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更新日 :2022年02月07日

マウスピースのお手入れ方法は3種類!汚れを根こそぎ落とす洗浄法!

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寝ているときの歯ぎしり防止。歯並びの矯正。スポーツをするときの口内保護など…。

様々な用途で使われているマウスピース。しっかりお手入れしないと…口内環境悪化の原因になってしまうかも!

そこで今回は、マウスピースのお手入れ方法についてご紹介します!

マウスピースにお手入れが必要な理由

そもそも、何故マウスピースにお手入れが必要なのでしょうか?それは、汚れや細菌を落とすためです。

私たちは、朝昼晩とご飯を食べたり、飲みものを飲んだりします。その結果、汚れがマウスピースについてしまいます。

この汚れを放置すると菌の温床になり、歯垢や歯石、そして虫歯の原因になってしまいます…

こういったトラブルを起こさないためにも、お手入れは重要です!

マウスピースが汚れる原因は?

そもそも、マウスピースはなんで汚れるのでしょうか?主な原因はこの2つなんです。

・食事
・タバコ

これらの原因がどうして汚れに関係してくるのかを見ていきましょう!

食事

食事は主に食べ残しが原因で汚れに繋がります。特にコーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶・赤ワインなどの色の濃いものは汚れやすいです。

なので、食事中はマウスピースを外したり、色の濃いものを口に入れた時は歯磨きをするように心掛けましょう。

タバコ

タバコは、ニコチンやタールなどの化学物質が原因で汚れに繋がります。加えて、汚れの他にも化学物質なので、素材に悪影響を及ぼす可能性もあります。

そのため、マウスピースしている状態でタバコを吸うのは避けた方がいいです。

マウスピースのお手入れ方法

それでは、本題のマウスピースのお手入れ方法について説明していきます!

マウスピースの洗浄手段

マウスピースの主な洗浄手段としては、

・洗浄剤
・超音波洗浄機

この2つのお手入れ方法があります。

ですが、どうやって使いわけていいか分からない…

そこで、それぞれの洗浄方法についてメリット・デメリットを踏まえて説明していきたいと思います!

洗浄剤

メリット:しっかり除菌できる

歯ブラシだけではしっかり汚れや細菌が取れているか不安…

そんな時はマウスピース洗浄剤を使いましょう!

マウスピース全体を、まんべん無くしっかり除菌できるので、オススメの方法です!

頻度としては、週に1度使うのがいいと思います。

デメリット:変色・変形の危険性

オススメの方法ですが、この方法にもデメリットがあります。

それは、変色・変形の危険性です。

マウスピースの材質によっては市販の洗浄剤を使うと、変色・変形といったトラブルが発生してしまいます。

そのため、マウスピース洗浄剤を使う際は、歯科医の先生に相談するのをオススメします!

超音波洗浄機

メリット:強力な汚れを落とせる

歯ブラシやマウスピース洗浄剤を使っても、落ちない汚れもあります。

そんな時に活躍するのが超音波洗浄機です。洗浄液と組み合わせて使うことで頑固な汚れも落とせます。

また、超音波洗浄機はメガネの洗浄にも使われるので、併用して使用できるのも嬉しいポイントです。

デメリット:値段が高い

超音波洗浄機の相場は1,000円~10,000円と幅があります。

とはいえ、安いものだと全然汚れが取れないものがほとんど。なのである程度良いものを買おうとすると初期投資がかかってしまいます。

じゃあどの洗浄機を選んだらいいの?という人のためにオススメの超音波洗浄機を紹介します!

おすすめ 商品

商品画像
Personal-α (パーソナルアルファ) 超音波洗浄器ウルトラソニッククリーナー PR-43000WT ホワイト 43,000Hz 35w

初めて超音波洗浄機を買う人にはオススメです!

マウスピースの他にもメガネのレンズや鼻当て部分の洗浄にも使えます。

洗浄液を使わず、水を入れて洗浄するだけでも十分な効果があるのでお試しあれ!

