ゲジゲジ対策で侵入防止!家に現れてしまうゲジゲジをシャットアウト

YOURMYSTAR STYLE編集部

作成日:2022年09月06日

見た目もインパクトのある「ゲジゲジ」。家の中でゲジゲジが現れたら、どう対処をしていいか迷ってしまいますね。今回はゲジゲジ虫の生態や、家への侵入経路、駆除方法などのゲジゲジ対策をまとめました。ゲジゲジと間違えやすいムカデやヤスデとの違いについても解説します。

ゲジゲジとは?

「ゲジゲジ」の正式名称は「ゲジ目ゲジ科ゲジ属ゲジ(蚰蜒)」という節足動物です。日本には全域に生息する「ゲジ」と、本州南部から沖縄にかけて生息する「オオゲジ」の2種類が多く見られます。

オオゲジは体長40~80mm程で中にはゲジの倍以上の大きさのものもいます。脱皮を繰り返しつつ大きくなる虫で、幼虫のときは足が左右4本ずつ計8本ですが、成虫になるまでに左右15本ずつ計30本もの足が生えてきます。

褐色の胴体には黄色の縞、黄色い足には黒い縞の模様が特徴です。衛生上に損害を与えることはないので、ゴキブリやハエなどが含まれる「衛生害虫」ではなく、見た目から「不快害虫」と分類されています。ゲジゲジは家の中の衛生害虫を食べてくれる「益虫」でもあります。

生息場所・活動時期

ゲジゲジはゴキブリ、クモ、アリなどの昆虫をエサとして、暗く湿り気のある場所を好み、大きな石や落ち葉の下、草むらや家の床下、洞窟などに生息しています。

寿命は5~6年で、活動が活発になるのは6月~9月です。冬場に越冬とエサであるゴキブリなどを求めて室内に侵入してくることもあります。ゲジゲジは土の上に産卵するため、家の中で繁殖することはありません。

ムカデやヤスデとの違い

見た目がゲジゲジと似ているムカデ、ヤスデですが、足の長さや毒があるなど、違いがあります。

ゲジゲジ

大きさ

20~40mm

体:褐色(黄の縞)
足:黄(黒の縞)

人への被害

基本的になし

ゴキブリ、カマドウマ、クモ、蛾など

生息地

石や落ち葉の下、家の床下、洞窟、畑など

ムカデ

大きさ

60~200mm

体:黒
足:オレンジ

人への被害

強い毒、噛む

ゴキブリ、コオロギ、ダンゴムシなど

生息地

石や落ち葉の下、コンクリートの隙間、植木鉢の下など

ヤスデ

大きさ

10~25mm

体:茶
足:黄

人への被害

基本的になし

湿った落ち葉や堆肥

生息地

落ち葉の下や朽ちた木など

見た目の違いはゲジゲジは足が長く「くの字」に曲がっています。また、素早さもゲジゲジが1番です。大きな違いは、ムカデは毒があるのに対し、ゲジゲジ・ヤスデは人体に被害を及ぼすことはありません。

ゲジゲジの侵入経路

ゲジゲジは厚みは20~40mm程度。ちょっとした隙間からでも侵入が可能です。

ゲジゲジが侵入しやすい隙間

・玄関のドアと枠の間
・破れた網戸
・換気扇
・通気口
エアコンのダクトなど

ゲジゲジは壁や雨どいを伝って上階まで上がることができるので、2階でも安心できません。

ゲジゲジを家の中に侵入させない対策

ゲジゲジは家の中で繁殖することはほとんどありません。外からの侵入を防ぐ必要があります。

ゲジゲジのエサ(虫)をなくす

ゲジゲジは基本的には屋外で生活していますが、エサを求めて家の中に入ってきます。ゲジゲジのエサのひとつはゴキブリです。家の中にゴキブリが発生しないようゴキブリのエサとなる食べかすや、生ごみなどを放置しない環境を作ることが対策になります。

湿った環境を作らない

ゲジゲジは湿った場所を好みます。ゲジゲジが寄り付かないように、物置やクローゼットなどを定期的に掃除・換気をして乾燥した状態を保つことも大切です。

家まわりにゲジゲジの住処を作らない

ゲジゲジは日のあたらない暗いジメジメした場所を好み住処とします。家の周りの落ち葉の下や、庭やバルコニーのプランター下などにゲジゲジが潜んでいる可能性があります。湿気がたまらないようにこまめに掃除をしましょう。

ゲジゲジの侵入口を塞ぐ

ドアや窓には隙間テープなどで塞ぎます。エアコンのダクトなどはコーキング剤などで塞ぎましょう。換気扇や通気口には虫除けフィルターを取り付けることで虫の侵入を防ぐことができます。

ゲジゲジの駆除方法

益虫とはいえ、家の中のゲジゲジを放置することはできませんね。見た目もインパクトのあるゲジゲジはすぐに駆除したいものです。

殺虫剤で駆除

ホームセンターなどでゲジゲジに効果的な殺虫剤が購入できます。ゲジゲジ用の殺虫剤には、殺虫成分が含まれているものと、瞬間冷却で殺すタイプのものの2種類があります。小さなお子さんやペットのいるご家庭では、殺虫成分が使用されていない「瞬間冷却スプレー」がおすすめです。

くん煙剤で駆除

床下などでゲジゲジが発生してしまっている可能性がある場合などは、くん煙剤が有効です。湿度のたまりやすい押し入れやクローゼットなどの扉も全て開けて、燻煙剤をたきます。

誘引殺虫剤を撒く

繰り返しゲジゲジが発生する場合には、粉末状の誘引殺虫剤を家のまわりをぐるっと取り囲むように撒いて駆除するという方法があります。殺虫成分が含まれた誘引剤でゲジゲジを誘引し、これを食べさせて退治します。

まとめ

ゲジゲジは見た目のインパクトは強いですが、害虫を食べてくれる益虫です。人間に被害を与えることはほとんどありません。とはいえ、家の中の侵入は避けたいですね。家の中にゲジゲジのエサとなる虫がいない状態にすること、ゲジゲジが好きな暗くて湿度のある環境を作らないこと、侵入する隙間を作らないことがゲジゲジを寄せ付けない対策になりますよ。