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更新日 :2023年09月30日

セスキ炭酸ソーダがあなたの洗濯を助けてくれる?使い方を紹介します

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皆さん!いきなりですが、セスキ炭酸ソーダという商品をご存じでしょうか?

セスキ炭酸ソーダはキッチンまわり、リビングや衣類の汚れなどをきれいにしてくれるアイテムです!

今回は、その中で、セスキ炭酸ソーダを使った衣類の汚れの落とし方に注目していきたいと思います。

セスキ炭酸ソーダとはいったい?


セスキの 激落ちくん セスキ炭酸ソーダ 500g

そもそもセスキ炭酸ソーダって何?そう疑問に思う方少なくないですよね。

セスキ炭酸ソーダとは、重曹炭酸ナトリウムを合わせたものです。また、洗浄力の強いアルカリ性になっています。

石鹸を使って手洗いするほどではないけど、汚れが落ちるか少し不安…。

そんなちょっとした汚れの洗濯物の汚れを落とすことが得意なのが、セスキ炭酸ソーダです!

ここからは、そんなセスキ炭酸ソーダの特徴を3つ紹介していきます。

油脂やたんぱく質を落とす

衣類などについた油脂を乳化させ、落とすことができます。少しの汚れなら、洗剤を使わずに洗濯して大丈夫です。

また、衣類についたタンパク質を落とす働きもしてくれます。その際も少しの汚れなら、洗剤なしで洗濯しても大丈夫です。

襟や袖部分の汚れを落とす

白シャツの襟や袖についた汚れは落ちにくいですよね。

セスキ炭酸ソーダを使うと、そんな衣類の部分的な汚れが落ちやすくなるようにしてくれます。
また、意外と落ちにくい血液の汚れもしっかり落とす効果もありますよ!

水に溶けやすい

セスキ炭酸ソーダは、水に溶けやすくなっています。その特性を利用し、スプレー液にして利用することが多いです。

スプレー液をつくるときは、汚れの度合いに応じて濃度を調節することもできます!

スプレー液は一度作ったら、高温多湿の場所で保存をしてはいけません!

また、あまりにも長い時間置いておくと、品質が落ちてしまいます。なので、一度作ったら、3か月程度で使い切るようにしましょう!

セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方

セスキ炭酸ソーダは先ほど述べたように水に溶けやすい特徴があります。

セスキ炭酸ソーダスプレーは名前の通り、セスキ炭酸ソーダを水に溶かし、それをスプレーとして使うものです。
これから、実際にセスキ炭酸スプレーを作ってみます!

用意するもの
・水(500ml)
・セスキ炭酸ソーダ5g(小さじ1杯)
・スプレーボトル
手順
1
水にセスキ炭酸ソーダを溶かそう!

準備した水500mlに、セスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を入れます

2
しっかり混ぜる

先ほど水に入れたセスキ炭酸ソーダをしっかり混ぜ合わせます。写真のように、白い粉が見えなくなるまで混ぜましょう。

3
混ざったものをスプレーボトルに入れる

以上の3ステップで完成です。
準備するものも少なく、つくるのもとっても簡単ですよね!

スプレーボトルが準備できたら、汚れが気になる使ってみてください!

セスキ炭酸ソーダを使った洗濯方法

セスキ炭酸ソーダとは何か、セスキ炭酸ソーダスプレーについて、先ほど説明しました。

次は、セスキ炭酸ソーダを使って洗濯する方法を紹介していきます!

襟、そでの部分汚れやたんぱく質汚れ(血液など)に

気になる汚れの部分に直接スプレーして、5分ほど時間を置きます。その後、通常通り洗剤を入れて洗濯してください。

軽い汚れの衣類の洗濯

水30リットルに対して、約30g(大さじ2杯)を洗濯機に入れ、洗剤を使用せずに洗濯してください

すすぎは一回で大丈夫です。つけ置き洗いをすると効果的です。

つけ置き洗いってなに?という方に向けて簡単に説明します。

つけおき洗いとは、洗面器などにお湯あるいは水を入れ、そこに洗いたいものと洗剤を入れるだけです。あとは、10分ほど時間を置き、最後に脱水をすれば完了です。

しつこい汚れの衣類の洗濯に

水30リットルに対して約30g(大さじ2杯)を入れ、予洗い(洗剤を入れないで洗濯機を回す)をします。

こちらの場合も、つけ置き洗いするとさらに効果的ですその後は、通常通り洗剤を入れて洗濯しましょう!