手強い汚れは歯科医さんへ

ここまでマウスピースの洗浄手段について説明してきましたが、残念ながら、ここまで紹介したお手入れ方法でも落ちない汚れも存在します。

そんな時は、歯科医さんに相談!

歯医者さんによっては業務用の超音波洗浄機を持っている場合があります。

洗浄剤の使い方

正しく使えばとっても便利なマウスピースの洗浄剤。洗浄剤には「漬け置きタイプ」と「泡タイプ」の2種類があります。

使用しているマウスピースが洗浄剤OKの素材なら、お手入れに利用してみましょう。

漬け置きタイプ

使い方の手順を覚えて、マウスピースをいつでも清潔にキープしてくださいね。

用意するもの

マウスピース洗浄剤(漬け置きタイプ)
マウスピースが入る容器
歯ブラシ

手順
1
マウスピース洗浄液を作る

マウスピース洗浄剤を、指定された量、温度のぬるま湯や溶かします。マウスピース全体が浸かるサイズのコップや瓶などを用意しておきましょう。

2
マウスピースをつけ置きする

洗浄剤の説明書に書かれている時間の通り、マウスピースをつけ置きします。多くの商品が5~30分程度のようです。長くつけ過ぎてしまうと、劣化の原因になるため、必ず時間を守りましょう。

3
歯ブラシで汚れを落とす

つけ置きが終わったマウスピースにまだ汚れが目立つようであれば、歯ブラシに洗浄液をつけて汚れを落とします。

マウスピースを傷つけないように、やわらかい毛先の歯ブラシを選びましょう。

シリコンタイプのマウスピースは、傷がつきやすいため、歯ブラシの使用は厳禁です。気になる部分を、やさしく指でこする程度にしておきましょう。

4
しっかりとすすぐ

マウスピースについた洗浄液を、水でしっかりとすすぎます。洗浄液は使い切りのため、再利用はできません。

使用後の洗浄液は、雑菌が繁殖しやすいため、速やかに捨てるようにしましょう。

泡タイプ

使い方の手順を覚えて、マウスピースをいつでも清潔にキープしてくださいね。

用意するもの

マウスピース洗浄剤(泡タイプ)

手順
1
マウスピースに直接泡をプッシュ

マ満遍なく行き届くように泡をプッシュし、すこし置きます。説明書に記載の時間に従ってください。60~120秒のことが多いようです。

2
水で洗い流す

水で洗い流して完成です。すすぎ残しが無いようにしましょう!

マウスピースの保管方法

最後に紹介するのはマウスピースの保管方法です。

いくらお手入れをしたり、汚れないように気を付けても、保管方法が良くないとマウスピースは傷んだりしてしまいます。

それを防ぐためにも、保管の際気を付けてほしいことが3つあります!それは

・専用のケースに入れる
・しっかり水気を切る
・暑くなる場所は避ける

この3つです。

専用のケースに入れる

マウスピースは小さい道具なので、専用ケースに入れないと踏んで変形・紛失してしまう可能性が…。

そのため、専用ケースに入れてしっかりと保管しましょう。

しっかり水気を切る

マウスピースを入れる口の中には、約700種類もの細菌が存在しています。

水気をしっかりと切らないと、細菌が繁殖して最終的にはカビが生えてしまいますよ!

暑くなる場所は避ける

マウスピースの材質は熱に弱いものが多く、車の中などの暑くなる所に置いておくと変形してしまうことも。

マウスピースを保管するときは、涼しい所に保存するのがいいでしょう!これらの問題が深刻化すると、マウスピースを買い替えないといけなくなることも…

正しい保管方法でマウスピースをいい状態に保ちましょう!

まとめ

今回はマウスピースのお手入れについてご紹介しました。

マウスピースは口の中に入れる物なので、日々のお手入れが口内環境に直結してきます。

毎日のちょっとしたお手入れで綺麗に保てるので、マウスピースを使っている、もしくは検討している人は今回紹介したお手入れ方法を試してみて下さい!