HOME

更新日 :2020年12月08日

タンスの処分はどうする?回収業者さん以外の知られざる5つの方法!

この記事をシェアする FaceBook X LINE Pinterest

ずっと使っていたタンスもボロボロになってきたし、そろそろ買い換えようかな…
でもこの古いタンス、どうすればいいんだろう。

タンスは大きな家具なので、手放すにしても、どうやって処分したらいいのか悩んでしまう人もきっと多いですよね。

実は、タンスを処分する方法って、たくさんあるんですよ。

ここでは色々な方法を紹介していくので、自分にあった方法を見つけてみてください!

手放す方法は全部で6通り

タンスを手放す方法はいろいろあります。
ここで紹介するのは、全部で6通り!

・自治体に回収してもらう
・不用品回収の業者さんに頼む
・引越し業者さんに回収してもらう
・下取りに出す
・リサイクルショップで買い取ってもらう
・ネットオークションで売る

手放す方法は、処分するだけではなくて、買い取りという選択肢もあります。
買い取りの場合は、タンスの状態によりますが、ラッキーだったら高いお値段で売れるかも…!

ではここからは、それぞれの方法を詳しく説明していきますね♪

自治体に頼むのがいちばん安心!

住んでいる地域の自治体なら信頼できるので、いちばん安心。

ではこの方法でタンスを処分する場合のポイントをいくつか紹介していきます。

まず、この方法で処分するときには、粗大ゴミとして回収してもらうのか、それとも燃えるゴミとして捨てることができるのかをまずは確認しなくちゃいけません。

基本的に、粗大ゴミなのか燃えるゴミなのかは、タンスの大きさによって判断されます。

そのため、大きさを測っておくことが大切。
高さ、幅、奥行きをメジャーなどでチェックしておいてくださいね!

測ったら、自治体のホームページをみて、その大きさだと粗大ゴミになるのか、燃えるゴミになるのかを確認しましょう。
自分で探すのが面倒だったら、電話してみるのもおすすめです!そのほうがわかりやすく説明してもらえるかもしれません。

ではここからは、粗大ゴミとして捨てる場合と、燃えるゴミとして捨てる場合それぞれについて、説明していきます。

粗大ゴミとして処分する場合

だいたいの場合、タンスは粗大ゴミとして処分することになると思います。

粗大ゴミの捨て方の細かい部分は、自治体によって違うので、住んでいる地域の自治体のホームページなどでチェックしてみてください。
ここではどこに住んでいても共通している、粗大ゴミを捨てる時の大まかな流れについて説明していきます!

1. 申し込みをする

粗大ゴミを捨てる時には、申し込みが必要です。
インターネットで申し込むか、電話をして「タンスを粗大ゴミとして捨てたい」ということを話して、申し込みましょう。

2. 粗大ゴミ処理券を買う

自治体で処分するとなると、粗大ゴミ処理券というものが必要です。
この処理券というのは、コンビニなどで簡単に手に入ります。

粗大ゴミ処理券は、自治体によって値段や種類などが違います。
事前に、タンスを捨てるにはいくら分の処理券が何枚いるのか、ホームページで調べておくようにしましょう。

例えば、世田谷区の粗大ゴミ処理券はこんな感じ。

左の「A」と書いてある方が200円、右の「B」と書いてある方が300円の券です。
このような処理券を自治体で指定されている金額分、準備しておきましょう!

3. 粗大ゴミ処理券を貼る

購入した粗大ゴミ処理券をタンスに貼ります!
処理券はシールになっているので、タンスの表面の目立つところに貼りましょう。

4. 自治体で指定されている場所にタンスを持っていく

持っていく場所も自治体によって異なります。
自分の自治体の粗大ゴミの集合場所を調べて、そこに持っていけば完了です!

燃えるゴミとして処分する場合

燃えるゴミとして捨てるなら、いつも捨てているゴミと一緒に捨てることができます。
これなら、燃えるゴミの日にゴミ出しの場所まで持っていけばいいだけなので、とっても楽ちん♪

ただ、燃えるゴミとして捨てられるタンスは、小さいタンスだけなので、ほとんどの場合は当てはまらないかもしれません…!

