シールを綺麗に剥がす方法を検索したら8コあったので全部試してみた

よっすん

更新日:2021年11月29日

シールが綺麗に剥がれないことって、ありますよね。

特によくあるのが、紙は取れても、ベタベタが残ってしまった……っていう悲しい事態。
やっぱり、何も貼っていなかったかのような、綺麗な状態にしたいですよね。

そこで今回は、シールを綺麗に剥がせるとされる方法を8種類、実際に試してみましたうまくいった方法からあまり綺麗に剥がせなかった方法まで、包み隠さず紹介します!

知ってた?実は剥がれにくい3つの方法

今回、実際にシール剥がしをやってみたところ、あまり効果がなかった方法があるので、先にまとめて紹介しますね。

どれも、検索すると必ず出てくるような有名な方法です。やっぱり実際に試してみないとわからないものですね…。

ハンドクリームで剥がす

まず一つ目がハンドクリームを使った方法です。ネットで調べると必ず出てきますよね?

今までずっと効果があると思っていました…。

用意するもの

・ハンドクリーム

手順

 

1
シールにハンドクリームを塗る

まずはシールにハンドクリームを塗ります。

ケチらずに、たっぷり塗りましょう。

2
10分ほど待つ

待つのが大切です。

3
剥がす

時間を置いてから剥がすと、シールが綺麗に剥がれるはずだったんですが…!
ご覧の通り、ぜんぜん綺麗に剥がれませんでした…。

もしかしたら、ハンドクリームの質感にもよるのかもしれないですね。
(以前ニベアで試したときは、ちゃんと綺麗に剥がれました!)

シール剥がしにハンドクリームをつかうなら、油分がたっぷりあるもの、または水っぽいクリームを選んでおくのがポイントかもしれません。

お酢

実は、お酢もあまりよくキレイに剥がせませんでした…。
どんな結果になったのか見ていきましょう。

用意するもの

・お酢
・ラップ
・雑巾

手順

 

1
シールにお酢を垂らし、ラップをかける

シールに直接お酢を垂らして、ラップをかけます。

匂いが気になる方は、水で薄めたお酢を使うのもGOOD!
薄め過ぎてもいけないので、だいたい水とお酢が1:2ぐらいが目安です。

2
10分ほど時間を置く

ここでもやっぱり待つのが大切ですよ!

3
シールを剥がす

 

ゆっくりヘラでシールを剥がしましょう。

4
お酢を拭き取る

最後にお酢を雑巾で拭き取って、シール剥がし完了です。
このとき、同時に残ってしまったベタベタも綺麗にしましょう。

今回は紙の部分は綺麗に剥がれたものの、ベタベタが残ってしまいました…。
もしかしたら、お酢を使うときにはカッターなどで切り込みを入れた方がよかったのかもしれません。

でも、お酢って匂いもきついですし、綺麗に剥がれないなら違う方法でシールを剥がした方がいい気もしますね…。

歯磨き粉

残念な結果に終わった方法3つめは、歯磨きを使った方法になります。

研磨剤が含まれているから、きれいに剥がれると思っていたのですが…。

用意するもの

・歯磨き粉
・ヘラ
・雑巾
・ゴム手袋
・雑巾

手順

 

1
シールに歯磨き粉を塗りこむ

シールに直接歯磨き粉を塗り込みます。
このとき、歯磨き粉で手がベタベタになることがあるので、ゴム手袋をするのがおすすめです。

2
10分ほど時間を置く

そうです。大切なことは待つことです。

3
シールを剥がす

様子を見ながら、シールをヘラでゆっくり剥がしましょう。

4
歯磨き粉を拭き取る

濡らした雑巾で、歯磨き粉を拭き取ります。

綺麗に剥がれる予定だったのに…。残念です。ちょっとベタベタが残ってしまいました。

ハンドクリームと同様に、歯磨き粉にも色々な種類がありますから、もし違う歯磨き粉で試していたら違う結果になっていたのかもしれません。

でも当たり外れがあるなら、あまりおすすめはできないですね。

以上が、予想に反してシールが綺麗に剥がれなかった3つの方法になります。
私の失敗が皆さんのお役に立てれば幸いです…。

きれいに取れた!おすすめの4つの剥がし方

お待たせいたしました!

