みなさんはリフォームするなら家のどこをリフォームしますか?
これをご覧になっているみなさんはおそらくリビングのリフォームをしたいと思っている方でしょう。
実は…、
リビングっていろいろなところがリフォーム可能で、値段も様々です。
なので今回はリビングの中でリフォームをできる箇所とその値段、またリビングのリフォームをする際の注意点や価格を抑えるコツをお伝えします。
目次
リビングは家族が集まる生活の中心なので、みんなが過ごしやすい空間にしておきたいですよね。
ところが、リビング含め内装のリフォームの種類は非常に多いのでどこをリフォームできるかわかりにくいですよね。
なので今からリビング内でできる主なリフォームを紹介します。
リビング内でできる主なリフォームは、
・リビングの増築
・床暖房の設置
・壁の張り替え
・天井の張り替え
・床とフローリングの張り替え
の5つです。
リビングは家族が集まる場所で、人が集まる空間は狭いと窮屈になり居心地が悪く感じられます。
なのでリビングは広くしたいですよね。
増築とは、庭の一部にリビングを広げたり、吹き抜けだった部分に新しく部屋を造ったりする工事のことを指します。
一言で言うと、リビングを広くする施工です。
リビングの増築リフォームは、子供の成長に合わせてリビングを広くしたい方にオススメです。
またこのリフォームで友人や親族が集まりやすい広々としたリビングになり、友人や親族との仲も深まるかもしれません。
寒くなってくると床暖房が欲しくなりますよね。
リビングの床が温かいと家族もリビングに集まりやすくなり、家族の話も広がりますよね。
ちなみに、床暖房には温水式と電気ヒーター式があります。
温水式は床をスピーディーに加温できるので、帰宅時にすぐに暖めたいという方におすすめです。
運転時の光熱費が安いので、在宅時間が長いご家庭やリビングなどの広いスペースを温めるのに最適です。
しかしながら、電気ヒーター式に比べると工事の手間がかかりリフォーム費用が高額になります。
また熱源機を屋外に置く必要があります。
電気ヒーター式は立ち上がりに時間がかかってしまうというデメリットはあります。
しかし設置工事が簡単で、価格も温水式より安いです。
床暖房の設置のコストについてもっと知りたい方はこちら。
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設置後のメンテナンスの必要はほとんどありません。
壁紙の張替えの目安は10年前後と言われています。
壁紙の色次第で天井が高く見えたり、部屋を明るくさせたり、落ち着いた空間を演出することもできます。
比較的安く、リビングの雰囲気を変えられるという点でオススメです。
壁紙の張り替えは、汚れや破損が気になる箇所のみ実施したいという方がいます。
しかし一部の壁紙だけを新しくすると、交換しなかった部分の壁紙の汚れや古さが極端に目立ってしまいます。
壁紙をリフォームするときは壁1面全体をリフォームすることをオススメします。
天井の張り替えリフォームで防ぐ事ができる被害は雨漏りです。
天井は住宅リフォームのなかでも見落とされがちな箇所ですが、天井は傷んでいる事が多く大事なリフォーム箇所です。
壁紙と同じように天井の張り替えをすることにより、雰囲気を変えることもできます。
床とフローリングのリフォームには2つの方法があります。
1つは床材を取り除いて新しい床材を張る方法の「張り替え工法」です
もう1つは既存の床材の上に新しいフローリングなどを重ねる「重ね張り工法」です。
重ね張り工法のほうが価格を安く抑えられますが、床材の種類や下地の状態によってどちらがいいか変わります。
ぜひ業者さんに相談してみてください。
フローリングのリフォームのコストについてもっと知りたい方はこちら。
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リビングのリフォームは様々な種類があるので、価格も安いものから非常に高額なものまであります。
リビングのリフォームの金額は基本的に材料費+施工代という形になっています。
実際に相場がわからないとなかなかリフォームに踏み切れないですよね。
なので箇所別のリフォームの相場を紹介しますね。
・リビングの増築
・床暖房の設置
・壁の張り替え
・天井の張り替え
・床の張り替え
