フライパンの洗い方は「毎回のお手入れでは洗剤を使わない」が正解!

■フライパンの洗い方は、種類によって変えること!
■鉄製のフライパンは油を残すことも大切
■料理によってフライパンを変えるのが長持ちの秘訣

よっすん

更新日:2020年07月16日

調理のあとに困るのが、フライパンにこびりついた油汚れと焦げ付き。

汚れを取りやすくしようと使用後すぐに水につけたり、大量のクレンザーを使って力任せにゴシゴシとこすり洗いしている人も多いのではないでしょうか?

そうした間違った洗い方がさらなる焦げ付きを招き、フライパンの寿命をどんどん縮めているのです。

 

新品と同じクオリティーをより長く保ち、洗い物のストレスを少しでも軽くするためは、正しい洗い方と注意すべきポイントの把握がより重要となります。

それでは、焦げ付きとは無縁な生活に踏み出しましょう!

フライパンの種類を5つ紹介

フライパンにはいろんな種類がある

洗い方の前にまずは、フライパンの種類について説明します。

鉄フライパン

その名の通り鉄製のフライパンです。
作りが丈夫で耐久率、熱伝導がともに高いため、炒め物調理に向いています。また、長く使い続けることでフライパン表面に油が馴染み、悩ましい焦げ付きが改善されるんです。
ただし、重くて扱いにくいため女性の場合は腕が疲れてしまうというデメリットも。
22〜24cm、26〜28cm、30〜33cmのサイズ感です。

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大洋製薬 A ベンジン 500ml

日本製の鉄フライパン。表面が加工してあるため、こびりつきにくく錆びにくいです。また、使えば使うほど油がなじむので滑りがよくなり使いやすくなります。取っ手は樹脂でできていて、持ちやすさも◎です。

 

アルミニウムフライパン

もっとも一般的なタイプ、フッ素樹脂と呼ばれる合成樹脂でコーティングされたフッ素加工(テフロン加工)タイプ。
なんと言っても熱伝導がとても早く、軽めの調理に向いています。フライパン表面に食材がくっつきやすい上に焦げやすく、扱いが難しいというマイナスの側面もあるようです。
サイズは16cm、18cm、20cm、22cm、24cm。

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藤田金属 鉄 フライパン 26cm 日本製 スイト こだわり職人 065908

富山県の老舗の鋳物職人さんが仕上げるアルミ製フライパン。熱伝導も抜群で、内面が4層構造なので耐久性も◎。底が厚くなっているのですが、側面は薄いためかなり軽量化されています。内側が焦げ付くのはもうイヤ…というあなたは是非お試しあれ!!

 

銅フライパン

銅フライパンは、親子丼やカツ丼を作る時に目にするケースが多い、プロの料理人御用達アイテム。
最大の特徴はその熱伝導の高さ。短時間でもすぐに熱が伝わるため、効率よく料理ができるほか、サビにくいというメリットがあります。
その一方で手入れに手間がかかり、使うシーンが限られてしまいがちです。

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パール金属 フライパン 16cm ガス火専用 日本製 燕三条製 銅職人 HB-2795

銅のフライパンって、あまり馴染みがないかもしれませんが、私は実家で使っています。耐久性が抜群。もう何年使っているのか分からないくらいですが、いまだに目玉焼きもおいしく焼けますよ♪さて、こちらは新潟県三条市産。油が表面によくなじむタイプなので炒め物や卵焼きを作るときにありがたいです。そして、こびりつきにくいところも◎。

 

ステンレスフライパン

ステンレスフライパンは、熱伝導が低い分、たまご焼きやハンバーグなど時間をかけるじっくり系の調理に最適。また、汚れを落としやすく、丈夫で長持ちしやすいという点も魅力のひとつです。
しかし、熱伝導の低さから熱ムラが起き、食材が焦げてこびりつきやすいため使い勝手がいいとは言えません。
サイズは16cm、18cm、20cm、22cm、24cm、30cm、32cm。

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アイリスオーヤマ フライパン ステンレス 28cm IH対応 StyleChef SF-28NC

こちらはステンレスのフライパンですが、中にアルミが挟まった3層構造になっています。そのため、ステンレス特有の保温性とアルミ特有の熱伝導。この2つの点で優れている、フライパンです。