ここからは、きれいに剥がれた4つの剥がし方をご紹介します。

どれも身近にあるもので剥がすことができるので、参考になること間違いなしです!

ドライヤーで剥がす

まずはじめに、ドライヤー1つで簡単にはがせる方法をご紹介。

薬品などを使わずに手っ取り早くシールを剥がしたい人におすすめです。

用意するもの

・ドライヤー

手順

 

1
シールを温める

ドライヤーで、シールを温めます。
温めることで、シールの粘着力が弱まります。

しかし、温めすぎにも注意が必要。
粘着部分がドロドロになると逆に剥がしにくくなってしまうんです!

シールの状態を見ながら温めましょう。

2
ゆっくりシールを剥がす

シールの端をめくってみて簡単に剥がれるようであれば、ゆっくりシールを剥がします。
たったこれだけで綺麗にシールが剥がれます。

注意
プラスチックなど熱に弱い素材にシールが貼られている場合は、ドライヤーを使うことはできません。

台所用洗剤で剥がす

シール剥がしには台所用洗剤も使えます。

これもご家庭に1つはありますよね♪

用意するもの

・台所用洗剤
・ラップ
・ヘラ
・雑巾

手順

 

1
台所用洗剤を直接シールに垂らし、上からラップをかける

シール全体に洗剤をつけ、上からラップをして湿布の状態にします。

2
10分ほど時間を置く

ここでも待つのが大切です!時間を置くことで、洗剤がシール全体に浸透してより剥がしやすくなります。

3
シールを剥がす

時間が経ったら、ヘラを使ってシールを剥がします。

ベタベタも残らず、綺麗に剥がせるはずです。

4
洗剤を拭き取る

水拭きして、洗剤を拭き取ります。
洗剤が残っていると、変色の原因になることもあるので注意しましょう!

除光液で剥がす

シール剥がしに除光液が使えます。

マニキュアを塗る女性の方は必ず持っていると思います。

用意するもの

・除光液

手順

 

1
除光液をシールにつける

シールに除光液をつけて、粘着力を弱めます。

2
シールを剥がす

シールをゆっくり剥がします。

ちょっと時間を置いてから剥がすと、より簡単に剥がすことができます。

ただにおいがきついですし、プラスチックなどには使えないので注意が必要です。
また使用するときは換気を忘れずに!

セスキ炭酸ソーダでパックする

ナチュラルクリーニング好きにはお馴染みのセスキ炭酸ソーダもシール剥がしに使えます!

用意するもの

・セスキ炭酸ソーダ・スプレー容器
・ラップ
・タオル


おすすめ
商品

商品画像
アルカリウォッシュ 3kg

アルカリウォッシュとセスキ炭酸ソーダは同じものです。

血や皮脂汚れを落とすのに大活躍なので、たくさん買っておいて損はありませんよ。
詳しい使い方は、こちらの記事を参考にしてみてください。



手順

 

1
セスキ炭酸ソーダと水を混ぜたスプレーをシールにたっぷり吹きかける。

まずは水500mlにセスキ炭酸ソーダを小さじ1混ぜたものスプレー容器に入れて、セスキスプレーを作ります。それをシールにたっぷり吹きかけて、浸透させましょう。

2
上からラップで覆ってパックし、30分ほど放置する。

シール全体を包み込むようにラップをします。

3
シールを剥がす。

おおおっ!驚くほど簡単に剥がれました!感動的です。

4
残った薄い膜を濡れたタオルで強めに擦る。

しかし薄い膜がどうしても残ってしまうので、濡らしたタオルでこすりましょう。ポロポロと取れてくれるはずですセスキ炭酸ソーダは地球に優しいナチュラルクリーニング洗剤で化学物質を使わず剥がせるので安心で、洗剤を使った時のようにベタベタした後も残らないのでおすすめですよ。

これが最強!シール剥がし用スプレーを使う方法

シールを剥がす機会がよくあるなら、シール剥がし用のスプレーを持っておくのも一つの手です!