・フローリングの張り替え
以上の6つの紹介します。
リビングの増築はリビングを広くするリフォームということもあり、高価なリフォームとなっています。
相場は2畳で33万円前後となっています。
もちろん、内装材にいいものを使ったり、断熱材を使ったりすると相場より高くなります。
リビングの増築リフォームは価格帯に非常にバラツキがあるので、いくつかのリフォーム会社に見積もりをお願いすることをオススメします。
床暖房の設置の方法は2通りあります。
1つは「直張り」と言われる方法です。
直張りは既存の床の上に床暖房の床を張ります。
基本的には1畳あたり5万〜8万円かかります。
2つ目の方法は床全面を張り替える方法です。
こちらは床を一度全て剥がしてから、床暖房の床を設置するため直張りより高価になります。
1畳あたり8万〜11万円が相場です。
直張りはもともとある素材の上に床暖房の床を重ねるため、そのぶん床が高くなり段差ができることがあります。
将来のことを考えたらバリアフリー化ができる「床全面を張り替え」を選んでもいいかもしれませんね。
また、温水式の床暖房を導入する場合、床暖房専用のヒートポンプやエコ給湯器の設置も必要になる場合があります。
その場合、別途で25万〜100万円のお金がかかります。
金額にはバラツキがあるので業者さんに相談してください。
壁の張り替えのリフォームは張り替えに使う壁の素材と面積によって異なります。
量産品を使った壁の張り替えでは1平米あたり800〜1,150円がかかります。
業者さんによっても異なるのですが、この価格に施工費が含まれている業者さんもいれば、含まれていない業者さんもいます。
提示されている料金に施工費が含まれているのかしっかりと確認しましょう。
天井の張り替えには3種類の料金がかかります。
1つ目は、材料費です。
量産品を使えば、天井の面積にもよりますが、天井全体で平均して2〜4万円かかります。
2つ目は、施工費です。
これも天井の面積にもよりますが、天井全体で平均して8〜13万円ほどかかります。
3つ目は、天井下地の処理費です。
これは天井面積に関わらず、大抵同じ値段で2万円前後です。
なのでトータルで12万円くらいから天井の張り替えは可能です。
こちらは先ほど申し上げた通り、「張り替え工法」と「重ね張り工法」で値段が変わります。
床の張り替えとはいわゆるクッションフロアに変更するリフォームです。
防水性が高く、デザインが豊富で、クッション性があることから幼いお子さんやペットが暮らすご家庭にも最適です。
重ね張り工法だと、1畳あたり1〜4万円かかります。
張り替え工法は重ね張り工法より合計金額が2万円程度高くなります。
例えば、重ね張り工法で2畳の床に4万円かかるとします。
それを張り替え工法でリフォームすると6万円かかるということになります。
こちらも提示されている金額に施工費が入っている場合といない場合があるので、業者さんに確認してください。
フローリングの張り替えも床の張り替えと一緒で、「張り替え工法」と「重ね張り工法」で値段が変わります。
重ね張り工法だと1畳あたり2〜5万円程度かかります。
また張り替え工法だと床の張り替えと一緒で、合計金額に2万円ほど追加でかかります。
ここまではリビングの中でリフォームできる箇所と相場について説明しました。
リビングの広さはご家庭によっても違いますし、使う素材によっても金額は変わります。
ここからは実際にリフォームを施工されたお家の例を載せていきます。
例があったほうが実際のリフォーム後のイメージがしやすいですよね。
また、新たなアイデアが得られることもあるかもしれませんね!
こちらのリフォームは和室を現代風のリビングにしたリフォームの実例です。
どのように変わるのでしょうか?
Beforeはこちら!
出典 : diy.simple0921 様
いわゆる和室というタイプの部屋で、昔ながらの良さを感じますよね。
そしてAfterはこちら!
出典 : diy.simple0921 様
床をフローリングにしたことにより、現代風になりました。
また壁を白くし、後ろにあった扉を取り除いたことにより、すごい広く見えるようになりましたね。
こちらは和室を現代風のお部屋にしたリフォームの実例です。
先ほどの様に畳がフローリングになったりするのでしょうか?
Beforeはこんな感じです!
