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更新日 :2023年09月30日

もらい錆を自宅にある洗剤で落とすには?もらい錆の予防方法も知ろう

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キッチンにアルミ缶を置いておいたら茶色く空き缶の跡がついてしまったり、洗面所に茶色くヘアピンの形がくっきり残ってしまった…なんて経験ありませんか?

その汚れが洗剤でこすっても簡単に落ちない汚れなら「もらい錆」かもしれません。くっきり錆の跡が残ってしまったらショックですね。

今回はもらい錆の原因やもらい錆の落とし方、予防方法を徹底解説します!

もらい錆とは?

もらい錆とは、錆ができた金属製品から、錆だけが移ってできる汚れです。

錆ができていなかった金属が錆てくっついたり、錆びた金属面をくっついたまま放置していると錆が移ってしまいます。

キッチンのシンクや洗面台、タイルやプラスチック、衣類にも錆が移ることがあります。

もらい錆は普通の洗剤で洗っても落とすことができませんが、発生して間もないもらい錆なら適切に洗えば落とすことができると言われています。

もらいサビの原因

水気のある環境で金属製品がサビて、他の製品に移ってしまうことが原因です。

水気のある環境で、2つの金属が接触した状態のまま放置すると、片方の金属がサビてしまうということもあります。

キッチンに空き缶を置きっぱなしにしたり、洗面所にカミソリやヘアピンなどの金属を置いておくと金属が錆び、他のものに錆が移る可能性があります。

玄関に金属製の傘立てを置いていた、庭にアルミ製のじょうろを置いていた、などの状況でももらい錆は発生し、あらゆる場所でもらい錆が起こる可能性があります。

もらい錆を防ぐ方法

もらい錆は一度発生してしてしまうと落としにくい汚れとなります。

また、デリケートな素材に錆が移ってしまった場合には素材に傷をつけてしまったり、落とせなくなってしまう可能性もあります。

もらい錆が発生しないように、日頃から予防しておくことが大切です。

水気を取り除く

もらい錆が発生する原因のひとつは水分。キッチンや洗面所、浴室などもらい錆が発生しやすい場所の水分はこまめに取り除いておきましょう。

アルミや金属製品を置きっぱなしにしない

錆が発生する原因であるアルミや金属製品を水気のある場所に置きっぱなしにしないことが重要です。

水気を取り除いていても、湿度などで錆が発生する可能性があります

油汚れを放置しない

油汚れを放置すると酸化が進み、ステンレスの酸化皮膜を傷つけ錆の原因となります

キッチンやシンクなどに飛び散った油汚れはこまめに取り除くようにしましょう。

もらい錆の落とし方

付着してすぐのもらい錆は自宅にある洗剤で落とすことができます。錆に使える洗剤をご紹介します。

クエン酸

ステンレスについたもらい錆にはクエン酸が有効です。酸の力で錆を分解して中和させることができます。

クエン酸水に錆を浸して30分程度放置し、洗い流しましょう。

クリームクレンザー

研磨効果のあるクリームクレンザーももらい錆に効果的です。クリームクレンザーはキッチンやお風呂の素材を傷つけることなく錆を落とすことができます。

錆の部分にクリームクレンザーを塗り、クリームクレンザー成分を吸い込まないラップなどを丸めて円を描くように錆部分を擦りましょう

錆が取れたら雑巾で水ぶきをして完了です。

重曹

ソフトな研磨効果のある重曹もクレンザーと同じように研磨をして錆を落とすことができます。

もらい錆の部分に粉の重曹を直接振りかけて、スポンジで擦りましょう。錆が落ちたら水ぶきをして重曹を拭き取ります。

歯磨き粉

研磨剤が含まれている歯磨き粉も研磨作用でサビを落とすことができます。

口の中に使える歯磨き粉は、洗剤よりも優しい成分でできているため、肌に触れる部分の錆などにも使用しやすいアイテムです。

ハイドロハイター

ハイドロハイターは衣料用の粉末の還元型漂白剤です。酸化した鉄分を還元する効果があるので錆を落とすことができます。

錆がついた部分をお湯をかけてあらかじめ温めておき、60°~70°の熱めのお湯に溶かしてペースト状にしたハイドロハイターを錆の上に塗って錆を落とします。

オキシクリーン

オキシクリーンは衣類や、色落ちが気になる場所の錆にも安心です。オキシクリーンを効果的に使う温度は40~60℃。

しっかりオキシクリーンをお湯で溶かして、20分以上漬け置くことがポイントです。

もらい錆の専用クリーナー

もらい錆は時間がたってしまうと通常の洗剤では落とせなくなります。

錆を落とすためには、錆をもとに戻す「還元作用」をもつ錆落とし剤でキレイにすることができます。

研磨ができないプラスチック製品や石材、人工大理石にも使える物もあります。

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まとめ

錆はできてしまうと落としにくい汚れです。普段から、錆を作らない環境を作っておくことが、もらい錆の予防になります。

表面に付着しただけのもらい錆の場合、すぐに洗浄すればキレイに落とすことができます。

素材に合わせた洗剤で、もらい錆を落としましょう。