シマトネリコの育て方マニュアル!剪定と合わせて理想の樹形をキープ

TK

更新日:2020年02月17日

 

観葉植物として人気のシマトネリコ!

おうちの庭先や、室内のインテリアにあるだけで、雰囲気があっと変わりますよね♪

ただ、そんなシマトネリコですが正しい育て方を知らないとみすぼらしい姿に…。

今回はそんなシマトネリコの育て方と、美しい樹形を保つための剪定方法を紹介します!

庭植えでシマトネリコを育ててみよう

野生のシマトネリコは10m以上の大きさになることも普通だそう。

そこまではいかなくとも庭植えであれば、スケール感のあるガーデニングを楽しめます。

素敵なガーデニングライフを送るためにも、育て方を確認していきましょう。

栽培環境を整える

原産地が沖縄・台湾~インドのシマトネリコは寒い場所での生育は不向き!

氷点下3℃を下回るような場所での生育はやめておきましょう。

目安として関東以南では庭植え出来るそうです。寒い場所では鉢植えを使って、室内インテリアとして楽しむのがオススメですよ。

場所は日当たりの良い場所から半日蔭まで植栽できます。

できるだけ明るい所で育てましょう。

植え初めは水やりを

植え初めは十分に水を与えましょう。

一方で2年ほど経つと根が十分に育つので、水やりの必要はほとんどなくなっていきます。

定期的に肥料を与える

庭植えのシマトネリコは植え付け時に、植え穴や周辺に肥料を与えることをオススメします!

植え付け時だけでなく、弱っているときや木を大きくしたいときは半年に1回ほど与えると効果的です。

鉢植えでシマトネリコを育ててみよう

庭木として人気のシマトネリコですが、鉢植えで育てるのも人気があります。

成長が早いので、こまめに剪定しながら楽しみましょう!

栽培環境を整える

室内では直射日光が当たりすぎるところや、エアコンの風が直接当たるところは避けましょう。

明るい窓辺や風通りが良い場所で育てるのがオススメです。

定期的に水やりを

庭植えと違い、十分に育ってからも水やりをしましょう。

水やりを忘れていると、木が段々と弱ってしまいます。

肥料を与えよう

葉の繁りが衰えたり、全体的に枝が垂れてきたら、弱っている証拠かもしれません。

そんな時は肥料を与えるのをオススメします。

また、病気の可能性もあるので、こまめに様子を見ましょう。

植え替えを行う

4月中旬から6月ごろに行うのが適しています。

2年に1度、または鉢底から根が出て詰まっているようであれば、植え替えのタイミングと言えるでしょう。

育てるときの注意

シマトネリコは庭木としては害虫や病気に強い木ですが、それでも油断をしていると危険です。

害虫対策や病気の予防法を見ていきましょう。

気をつけたい害虫

アブラムシ

ガーデニング好きな方には有名な害虫ではないでしょうか。オルトラン系の薬が予防に効果的です。

ばら撒くと、葉につく害虫や土の中に潜む害虫を同時に駆除できる優秀な薬なのでぜひ試してみて下さい。

ハマキムシ

シマトネリコに大きな被害を与える害虫です。

葉を食べつくしてしまうのですが、その嫌なところは見つけにくいこと。

こちらは水で薄めて散布するタイプです。使う際は換気の良い所で、マスク、手袋、眼鏡、服装、風向きに注意して使いましょう。

カブトムシ

・周囲にカブトムシの幼虫がいそうな環境(堆肥や腐葉土がある)
・周りに樹液を吸えるような木がない
・シマトネリコの幹がある程度太い

という条件が重なると、大量に出現してしまいます。

シマトネリコの樹皮は弱く剥がしやすいため、カブトムシがいたらすぐに外へ逃がしましょう。

対策法はカブトムシの幼虫がいそうな環境を作らないことと、樹皮をサランラップなどでくるんであげることです。

気をつけたい病気

・褐斑病
・うどんこ病
・またすす病

押さえておきたいのは病気になる原因。

葉が繁りすぎることでの多湿、剪定時に癒合剤を使わず切り口から雑菌が入ることや、害虫などの原因があります。

元々、病気に強い種類ではあるのでこまめな剪定や手入れが大事と言えますね。

それでは剪定は一体いつ頃すればいいんでしょうか?