どうしても燃えるゴミとして処分したい場合には、タンスを小さく解体する、という方法があります。
でものこぎりなどを使って自分で解体するのは、正直めんどうですし、そういう作業に慣れていないと危険なので、あまりおすすめはしません。

粗大ゴミのサイズのタンスなら、粗大ゴミとして捨てるようにしましょう。

楽に手放したいなら不用品回収業者さん

処分するのにそんなに手間をかけてなんかいられないよ…!
こんな人もきっといますよね。

不用品回収業者さんに回収してもらう方法なら、私たちはほとんど何もしなくて大丈夫。
だからとても楽ちんです♪

タンスの回収も業者さんがお家まで来てくれるので、待っているだけでいいんです。
ぜんぶ任せてしまいたい!という方にはとてもおすすめですよ。

では、不用品回収業者さんに頼む時のポイントを紹介していきます。

お金はけっこうかかるかも

不用品回収業者さんに頼む場合、とても楽ちんだという話はしましたよね。

でもその分、料金は他の方法よりも高くなってしまいます。
だいたい5,000円〜10,000円くらいかかると考えておきましょう。

また、タンスが2階にあって外に運び出すのが難しい時など、搬出する方法によっても料金が変わってくる可能性があります。

それでもやっぱり見積もりから回収まで、全てをやってもらえるので、楽したい方にはおすすめですよ♪

ちなみに、「回収無料」と書いている業者さんもたまにいるかもしれませんが、そういう業者さんは搬出の料金など、他の部分でお金を取っている可能性が高いので、注意してみてくださいね!

見積もりは複数の業者さんにしてもらう

業者さんにお問い合わせすると、見積もりをしてもらうことになります。

でも、中には悪いことを考えている業者さんもいます。
そんな時に、比べる対象となる業者さんがいないと、お金を通常よりも多く取られてしまうなど、思わぬトラブルに繋がってしまうかも。

そのため、少なくとも2つ以上の業者さんに見積もりは頼んでみるようにしましょう。
いろいろなところを比べてみて、ここがいい!と思った業者さんを選ぶようにしてくださいね。

「引越しをするので」と言わない!

あなたがタンスを処分したいと思った理由はなんですか?

もしそれが引越しの場合、それは業者さんにはなるべく言わない方がいいかもしれません…!

引越しって、「何日までに何をする」など、いろいろとスケジューリングがされていて、期限をもうけることが多いですよね。
そのため、業者さんに「引越しをするから処分したい」と伝えてしまうと、期限があるという認識になって、料金が割増されてしまうかもしれないのです。
そうすると、ただでさえ回収業者さんに頼む場合はお金がかかるのに、さらに高くなってしまうかもしれません。

ということで、「引越しをするからタンスを処分したい」と業者さんにお話するのは、あまりおすすめしません!

引越しするなら、引越し業者さんに回収してもらう

もし引越しをするタイミングでタンスを手放したい、と思っているなら、引越し業者さんで回収してもらうのもおすすめです。

もしかすると、引越し業者さんで不用品の回収をしているなんて知らなかった!という人も多いかもしれませんね。意外と、回収してくれるんですよ♪

この方法なら、引越しの見積もりのついでにタンスの処分の見積もりまでしてもらえるので、他の業者さんを探したりする手間が省けます。

そもそも引越しって、忙しくて大変。
料金はかかってしまいますが、引越しのタイミングなら、頼んでしまうのがおすすめです。

ただ、中には回収を行なっていない引越し業者さんもいるので、ちゃんとチェックしてから頼みましょう!

新しいタンスを買うなら、下取りで手放す

もうボロボロになったから、新しいタンスを買おうと思っている。
そんな方には下取りがおすすめ!

下取りは新しいタンスを買う代わりに、古いほうを引き取ってくれる制度。
しかも、無料で引き取ってくれるところが多いのです。とても嬉しいですよね♪

でも購入するのは、新しい家具ならなんでもいい、というわけではありません。
タンスを引き取ってもらいたいなら、新しいタンスを購入しなければいけません。
つまり、同じ家具を買わなければいけない、ということ!

下取りは、通販でタンスを買う場合にも行なっていることがあります。
まずは、下取りをしてくれるかどうか、確かめてから、購入を決めるといいかもしれませんね!

ちょっとでもお金にしたいならリサイクルショップ

どうせなら、売ってお金にできないかな…?
こんな風に思っているなら、リサイクルショップで買い取ってもらうのがおすすめ。

リサイクルショップには信頼できるプロの鑑定士さんがいます。
そのため、正当な値段をつけてもらうことができます。

タンスなら、だいたい1,000円〜20,000円ほどの値段がつくことが多いです。
ただ、購入した金額の10分の1くらいの値段でしか売れないことがほとんどなので、あまり期待はできません。

ちょっとした思わぬ収入があったらいいなあ、くらいの軽い気持ちで、一度、持って行ってみるのも良いかもしれませんね!

