
ハウスクリーニングをフランチャイズ開業するには?メリットや選び方を紹介
ハウスクリーニングは需要が高まっている業界。ただ、自分で経営するには高い専門知識・技術が必要不可欠。そんな時に思いつくのはフランチャイズで開業する方法ですよね。今回はハウスクリーニング をフランチャイズで開業するメリットや選び方を紹介していきます!
ハウスクリーニングとは?
ハウスクリーニングとは、専門業者による住宅の清掃サービスのことです。その中でも在宅清掃と空室清掃の2種類に分類されます。
一般家庭に訪問しエアコンの分解洗浄や換気扇の清掃など
空室清掃
賃貸住宅などで入居者が退室した後の室内クリーニングのこと
少子高齢化や共働き世代の増加によって需要が高まっている業界です。
お年寄りの方が腰を曲げ低いところを掃除したり、高いところの掃除をするのは少し大変。また、夫婦ともに仕事から帰ってきた体で掃除をしたくないと思う方も多いと思います。
開業する側にもメリットが
・在庫をもたない
・高い利益率
・定期的な収入が見込める
開業資金自体が他の開業に比べ低賃金のためリスクを最小限にすることができるのです。さらに、一般的なビジネスでは仕入れをして在庫を抱えてから事業を行いますが、ハウスクリーニングではモノの在庫がゼロに近く初期投資も少なく済みます。
そして利益率は脅威の90%。飲食業界では10%で超繁栄店と言われているのでハウスクリーニング業界の利益率の高さは驚きですね。
フランチャイズでハウスクリーニングを開業するメリット
さて、そんなハウスクリーニング ですが、フランチャイズで開業することによるメリットが2つあります。
・本部のブランド力を活用できる
それぞれ見ていきましょう!
未経験でも参入できる
冒頭でもお話ししたように、ハウスクリーニングは洗剤や機材の専門知識やそれを扱うための技術が必要不可欠。未経験のまま独自で学んでいくのは少し大変ですよね。
フランチャイズでは必要な洗剤・機材の提供をはじめ、技術を取得するための研修が充実していることが多く、未経験でも始めやすい環境が整っています。
本部のブランド力を活用できる
ハウスクリーニングはお家に訪問をして作業をする関係で、お客様の中には「どんな人が来るのか?」「ちゃんと作業をしてくれるのか?」という点を依頼前に確認するケースがよくあります。
その不安を解消するために、実績のある本部のブランド力は大きな武器となります。そして、新規で獲得したお客さんと信頼関係を築けることができれば、次はリピーターになってくださるチャンス。
安定的な売り上げを作るために、最初のハードルを超えることはとても大事なんです!
ハウスクリーニングのフランチャイズの選び方
フランチャイズのハウスクリーニング に興味を持ったところで、本部の選び方を確認していきましょう!
加盟金やロイヤリティなどの手数料はいくらか?
フランチャイズに加盟する場合、開業に向けたサポートやブランド力を借りる対価として、加盟金やロイヤリティ手数料を支払うことがほとんど。ブランドによってその金額は変わってくるので、どれくらいかかるのか事前にチェックしてくださいね!
研修は充実しているか?
ハウスクリーニングが未経験の方は、研修の充実度を気にしたいところ。機材や洗剤の知識・技術はもちろんですが、お客様と対面する以上「サービス接客」のスキルも身につけておく必要があります。どんな研修があるのか見ておくようにしましょう!
事業方針や大事にしていることは何か?
フランチャイズに加盟する上では、その本部の事業方針や大事にしていること(=理念)も確認しておきましょう!理念に共感できるブランドの看板を借りた方が気持ちよく働けそうです!
開業するのに必要な資格とは?
ハウスクリーニングに関わる仕事で、唯一の国家資格が、平成24年から実施されている「ハウスクリーニング技能士」です。 合格率はおよそ30%程度となかなか難易度の高い資格となっていますが、その分かなり信頼度の高い資格となっています。
そのほかにも、日本生活環境支援協会が年6回ほど行なっている「ハウスクリーニングアドバイザー」や、日本掃除能力検定協会が行なっている「掃除能力検定試験」などの資格があります。
「ハウスクリーニングアドバイザー」の資格は、在宅で受験でき、受験料も1万円と手軽に受験をすることができるので、ハウスクリーニング始める上で、まず基礎となる知識をつけたいという方にはオススメの資格です。
また、「掃除能力検定試験」は、資格試験が、1~5級の5段階に分かれており、家庭・職場・学校での日常の掃除から、職業としての専門業務の習熟を目的とした掃除まで、幅広く級を設定していることが特徴で、自分の状況に合わせてレベルアップを行えるのが魅力の資格です。
まとめ
ハウスクリーニング業界、フランチャイズについて詳しく紹介してきました!ハウスクリーニングの開業は誰でも始めることができます。しかしゼロからではわからないこともたくさん。各本部の特徴を把握しながら、独立開業の良いスタートを切るようにしましょう!