出典 : n_nao_n 様
仏壇もあり、畳が敷かれていて和室っていう感じがします。
リフォーム後が全く想像つきません。
Afterはこちら!
出典 : n_nao_n 様
同じ部屋とは思えないくらい変わってます。
フローリングと畳ってこんなに雰囲気が違うんですね。
壁も白く塗られていて、明るい雰囲気を感じます。
壁と床のリフォームが部屋の雰囲気に与える影響の大きさを感じます。
こちらは壁紙張り替えのリフォームの実例です。
壁紙の張り替えって、ただ壁紙を張り替えてお部屋の雰囲気を変えるだけではないんですよ。
こちらがBeforeです。
出典 : mo0125 様
白い壁紙ということもあって、汚れが目立ちやすいですね。
経年劣化でひび割れた壁紙は張り替えをオススメします。
特にこちらの方は天井の壁紙がひび割れています。
これは雨漏りなどにも繋がりますので、早めに張り替えなどの対処をすることがベストですよ。
Afterはこちら!
出典 : mo0125 様
一言で言うと、すごいキレイになりましたね。
壁紙は真っ白になり、もちろん黒ずみもなくなりました。
また天井の壁紙に入っていたひびもなくなっていますね。
壁紙のリフォームは他のリフォームと比べ値段は安いですが、雰囲気がごろっと変わります。
お部屋の雰囲気を変えたい人にオススメです。
リフォームをする際、値段とともに気になるのがその工事期間だと思います。
実際に住まわれている方にとっては、どのように工事が進むのか、どれくらいの期間がかかるのかは気になるところですよね。
今からリビングのリフォームの工事期間について解説します!
もちろんリビングの広さによって工事期間の長さは前後しますが、基本的には1日〜4日程度かかります。
壁の張り替えなどは1日で終わってしまうことも多いです。
しかし、床暖房の設置など比較的大きなリフォームは平均して4日ほどかかります。
長くても1週間といったところです。
ここからはリビングのリフォームをするにあたっての注意点です。
リフォームをしてから「失敗した」なんて思いたくないですよね。
まずマンションにお住まいでリビングのリフォームを検討されている方は、マンションの管理規定を確認しましょう!
マンションは管理規定によって床材に制限を設けていることが多いからです。
せっかく床材を決めてからマンションの管理規定によってその床材が使えないとなったら悲しいですからね。
またリフォームする際はお隣様に一言声をかけておくほうがいいかもしれません。
振動や音でお隣様に迷惑をかけてしまうかもしれないですからね。
これはリフォームを失敗しないためには大事なことです。
おそらく、みなさんが資材を選ぶときは提示される画像を元に選ぶと思います。
でもその画像が必ずしも実際のものと全く一緒とは限りません。
よくある例としては、「色が違っていた」という失敗例があります。
色は特に写真と実物では異なりやすいのでぜひ実物を確認してみてください!
リビングのリフォームの費用って決して安くはないですよね。
もしリビングのリフォームのコストが安くなる方法があったらどうしますか?
絶対使ったほうがいいですよね!
今からリビングのリフォームのコストを安く抑える方法を紹介します!
リビングのリフォームの見積もりを立てているうちに「ここも直したいな」と思うことがあるかもしれません。
そうすると、どんどんコストがかさんでしまいます。
なので、直したい箇所の優先順位を決めましょう!
そうすることで本当に必要なところとそうではないところの区切りをつけることができます。
結果として、必要最低限のコストでリフォームすることに繋がります!
みなさんはお買い物をするときに、なるべく安い店を探して買いに行くことがあると思います。
リフォームもそれと一緒でいくつかの業者さんにお話を聞きにいくことをオススメします。
同じ内容でも業者さんによって金額にバラツキが出ると思います。
その中で一番安い業者さんを選ぶことで、リフォームにかかる費用を最少にすることに繋がります。
今回はリビングのリフォームに関する様々な情報を紹介しました。
みなさんのリフォームの役に立てれば嬉しいです。
リフォームはまとまったお金がかかることが多いです。
慎重に見積もりや施工をすることをオススメします。
失敗して直すことになったらお金がもっとかかってしまいますからね。