でも中にはものすごく高価なタンスもあります。
そういうタンスを買い取ってもらうことになった場合には、もっと高いお値段をつけてもらうことができる可能性もありますよ♪

でも逆に、全く値段がつかなくて、0円なんて場合もあるので、期待はしすぎないでくださいね!

どうしてもお金にしたいなら、ネットオークションで売ってみる

リサイクルショップよりももっと高値で売りたい!という人は、ネットオークションをやってみるのもいいかもしれません。

ネットオークションなら、自分で値段をつけることができるので、自由に売ることができます。
なかなか売れなかったら、値段を下げていけばいいですしね!

ただ、デメリットとしては、ちょっとめんどくさいかな、というところはあります。
ネットオークションは、相手が実際にそのタンスを目で見て購入できるわけではありませんよね。

だから写真がとても重要になってきます。
ちゃんとどんなタンスなのかがわかるように、写真を上手に取らないと、なかなか信用を得ることができなくて、売れないかもしれません。

また、どこに傷があるかなど、そういう細かい情報もきちんと書かないと、あとからクレームがきたりするので、注意が必要です。

他にも、購入者の人がお金を支払ってくれなかった、というトラブルもあったりするので、ネットオークションを利用する時には注意が必要です。

DIYという方法も?

ボロボロになったから捨てる、当然のことです。
しかし最近では、物を長く愛用するという考え方が広まっています。

そのうちの一つがDIY
古くなったタンスも、DIYを通して生まれ変われるかもしれません♪
また、ゼロからタンスを自作するというのもDIYの一つです。

今回は、そんなタンスDIYのメリットについても触れていきましょう。
思いもよらぬ選択肢になれば幸いです。

DIYのメリット1:費用が抑えられる

まず考えられるメリットは、新しいタンスを買う費用が抑えられること。

一般的なタンスであっても、中古などで安く買えて数千円。
インテリアショップなどでは、数十万円するものも珍しくありません。

対してタンスのDIY。
『どれだけこだわるか』にもよりますが、大抵の道具は100均でも揃います。
それでは具体的に、修復と自作でどんな費用が予想されるのか別々に見てみましょう。

修復DIYの場合

ボロボロになったタンスに必要なのは、補修に使うシートやペンキ
これらも100均で揃えることができます。
工具なども使わなければ、その分の費用を浮かせることができますね。

タンスの大きさにもよりますが、2,000円くらいあれば事足りるでしょう。

自作DIYの場合

自分でタンスを作る場合も、木材とペンキがあれば十分
工具が何もないという場合は、初期費用だと考えましょう!

ちなみに、すのこなどをうまく活用すれば、木材を切る工程を短縮できますね。
使う材料の選び方によって、使う工具も減らせそうです

木材の費用に関しては、こちらも作るタンスの大きさに比例します。
一般的な木材だと、一本500~2,000円くらいが相場のようです。

最近はDIYの流行に伴い、木材も組みやすいよう加工されていたりします。
お店の人に相談しながら、材料を選んでいくのもいいですね♪

自分の腕を少しずつ磨けるのも、DIYにおける醍醐味の一つですよ!

DIYのメリット2:モノを長く使える

上でも少し触れていますが、同じものを長く愛用できるのは大きなメリット。
特に大きな家具であるタンスは、処分するのも大変でしたよね。

長く使うために用いるDIYは、主に補修作業となります。

ボロボロになった部分を塗装したり、リメイクシートで隠したり。
これを機にタンス全体の雰囲気を変えてしまうのも一つの手ですね♪

中には、全くの別ものに作り変えてしまう猛者もいるようです!

また、この修復DIYを覚えてしまえば、いろんな家具にも応用できます
始めは難しく感じるかもしれませんが、自分好みにカスタムできるのは楽しいもの。

いきなりタンスはハードルが高いという方も、まずは補修から始めてみましょう♪

まとめ

タンスを処分したいけど、どうやってやればいいのかわからなかったあなたも、自分にぴったりの方法を見つけられましたか?

ただ手放したいだけなら、自治体・不用品回収業者さん・引越し業者さんに回収してもらうか、下取りに出しましょう。
少しでもお金になればいいな、と思うなら、リサイクルショップに持っていくか、ネットオークションを使ってみてくださいね!

また、ずっと使い続けたタンスには「ありがとう」という気持ちを伝えてから手放すと、タンスもきっと喜んでくれると思います♪