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更新日 :2018年10月12日

フローリングの補修はDIYの道具で簡単に!お絵描き感覚で傷隠し!

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普段何気なく歩いている家の床。

ふと見ると、フローリングの無数の傷が……なんて細かい傷までいちいち気にしていられません。

でも、ペットが引っ掻いて大きくえぐれちゃったり、椅子の下の引き傷があまりにも目立ったり……格好悪くてどうにかしたい傷も多いものです。

他にも、子供が油性ペンで落書きしちゃった、などなど。
フローリングを綺麗に保つのは本当に大変なこと。

一般的にフローリングの寿命は10~20年と言われています。
傷が多いからすぐに張り替えよう!というのもなんだかもったいない気がしますよね。

そんなみなさんにオススメしたいのが、自分でフローリングの補修をするということです。
DIYが流行りの今、フローリングの補修を簡単にできる道具がたくさんあるのです。

今回は傷に合わせた補修方法や使える道具の紹介、普段のメンテナンス方法まで、たっぷりお伝えしていきます!

フローリングにできた傷を補修する方法

フローリングにできる傷は擦り傷、えぐれ傷、凹み傷など様々。

今回は
・浅い擦り傷やえぐれ傷
・浅い凹み傷
・深い傷
の3つの場合に分けてお伝えします。

浅い擦り傷やえぐれ傷を補修する場合

ちょっとしたかすり傷などは無視しないと無限に補修作業をすることになるのですが、目立つところにあるとやはり気になりますよね。

テープを貼る

一番簡単に済むのは、傷隠し専用のテープを貼るということ。
フローリングの床に合わせて色や柄を選んで、カッターなどで適度な大きさに切って貼るだけ。

デメリットとしては、色が合わず、逆に浮いてしまうこともあるという点があります。

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高森コーキ フローリング用 キズかくしテープ 2枚入 ベージュ RKT-03
UV加工してあるので、よく日が差し込む部分に貼っても劣化しづらくなっています。傷を隠すだけでなく、フローリングの保護としても使えるので、傷をつける前に貼っておいてもいいかもしれませんね♪

クレヨンを使う

傷隠し用のクレヨンを使いましょう。
浅い傷なら温めずに塗り込むだけでOKです。

何色か買っておくと、色を混ぜてフローリングの色に近づけることができるので便利ですよ♪

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凹み傷などにも使えるクレヨンタイプの補修剤です。浅い傷だけでなく、深い傷にも使えるので、1つ持っておくと便利ですよ!浅い傷にはそのまま塗り込み、深い傷の場合はドライヤーで温めて柔らかくしてから塗り込むことで、傷口にピッタリはまり、目立たなくなります。

浅い凹み傷を補修する場合

実は、フローリングの床にできた小さな凹みは水分を含ませることで簡単に元通りにできるのです。

用意するもの

・針または画びょう
・水
・タオル
・スチームアイロン

  手順  

1. 床に穴をあける
凹んでいる部分に数回、針で小さな穴を開けましょう。

 

2. 水をたらす
凹みに少量の水をたらし、床が水分を吸収するまで数分おきます。

 

3. アイロンをあてる
床が水を吸い込んだら、タオルを傷の部分にかぶせ、上からスチームアイロンをかけていきます。
アイロンを5秒ほど押し付けて離す、というのを2、3回繰り返します。

 

床が水を吸い込むことで、凹んでいた部分が平らになります。
もしこの方法でも直らない場合は、次の「深い傷の場合」で紹介するパテを使った方法を試してみてくださいね♪

 

深い傷を補修する場合

深い傷の場合は、傷口を埋める、というのがポイントになってきます。

切り口から飛び出ているささくれなどは、カッターで取り除いて平らにしましょう。
そのあとに温めた液状の補修材を流し込み、表面を整えれば完成です。

デメリットとしては、補修材の値段が他に比べて高いことと、時間がかかるということです。

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電熱コテ付きの補修材セットです。色を混ぜ合わせながら使い、最後に木目を書くペンまでついているので、1つで完璧に補修できてしまいます。溶かしこむ素材は、補修材の中でも最高硬度のものです。そのため、床や階段など、負荷がかかりやすいところに使っても安心です♪

 

フローリングのその他の問題も解決

毎日歩くフローリングの気になる点は、傷だけではないですよね。
歩くたびにギシギシ音がなったり、油性ペンの汚れが目立ったり……。今回はそのような問題も解決してしまいます♪

床のきしみ

廊下の一部分だけきしむの、なんだか気になりますよね。

床のきしみの原因は、床に使われている木材が原因の場合が多いです。何枚かの木の板を重ねることで床は作られています。その木同士の間に隙間が生まれると、きしんでしまうのです。

そんな気になるきしみには、専用の液体をフローリングのつなぎ目部分に注入するだけで、簡単に音をなくすことができますよ!

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フローリングのつなぎ目部分のこすれが原因のきしみを、木を湿らして軟らかくすることで解消します。継続的に使うことで、効果が持続し、段々と気にならなくなりますよ。ただし、床暖房機能のついたフローリングには使えないので、注意してくださいね♪

落書きなどの汚れ

お子さんが誤ってペンで落書きしちゃったり、油性ペンを落として線を書いちゃったり。

そんなペンの汚れは、リムーバーで拭きあげるだけで消すことができちゃいます。
お子さんがいるご家庭には、1本備えておいてもいいかもしれません。

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インクだけでなく、接着剤汚れなども消せるリムーバーです。揮発性有機化合物など、体に害のある物質を使用していないため、お子さんがいても安心して使えます。また、床の補修作業前のワックス剥離にも使えるので、傷の補修もしたいと!考えている方も、持っておくといいでしょう。

色褪せ

紫外線などによる色褪せ、一部分だけ変色していると目立ちますよね。

そんな時は、色付きのワックスを使って傷も、色も全部カバーしてしまいましょう!

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色合いを見ながら何度か薄く塗ると、周りと自然になじみながら、床をコーティングすることができます。付属のスポンジにワックスを付けて塗り広げるだけなのでとても簡単です。変色していない部分でも、色付きワックスを塗るだけで細かい傷も目立たなくなります。細かい補修作業は苦手…という方は、とりあえず色付きワックスでカバーしておくだけでもいいかもしれませんね♪

 

日頃からの注意点

最初にフローリングの寿命は10~20年と言いましたが、それは普段からのお手入れによって変わってきます。

椅子の下に保護シールを貼ったり、フローリングにマットを敷いたり、など傷を未然に防ぐ方法はいくらでもありますよね。

また、日頃から掃除をし、年に1度はワックスがけするのをオススメします。

ワックスがけをする際は、床のゴミや汚れを取り除き、ワックスが乾くように、晴れた日に行うのがポイントです。
床を綺麗にしたら、ワックスはフローリングの目に沿って、部屋の奥から手前に向かってかけていくと、綺麗にできますよ♪

詳しいメンテナンスの方法は「フローリングのワックスがけは奥からムラなく!5年に1回は塗り直す」の記事を参考にしてみてくださいね♪

 

まとめ

フローリングの補修は、業者さんに頼むと最低でも1万~2万円くらいかかってしまいます。
それならば、補修道具を買って自分で直しちゃう方が断然お得ですよね♪

傷の種類や深さに合わせて補修道具を選び、簡単に傷を隠してしまいましょう。
色が合えばほとんどの場合は上手くいくので、買う時は何色かまとめて買う方がいいかもしれませんね。

同時に床のきしみや、色褪せも解消してしまいましょう。

床が綺麗なだけで、お部屋全体も明るく見えます。

フローリング補修に挑戦し、綺麗なお部屋を手に入れましょう!