 

チタンフライパン

見かける機会は少ないかと思いますが、鉄フライパンのおよそ半分の軽さを誇ります。作りが丈夫で耐食性に優れているため、幅広い調理で活躍する使い勝手のいいタイプです。
ただし、熱が伝わりにくく焦げやすいという面もあるため、調理に合わせて使い分けた方が良さそう。

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ティファール フライパン 21cm IH対応 「IHハードチタニウム・プラス フライパン」

耐久性に優れていて錆びにくいチタンのフライパンです。ちなみに、真ん中についている赤いマークの、色が変わることで予熱が完了したことが分かります。これは便利ですよね♪

 

素材別の洗い方は?

フライパンの種類とその特徴を理解することができたと思います。なかでもみなさんがよく使う、フッ素加工(アルミニウム)フライパンと鉄フライパン、それぞれの正しい手入れ方法についてご紹介しましょう。もしこれまで間違った洗い方をしていたのであれば、今日からこの方法を実践してくださいね。

 

フッ素加工のフライパンの洗い方

まずは、スポンジに洗剤をつけて泡立てて……という洗い方をしていませんか?
実は、それ、間違いなのです!

用意するもの

・キッチンペーパー or 新聞紙
・スポンジ

手順
 
1
油汚れを拭き取る

フライパンの熱が冷める前に、キッチンペーパーもしくは新聞紙で、油汚れをきちんと拭き取ります。

2
お湯につける

フライパンの熱が冷めたら、お湯につけましょう。

3
スポンジで洗う

洗剤はつけずにスポンジのやわらかい面を使い、クルクルと円を描くように優しく洗います。

4
すすいで乾燥

お湯でよく洗い流してから、自然乾燥させれば完了。

 

フッ素加工が施されているタイプは、温度の変化に弱いという性質があるため、使用したあとに急に冷やすのは避けましょう。

 

鉄フライパンの洗い方

手順2までは、フッ素加工のフライパンの洗い方と同じです。

用意するもの

・キッチンペーパー or 新聞紙
・スポンジ

手順
 
1
油汚れを拭き取る

調理のあと熱が冷めないうちに、キッチンペーパーもしくは新聞紙で汚れを拭き取ります。

2
お湯につけ、スポンジで洗う

汚れを取ったらお湯または水につけ、洗剤はつけずにスポンジで優しく洗いましょう。

3
強火で加熱する

お湯で洗い流してから軽く水切りをし、強火で加熱して水分を飛ばします。

4
冷ます

水分が蒸発したら火を止め、熱が冷めてからしまいましょう。

 

鉄製加工のフライパンはフッ素加工に比べて温度変化に強いので、急に冷やしても問題ありません。また、洗剤を使わずお湯のみで流すことで、馴染んだ油が焦げ付きを防いでくれるんです。

 

フライパンを洗うときは洗剤は不要?

素材ごとの洗い方について既にお気づきの方もいるかと思いますが、フライパンを洗う時は基本的に洗剤は必要ありません。

なぜなら、お湯や水につける前にキッチンペーパーや新聞紙で油汚れをきちんと拭き取ることで、ほぼほぼきれいになるからです。

鉄製加工においてはむしろ、使い続けることで食べ物に含まれる油が馴染んで天然のオイル加工になるくらい。

このように、あらかじめ汚れをきれいに取り除くだけで、洗剤の使用が大幅に減ってエコにも節約にもつながるのです。

 

普段使うときの注意点とポイント!

虫眼鏡でフライパンを観察する

お気に入りのフライパンがあると、料理をするのも楽しくなりますよね。
そんなフライパンを長く大切に使っていくには、普段の使い方が重要です。
普段フライパンを使うときに注意したほうがいいことと、長持ちさせるポイントを紹介します。

注意点

フライパンを使う時に気をつけるべき注意点があります。まず1つ目は、から焚きをしないこと。
フライパンを火にかけたまま忘れて、焦げ臭さに気が付くと白い煙が出ていた、、、なんて経験ありませんか?
こうしたから焚きによって形が変形し、熱伝導がさらに弱まる熱ムラの原因となります。