詳しい使用法は、スプレーに書かれているものを確認していただきたいのですが、参考までに基本の使い方を紹介しておきます。

用意するもの

・シール剥がし用スプレー
・ヘラ
・雑巾
・カッター

手順

 

1
シールにスプレーをかける

剥がしたいシールの全体に、スプレーを吹きつけます。

シールの面積が広いときは、カッターを使ってシールにだけ慎重に切り込みを入れてからスプレーするとGOOD◎。
液が染み込みやすくなります。

2
1分ほど時間を置く

液がシールに染み込むように、少し時間をおきます。

3
ヘラでシールを剥がす

ヘラを使って、シールを剥がします。

4
残ったスプレーを拭き取る

最後に、乾拭きして終わりです。残ったスプレーの液とシールのベタベタを拭き取りましょう。乾拭きには、いつもの雑巾を使えばOKです。

やっぱり専用アイテムは効果バツグンですね。

おすすめ商品はこちら↓↓↓


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商品画像
コクヨ シールはがし 強力タイプ ヘラ付

強力タイプのシールはがしなので、頑固な両面テープもすっきり剥がすことができます。ベタベタも残りません!

ちなみに、安いものは100均でも売られているそうなので、ぜひ探してみてくださいね。

シール剥がしスプレーは、シールを剥がすだけでなく、ハサミのベタベタを綺麗にするのにも使えるんです。ガムテープを切った後のハサミなど、刃がベタついてしまった経験はありませんか?
そんな時は、ハサミの刃にシール剥がしスプレーを直接吹き付けます。そのあと雑巾で乾拭きすれば、ベタベタが綺麗に取れるはずです!試してみてください♪

もしも粘着物が残ってしまったら?シールの粘着物を綺麗にとる方法

シールが綺麗に剥がれず、ベトベトの粘着物が残ってしまった…なんてことありますよね。

ということで、ここからはベタベタをとる方法を2つご紹介します!

マジックリンで剥がす

粘着物を剥がすには、「界面活性剤」「アルカリ性」がポイント!

界面活性剤には粘着質と非粘着質の隙間に浸透して行き渡りやすくする役割があり、粘着質は酸性であることが多いので、アルカリ性の洗剤を使うことで粘着効果が減価するのです。

それでは、さっそく手順を見ていきましょう!

用意するもの

・マジックリン
・スポンジ


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商品画像
花王 マジックリン ハンディスプレー 400ml

こちらは、コンロや換気扇の汚れに大活躍の油汚れ用マジックリンです。
キッチンのしつこい汚れに困っている方にはピッタリです。

手順

 

1
粘着物が残る部分にマジックリンをかける。

粘着物がしつこい場合は、マジックリンを吹きかけた後しばらく時間を置きましょう。

2
スポンジで軽く磨く。

スポンジでマジックリンを付けた面をくるくる磨いていくと、粘着物が溶けてするりと落ちてくれます!

<ビフォーアフター>

おおっ!ずっと悩んでいた粘着物がスッキリきれいに取れました!感動的です。

しつこいベタベタに悩んでいる方はぜひ試してみてくださいね。

セロハンテープで取る

お次は、セロハンテープの粘着面で粘着物を取るという逆転の発想を利用した方法をご紹介!

用意するもの

・セロハンテープ

手順

 

1
セロハンテープの粘着面が外側になるように輪っかを作る。

まず、切ったセロハンテープの端をつなぎ合わせます。

2
残った粘着物にセロハンテープの粘着面をくっつけてベタベタを取る。

 

何度かテープをペタペタしていくと、粘着物がキレイに取れていきます。

しかし、弱い粘着ならこれでキレイに取れますが、強いベタベタがある場合はマジックリンで拭き取ってしまうのが良さそうです。

まとめ

様々なシールの剥がし方をご紹介しましたが、いかがでしたか?

除光液台所用洗剤ドライヤーなど身近なもので、剥がすことができましたね。

また、専用のシール剥がし用スプレーはやはり効果バツグン。
よくシールを剥がす機会がある人は、一家に1つあると便利です。

しかし、今回はハンドクリームやお酢、歯磨き粉を使った方法では、綺麗に剥がすことができませんでした。
これらの失敗経験が、ぜひみなさんの参考になればと思います。

シールの粘着物を落とす方法もぜひ役立ててください!

いい買い物をした後、商品からシールを剥がせなかったら、げんなりしてしまいますよね。
綺麗に剥がせずにいるシールも、今回ご紹介した方法でスルッと剥がしちゃいましょう!