シマトネリコの剪定時期はいつがいいの?

ズバリ!シマトネリコの剪定タイミングは春~秋!年に2~3回の剪定がオススメです!

木の形を大きく変える大がかりな剪定は春頃に行いましょう。

気温が下がり始めてくる12月以降に剪定を行ってしまうと、厳しい寒さが原因で枯れてしまうことがあるので、できるだけ避けるのが吉です。

もう迷わない!切るべき枝の解説!

剪定の基本は、込み合った枝・不要な枝を取り除くことと全体の形を整えること!

でも、どの枝を切るか判断するのって難しいですよね。

気づいたら取り返しがつかなかった…。

なんてこともあるのではないでしょうか。

そこで、今回は基本的な剪定するべき枝をまとめました!

これを剪定するだけで全体の木のイメージが大きく変わりますよ。

枯れ枝

明らかに枯れているとわかる枝はバッサリ剪定しましょう。

これだけでも、見た目が少しスッキリしますよ。

向きがおかしな枝

向きがおかしな枝は下の4つ!

平行枝 : 平行に伸びている枝
立枝  : まっすぐ上へ伸びる枝
下り枝 : 下へ向かって伸びる枝
逆さ枝 : 他の枝と反対に伸びる枝

剪定は基本的に、外側に広がっていく枝を残すのがベスト!

内向きであったり、下向きに伸びているなど、明らかに他と違う向きに育ってしまった枝は躊躇なく刈り取ってしまいましょう。

ひこばえ・幹ぶき枝

ひこばえとは根元から立ち上がる細い枝。

幹ぶき枝とは幹から直接生える細い枝。

どちらも放っておくと、育てたい木の栄養を奪ってしまいます。

見つけ次第、刈り取るようにしましょう。

徒長枝(とちょうし)

徒長枝とは勢い良く成長した長い枝のこと。

太い枝を短く切りつめたり、多くの枝や芽を切り落とすような強剪定を行った後によく生えてきます。

栄養を奪うので出来るだけ刈り取りましょう。

交差枝・車枝

交差枝とはほかの枝と接触する枝。

車枝とは一ケ所から四方に伸びた枝。

放って置くと他の枝の生育を邪魔したり、全体の見栄えが悪くなってしまいます。

シマトネリコを剪定してみよう

用意するもの

・剪定ばさみ
・癒合剤

癒合剤とは、剪定をした際に切り口の保護に使うもの。

剪定した後に保護をしないと、切り口が菌や害虫に攻撃されて、腐ったり枯れたりしてしまいます。

大切なシマトネリコを守るために癒合剤を使いましょう!

  手 順  

1. 全体のイメージをする

すぐに剪定をするのは危険です!

全体の完成形をなんとなくでもいいので、イメージしてからやると、後々の見栄えも効率性も良くなりますよ。

2. 枯れ枝を取り除く

まず、初めに枯れ枝を取り除きましょう!

最初はどの枝を剪定すればいいか悩みますが、枯れ枝なら見た目で簡単に分かりますね。

3. 古く太い枝を剪定する

年月が経ち、古く太くなった枝も積極的に取り除きましょう。

全体の樹形がぼやけたものになり、見栄えが悪くなります。

4. 不要な枝を剪定する

先ほど紹介した不要な枝を取り除きましょう。

ここまで来れば、最初と比べてかなり全体がスッキリしたのではないでしょうか。

注意
枝は根元から切るようにしましょう。
中途半端な位置で切ると、そこから余分な枝が生えてきてしまいます。

5. 切り口に癒合剤を塗る

不要な枝を剪定し全体の形を整え終わったら、切り口に癒合剤を塗りましょう。

これでシマトネリコの剪定はすべて終わり!どうですか?だいぶキレイな見た目になったんではないでしょうか。

まとめ

観葉植物・ガーデニングとして大人気のシマトネリコ。

こまめな剪定を心がけるだけで、より他とは違う自分だけのシマトネリコに育て上げることができますよ。

育て方も合わせて紹介したので、これから始めてみるのもイイですね!