また、フッ素加工のフライパンは特にですが、熱が冷めないうちに急に冷やするとコーティングが剥がれる要因に。フッ素加工のフライパンは熱が冷めてから、水につけるようにしましょう。

 

ポイント

フライパンを長持ちさせる最大のポイントは、用途によって使い分けること。

例えば、熱伝導が低いステンレスフライパンはじっくり系の調理に、反対に熱伝導が早い鉄フライパンはステーキや炒め物の調理に。
このように、食事スタイルでうまく分けてみるのが、新品のクオリティーを保つ秘訣です。
洗う時はたわしの使用は避け、極力キッチンペーパーもしくは新聞紙で済ませてくださいね。

 

フライパンを長く使うには?

フライパン

このようにフライパンを長持ちさせる使い方はたくさんあります。
ここまで紹介してきたのは、フライパン自体の使い方洗い方でした。

でも実は、調理時にもフライパンの寿命を縮めているポイントがあるのです!
洗う際に使っている道具も同様に、原因になっているかも知れませんね。

今回のまとめに入る前に、そのあたりも少し付け加えておきましょう。
きっと知っておいて損の無い情報ばかりですよ♪

調理時のポイント

まず、調理時のポイントから見ていきましょう。

○油を入れるタイミング
料理に欠かせない油。
炒め物をする時は必ずといっていい程、使うものですよね。
でもみなさん、油を入れるタイミングを間違ってはいませんか?

実はフライパンによって、油を入れるべきタイミングは異なります。
結論からまとめておくと以下の通りです。

・鉄製フライパン → 熱した後
・フッ素等加工フライパン → 熱する前

基本的に熱して水気を飛ばしてから、油を入れている方が多いと思います。
しかし実際は、上でもお話したように温めすぎてフッ素などの加工を痛めてしまうのです。
水気が気になる場合は、から焼きし過ぎないように注意すれば大丈夫です。
あらかじめキッチンペーパーなどで拭きとっておくのもおすすめですよ♪

○鉄製の道具
調理に使う道具が、フライパンをキズ付けているかもしれません。
特に多いのがフライ返し。
いろんな料理で使えるので便利な反面、鉄製のものを使ている方も多いのでは?
かく言う筆者も、知るまでは鉄製のフライ返しを使っていました!

いつキズが付くのかと言うと、軽く焦げ付いた時です。
ついフライ返しでカリカリッと、こそぎ落としてはいませんか?
その時こそ鉄製フライ返しがキズを付け、フッ素加工などを落としている瞬間なのです。

防ぐ方法は簡単で、使われている素材に気を付ければ大丈夫です。
木製やシリコン製のフライ返しやヘラを選びましょうね!
焦げ付くのは仕方のないことなので、道具選びでフライパンを守るのです。

使う道具も大切です

洗う際に使っている道具も、寿命を減らしている原因かもしれません。
順番に見ていきましょう。

・アルミたわし
焦げ付いた時に使いたくなってしまうアルミたわし。
ですが、擦るのは少し待ってください。
こちらも鉄製の道具と同じように、フッ素加工などを落としてしまいます。
焦げ付いたフライパンの対処については専用の記事があるので、そちらを参考にしてみてください。

・クレンザー洗剤
中性洗剤で落ちない汚れで使いがちなクレンザー洗剤。
こちらがダメな理由は研磨剤にあります。
一見普通の洗剤でも、細かな研磨剤が汚れを削り落としているのです。
汚れは落ちますが、コーティングまで剥がしてしまってはダメですよね。

これらのアイテムを避けるだけでも、フライパンの寿命は確実に伸びます!
「普段使っていた…」
という方ほど、効果が実感できると思いますよ♪

まとめ

というわけで、キッチンペーパーや新聞紙で拭き取るだけで意外と簡単にケアできるようです。

しかも、あらかじめきちんと拭き取ることで工数や手間を大幅に減らせるほか、洗剤を使用せずともサッときれいに洗い流せるから、エコにも節約にもなって一石二鳥。

 

まあ『焦げ付きを予防しながら洗う方法』であって『焦げ付きを取る方法』ではないのは気を付けてくださいね?

使っているフライパンがどの種類なのかもう一度確認し、より長く、フライパンと付き合っていけたらいいですね。

 

 

 

 


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