い方法:d払い、dカード、クレジットカード、dポイント、携帯料金との合算
・1日800円〜

24時間365日対応の「ドコモ」の1日自動車保険です。どのプランも、事故現場アシストやロードアシストサービスが付いており、事故を起こしてしまった際のサポートが充実。支払いで、dポイントが貯まる・使えるのが特徴です。保険の利用開始日が初回申込日より7日以内の場合は、「レギュラープラン」「プレミアムプラン」は利用ができない点に注意。ドコモ回線以外の方も申し込みが可能ですが、申し込み条件の一つにdアカウントを取得している必要があります。

プラン

シンプルプラン

レギュラープラン

プレミアムプラン

保険料

800円/24時間

1,800円/24時間

2,600円/24時間

対人賠償保険

対物賠償保険

対物超過修理費用特約

自損事故傷害特約

搭乗者傷害特約

車両復旧費用保険

○(免責金額15万円、対象事故限定条件付き)

○(免責金額15万円)

ロードアシスト

事故現場アシスト

弁護士費用等補償特約

コンビニでも1日自動車保険に加入できる!

先ほどご紹介したおすすめの1日自動車保険のなかには、特定のコンビニでも加入、支払いが可能なものがあります。補償プランによっては、当日の朝に加入できる場合もあるため、いざというときに利用しやすいのが魅力!

スマホで事前に申し込んでレジで支払う方法と、店舗に設置されているマルチコピー機やマルチメディア端末で直接申し込みする方法がありますよ。

セブンイレブン

セブンイレブン」では、三井住友海上の1DAY自動車保険に加入できます。店舗に設置されているマルチコピー機を使って、直接申し込みが可能。支払い方法は、現金またはnanaco(ポイントは付与されない)となっています。

ファミリーマート

「ファミリーマート」では、東京海上日動が提供するちょいのり保険(1日自動車保険)の加入ができます。ネットで事前に申し込み、レジでバーコードを見せて保険料を支払うことで手続きが完了。現金もしくはファミペイでの支払いが可能です。

ローソン

「ローソン」では、東京海上日動の、ちょいのり保険(1日自動車保険)の手続きができます。ネット事前予約とマルチメディア端末「Loppi」で直接手続きする方法の2種類があり、それぞれ指示に沿って申込券を発券してレジで支払いをすることで加入できます。

【Q&A】1日自動車保険に関する疑問

1日自動車保険について気になるポイント注意したいことをまとめたので、契約の際にチェックしてみてくださいね!

Q1. 1日自動車保険は何人まで適用される?

A1. 保険会社やプランによって、最大3名追加できる場合があります。

運転者本人(記名被保険者)のほかに、最大3人まで運転者(臨時被保険者)を追加できる場合があります。1台の車を複数で運転する際はチェックしておきましょう。

Q2. 車の1日保険の申し込みで必要なものは?

A2. 運転免許証や、借りる車のナンバー情報が必要です。

WEBで事前申し込みをする際は、メールアドレスも必要。氏名や生年月日、免許証番号、借りる車のナンバープレートの番号などの必要事項を入力して、加入手続きを進めます。

Q3. 自分の車で自動車保険に加入している場合は必要ない?

A3. 「他車運転危険補償特約」が付加されている場合は加入の必要はないでしょう。

運転しようとしている本人が既に加入している自動車保険に、「他車運転危険補償特約」の項目があれば、他人の車を一時的に運転した際の事故について補償対象になる場合があるため、確認してみましょう。

Q4. 1日自動車保険の注意点は?

A4. 借りた車を運転しているあいだの事故・トラブルにのみ補償が適用されるのがポイント。

補償内容に含まれていても、保険金が支払われないケースがある点に注意しましょう。例えば、自然災害によって発生した損害や、駐車中の損害などの場合は補償が適用されない場合があるため、具体的な契約内容を確認しておくことが大切です。

Q5. スマホからでも申し込みはできる?

A5. スマホやパソコンからでも申し込みが可能な場合があります。

今回、記事内でご紹介したおすすめの保険サービスは、全てスマホからの申し込みに対応しています。

ちょいのりに便利な1日自動車保険を比較してみよう!

休暇や年末年始などで、友人や両親の車をちょっと借りたいというシーンで手軽に利用でき、万が一に備えられるのが1日自動車保険のメリット。加入する際は、補償内容や保険料を比較しつつ、自分に適したプランを検討してみましょう。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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