セスキ炭酸ソーダ×酸素系漂白剤は最強!?

「セスキ炭酸ソーダでの洗濯では、汚れや黄ばみが思うように落ちなかった……」
そんな時には、セスキ炭酸ソーダに酸素系漂白剤をプラスしてみましょう。

やさしい成分でできている二つのアイテムですが、合わさることで最強タッグになるんです! セスキ炭酸ソーダと酸素系漂白剤で、汚れがすっきり落ちる理由や、洗濯の仕方をみてみましょう。

どうして組み合わせる必要があるの?

セスキ炭酸ソーダと酸素系漂白剤は、それぞれ違った働きをします。
合わせることでどうして汚れが落ちるのか、その理由をまずはみてみましょう。

セスキ炭酸ソーダは先ほども説明した通り、アルカリ性のため皮脂汚れや血液汚れに強い成分です。一方の酸素系漂白剤は、過炭酸ナトリウムが主成分の商品です。洗濯に使用する場合は、粉末タイプを選んでくださいね。

液体タイプの酸素系漂白剤も多く販売されていますが、こちらの成分は過酸化ナトリウムではなく過酸化水素。色柄物や繊細な生地にも使用できる反面、漂白力は劣ります。

過炭酸ナトリウムは、その名の通り水に溶かすとシュワシュワと汚れへアプローチ。また、成分はセスキ炭酸ソーダと同じアルカリ性なので、混ぜても問題ありません。

酸素系漂白剤には泡による汚れ落とし効果だけでなく、アルカリ性の洗浄効果、漂白による黄ばみ対策除菌効果を得られます。セスキ炭酸ソーダだけでは落ちない汚れには、酸素系漂白剤をプラスしてみましょう。

洗濯の仕方をご紹介!

それでは早速、Wの力で洗濯を行ってみましょう。

用意するもの
セスキ炭酸ソーダ
酸素系漂白剤(粉末)
手順
1
洗濯表示を確認する

優しい成分のセスキ炭酸ソーダや酸素系漂白剤ですが、洗濯NGの衣類には使用できません。事前に表示をたしかめましょう。

2
洗濯機を回す

水30Lにたいして、セスキ炭酸ソーダ大さじ1、酸素系漂白剤大さじ1を入れ、普段通りに洗濯を行います。すすぎは1回でOKです。

それでも汚れが落ちない時は?

セスキ炭酸ソーダ×酸素系漂白剤でも汚れが落ちない!
という場合は、こちらのふたつの方法を試してみてください。

セスキ炭酸ソーダ×酵素系漂白剤でつけ置き

ぬるま湯にセスキ炭酸ソーダと酸素系漂白剤を溶かし、10~30分程度つけ置きしましょう。
衣類が入るサイズのバケツにぬるま湯を入れ、それぞれ小さじ1ずつを入れて良くかき混ぜてから、洋服を入れましょう。

ペーストでダイレクトにアタック!

頑固な黄ばみや汚れが気になる場合は、ペーストでアタックしましょう。
セスキ炭酸ソーダと酸素系漂白剤を1:1で混ぜたら、そこに少しずつ水を垂らしながら練り、ペーストを作ります。できあがったペーストを歯ブラシなどで、汚れに直接塗りましょう。30分ほど置いてから洗濯すると、きれいに洗濯できます。

セスキ炭酸ソーダを使うときの注意点

セスキ炭酸ソーダは少しの汚れを、楽に落とすことできる優秀なアイテムです。
しかし、いくつか注意点があるので、使用する際は以下のことを守ってください!

洗う素材に気をつける

絹、ポリエステル、水で色落ちするものなど、つけ置きに向かないものは使用するのを避けましょう。

手荒れに注意

長い時間て直接手で触れてしまうと、肌が弱い人はかぶれてしまう可能性があります。
肌が弱い人は、直接手で触れないように、ゴム手袋を付けると良いですよ。

頑固な汚れには不向き

セスキ炭酸ソーダには、本格的な成分は入っていないので、泥汚れや口紅のような頑固な汚れを落とすにはあまり向いていません。

まとめ

セスキ炭酸ソーダを使って、洗濯をする方法を紹介させていただきました。

普通に洗濯しただけでは落ちない汚れには、セスキ炭酸ソーダを一度試してみてください。
また、セスキ炭酸ソーダは、洗濯物以外にもキッチン周りやリビングにも使えるとても便利な商品です。

一家に一つあって損はないと思うので、まだ家にないという方は、ぜひ購入してみては?