雑巾の作り方を写真で解説!手縫いで簡単、定番の×印で強度がUP!

まっつん

更新日:2021年11月30日

床を磨いたり、テーブルを拭いたり、窓の冊子のホコリを掃除したり、と何かと便利な雑巾
雑巾を使ってお掃除をすると、雑巾以外でお掃除したときよりキレイになりやすいんです。

そんな雑巾、自分で作って使っていますか?
最近は、もう縫ってあるものがスーパーマーケットなどで売られているので、作っている人は少ないかもしれません。

でも、手作りの雑巾ってなんだか素敵
小学生のとき、お母さんが夜中に縫ってくれた雑巾を学校に持って行ってお掃除していたのがすごくいい思い出です。

というわけで、今回は雑巾の作り方のご紹介!
手作りの雑巾なら、お掃除がはかどること間違いなしですよ♪

雑巾にオススメな素材

まずは、雑巾を作るのに一番大切なポイント、雑巾の素材選びから。

雑巾=タオルだと思いがちですが、他にも使える素材はたくさんあるんですよ。
タオルと、もう1つ、おすすめの素材をご紹介しますね。

フェイスタオル

まず雑巾作りにぴったり!といえるのが、フェイスタオル。
よく旅館や日帰り温泉で、貸し出ししている薄手のタオルがありますよね。
横長で身体を洗うときなんかに使う、あれです、あれ。

バスタオルは針を通す時に突っかかってしまうので、薄めのフェイスタオルがぴったりなんです!

おすすめ
商品

商品画像
Dorcy 白タオル 業務用 フェイスタオル白 綿 速乾 瞬間吸水 10枚セット

着なくなったTシャツ

次に紹介するおすすめ素材は、なんと着なくなったTシャツ

コットン素材だから吸水性がよく、しかも乾きやすいから実は使いやすいんです。
それに、繊維が非常に細かいため、素材を傷つけないというすごいメリットもあるんですよ♪

小学生の頃に着ていたTシャツなどがもし押入れの中に残っているのであれば、それは捨てずにレッツリサイクルです!

注意
ただし、大きなプリントがある場合は、その素材が棚やテーブルを傷つけてしまう可能性があります。

極力プリントがないものを選び、適当な大きさにカットして掃除に役立ててくださいね。

雑巾を縫いましょう♪

雑巾の素材、ちゃんと用意できましたか?

それではさっそく、雑巾の縫い方をご紹介しますね。
手縫いでも、ミシンでも特に手順は変わりません。
とっても簡単なので、いっぱい縫ってみてくださいね♪

 用意するもの 

・フェイスタオル
・ハサミ
・糸
・針

 

   手 順  

1. タオルを半分に切る

フェイスタオルを横長のほうの長さが半分になるように、切ります。

 

2. タオルの端を切る

さらに、パンの耳ならぬ、タオルの耳も切っちゃいます。タオルの両端の三つ折りになっている硬い部分のことですね。こちらもまっすぐ切っていきましょう。

 

3. 半分に折る

カットしたタオルを、切り目と切り目が重なるように、半分に折ります。

 

4. カットしたところを縫う

カットした切り目と、切り目に合わさっているところを、まとめて縫い合わせます。

 

5. ひっくり返す

今、筒のようになっていると思います。
その筒の表と裏をひっくり返し、手順4の縫い目が内側にくるようにします。

 

6. 一周縫う

雑巾の周囲を、ぐるっと一周縫います。

 

7. 最後に「×印」で縫う

周りを縫い終わったら、最後に「×印」で縫い合わせます。
縫い目が対角線になるようなイメージです。
これにより、よれを防いでより頑丈になります。

 

雑巾の正しい使い方

さて、雑巾はキレイに縫えましたね。
手作りの雑巾で、道具とやる気は十分。よし、やるぞ!と雑巾がけを始めたいかもしれませんが、ちょっと待ってください。
そんなあなたに、読んでほしい記事があるんです。

雑巾がけなんてする必要がないと思っている哀れなあなたへのお知らせ

こちらの記事には、雑巾がけのくわしいやり方が書いてあります。
雑巾がけにやり方なんてあるの?と思うかもしれませんが、実はあるんです。

こちらの記事に書いてあることを簡単にご紹介すると、

おすすめの床の素材
フローリング

じゅうたん

雑巾の絞り方は、縦絞り
雑巾を縦に持って絞ると、しっかり水が絞れるんです。

雑巾のかけ方は、コの字型
くねくねと雑巾をかけると、拭き残しがあるかも。コの字型にかけましょう!

雑巾の洗い方は、つけ置き洗いがおすすめ
雑巾の汚れは、つけ置き洗いで簡単に落としてしまうのがいいですね♪

という感じです。ざっくりとでごめんなさい。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひ記事をチェックです!
雑巾がけなんてする必要がないと思っている哀れなあなたへのお知らせ

 

ちょうどいい濡れ具合の雑巾って?

よく、ありませんか?
雑巾の拭き跡が残るのがいやで、雑巾を硬く絞りすぎてしまうこと。

でも、硬く絞りすぎると、雑巾の水分がなさすぎて、全然ゴミやホコリが吸着しなかったり、すぐにカラカラに乾いて何度も濡らさなきゃいけなかったり・・・
これではとっても時間がかかっちゃいますよね。

かと言って、あまりにも水分の多い雑巾を使うと、床や棚もびちょ濡れで、全然乾かない
もしかしたら、お子さんが滑って転んで怪我をしちゃうかもしれませんよね。

 

じゃあ、どうしたらちょうどいい濡れ具合の雑巾を手に入れられるんでしょうか?
それは、乾いた雑巾の間に濡れた雑巾を挟むこと。

これにより、ちょうどいい濡れ感の雑巾が手に入っちゃうんです♪
たとえ雑巾の絞りが足りなかったとしても、乾いた雑巾に挟めば余分な水分を吸い取ってくれるから、拭き跡も気にならないんですね。

 

このテクニックで雑巾を何枚も使うのが嫌だったら、雑巾を三つ折りにしてはしっこの一折分だけ濡らすのもオススメ。
3分の1を、残りの部分で挟んじゃえば、1枚の雑巾でちょうどいい濡れ具合の雑巾がつくれちゃいますよ♪

 

まとめ

いかがでしたか?

雑巾を作るのにおすすめな素材は、薄手のフェイスタオルと、もういらないTシャツ
作り方はとっても簡単で、手縫いでもミシンでもすぐに縫えちゃえます。ぜひやってみてくださいね!

また、雑巾がけにも実はポイントがあるんです。
絞り方や、かけ方なども要チェックですよ!

雑巾は、とっても万能なお掃除グッズ
ぜひいっぱい作って、お家をどんどんキレイにしちゃってくださいね♪