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更新日 :2018年10月12日

浮き輪の洗い方は塩分・塩素を落とし、陰干しで内側の水分を乾かす!

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皆さん、海の季節、プールの季節になってきました。

この季節、浮き輪、欠かせないですね〜。

そんな、夏になれば誰も彼もが使う浮き輪なんですが、
実際、遊び終わって、最後浮き輪をしまうまで、きっちりお手入れをされる方は少ないんじゃないでしょうか〜?

今日ご紹介しますのは、そんな浮き輪の洗い方についてです。

浮き輪の素材のビニールにやさしい方法です。

なるべく長持ちさせて、来年の夏、ちゃんと使えるようにしたいものですね。
どうぞご覧ください。

 

浮き輪の洗い方

皆さんは、海でのお遊びが終わったあとは、浮き輪はどのように洗っていますでしょうか?
蛇口なんかに行って「お水でパーっと流すだけでキレイ!」だなんて思われている方も多いんじゃないかと思います。

でもね、ここには大きな見落としがあるんです。
お水流しだけでは肝心な「塩分」が落とされません。
プールでのお遊びも同様です。「殺菌用塩素」が浮き輪に残り続けてしまいます。

そうしますと、浮き輪のビニール部分が早く劣化して、ビニールが薄くなってきたりですとか、そうしてたちまち破れてしまったりですとか、しっかり洗わないことで、思わぬ弊害があるんです。

海やプールで遊び終わって、「ちょっとめんどくさいな…」なんて方も、お家に帰ってからでよろしいですから、こちらの方法で、しかとお洗いください。

用意するもの

・台所洗剤
・スポンジ

  手順   

洗う

スポンジを使って、台所洗剤で浮き輪に付いた「塩分・殺菌用塩素」を洗い流しましょう。

浮き輪は、空気が入ってふくらんでいる方が洗いやすいです。
空気を抜いている場合は、表面がデコボコして洗いづらいと思いますが、へっこんでいる部分も含め、浮き輪全体を洗いましょう。

 

浮き輪の乾かし方

洗ったら終わり、ではないんです。
浮き輪を洗ったら、次はしっかりと乾かすことが大切です!

 用意するもの 

・タオル

  手順   

1. 水気を拭き取る

水滴が付いたまま袋などに入れて保管しますと、中で蒸れたりしてこれまたビニールが傷みますし、さらにはカビの原因になってしまいます。
まずは水気をタオルなどで拭き取りましょう。

2. 浮き輪を乾かす

あとは浮き輪を乾かしていくんですが、このときの乾かし方は「陰干し」で!
浮き輪の素材のビニールが、直射日光に弱いためです。
日光だけで浮き輪が溶ける〜なんてことまでには至りませんが、変形してしまう可能性があります。

そして、この時のポイント!

POINT
空気注入口のふたを開けて乾かしましょう。

浮き輪内部の湿気は、ビニールがぐにゃぐにゃに変形する原因になるので、内部もしっかり乾かします。

 

浮き輪のたたみ方

浮き輪をたたむのにもちょっとしたコツがあります。

浮き輪をたたむ前に、「ある物」をサーっとまぶしておくことで、次、浮き輪を取り出した時なんかに、ビニール同士がぺったりくっつくのを抑えてくれるんです。

またすぐ使うご予定でしたら、そんなね、すぐビニールがくっつくなんてことにはなりにくいですから、「次使うのは来年だな」って時、たたむ前にまぶすのが良いかと思います。

用意するもの

・ベビーパウダー (ある物です)

このベビーパウダー、コットンパフも付いて、この量でこのお値段。
浮き輪にまぶすにしても、これは植物生まれのパウダーですので、お子さんと一緒に安心して使えます!
そしてお肌のやさしい味方でもあるんです。「吸湿&放湿機能性パウダー」配合。あせもや、かみそりまけに!

  手順   

1. ベビーパウダーを浮き輪にまぶす

浮き輪を折りたたんだ時の、ビニールとビニールの接触部分にベビーパウダーをまぶしましょう。
なんならもう全体にまぶしてしまってください。

2. 浮き輪を折りたたむ

じゃあね、「端から丸めて」たたんでいきましょう。
そうすることで、浮き輪に残った空気が抜けていきます。

この空気さえ抜ければ、あとは綺麗に折りたためるので・す・が、ここでポイント!

POINT
空気注入口を折らないようにして、たたみましょう。

これは、空気注入口に折れグセが付くと、注入口の筒がつぶれてしまい、常に空気が抜け漏れた状態になってしまうからなんです。

これで折れグセがついてしまうと、浮き輪として致命的ですね…あいたたた。

 

まとめ

浮き輪の洗い方をはじめとした、浮き輪のお手入れ方法をご紹介しました。

なんですけれども、皆さん、手間ひまかけて、浮き輪をお手入れするのはちょっとおっくうではありませんか。

私もそうです。

でも、すこしの面倒をかけて、今年の夏の終わりに、浮き輪のお片付けをする。
そうして、また来年の夏に、浮き輪と一緒に遊ぶ。

「一つの物を大切に扱えている」という喜び、充実感がそこにはあると思います。

来る夏があれば、去る夏もあります。

夏はいつだって一度きり。
このひととき、この一瞬を大切にできる夏を、浮き輪とともにどうぞお過ごしください。