コンパクトでふだんの料理をちょっと特別にしてくれる、スキレット。
日常の食卓からパーティやアウトドアまで、幅広いシーンで活躍してくれます。
スキレットに色とりどりの料理が収まる様子は「カワイイし美味しそう!」と、SNSなどで話題になりました。
つい買ってしまった方も多いのではないでしょうか?
そんなスキレット、実はお手入れの方法がちょっと普通のフライパンと違うんです。
そこで今回は、スキレットで毎日を楽しく過ごすために、
の3つを丁寧に解説していきます♪
きちんとスキレットのお手入れをしたら、お手持ちのスキレットがもっと好きになること間違いなしですよ!
目次
さて、スキレットのお手入れ方法の前に、まずはスキレットにちょっと詳しくなりましょう♪
スキレットとは、鉄製のフライパンのことで、高額なものから比較的リーズナブルなものまで、値段も大きさも様々なものが販売されています。
鉄でできているため少し重みがありますが、全体的に厚みがあり、熱伝導や蓄熱性に優れた調理器具です。
スキレットは、一般的なフライパンと同じように「煮る」「焼く」「炒める」などの作業ができる他、オーブンにそのまま入れることもできるんです!
だから料理の幅が広がるのも嬉しいポイントで、キャンプに持っていく人も多いみたいです。
また、テフロン製のフライパンと比べて長持ちしやすいのも特徴です。
ずっと使い続けていくためにも、日々のお手入れを欠かさず行いましょうね♪
さて、スキレットについて、少し知ることができましたか?
次はスキレットのお手入れ方法の解説をしていきますね!
実はスキレットは、使った後だけでなく、使う前にもお手入れが必要なんです。
購入したてのスキレットにはサビ防止剤が塗られており、そのままで使うことはできません。
まずはサビ防止剤を落とし、シーズニングを行った後で使い始めましょう。
シーズニングとはサビ付きを防止する作業のことです。
今後、長く使っていくためには大切な作業なのでしっかり行ってくださいね♪
それでは、シーズニングの方法を紹介します!
まずは食器用の中性洗剤を使って、台所用スポンジでスキレットを洗いましょう。
洗った後は、水気をしっかり切っておくこともポイントです。
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まな板・スポンジ・ふきんの除菌にもお使いいただける、とても便利な商品です♪
パッケージもかわいいので、台所に常備しておきたくなりますね!
オリーブオイルなどの食用油を、ペーパータオルを使ってスキレット全体になじませます。
油分を加えないまま使ってしまうと焦げやサビの原因にもなってしまうので、油でコーティングしてあげましょう。
内側や持ち手部分なども忘れずに塗ってくださいね。
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2015年のモンドセレクションでは銀賞を受賞した、高品質の商品です♪
油を塗ったスキレットをコンロにかけて、弱火でじっくり焼きます。
5分ほど加熱すれば準備完了です!
これでスキレットを使って、おいしい料理を作る準備が整いましたね♪
次はスキレットを実際に料理に使う際に注意点について解説します。
「早く料理を作りたい」と思って、いつも火を若干強めにしていませんか?
ケチをして、油を引かなかったり、分量を守らず少なめにしたりしていませんか?
テフロン加工のフライパンの場合は、ちょっと火が強くても、ちょっと油が少なくても、焦げることはありませんが、スキレットではそうはいきません。
スキレットは、テフロン加工のフライパンよりも「熱がより伝わりやすい」からです。
そのため、火加減には普段から気をつけてください。
強火は使わず、基本的には「初めは弱火、火を強める時は中火へ」で十分です。
また、油は適切な分量をしっかり注ぐようにしましょう。
食べ終わったあとに放置しているとスキレットが酸化し、サビの原因にもなるので、使い終わったらすぐに洗ってください。
実際の洗い方は、これから解説していきますね!
さて今度は、スキレットを使った後のお手入れ方法について、解説していきたいと思います♪
スキレットを使用する度にきちんとお手入れをすることで、あなたの大切なスキレットを長く使い続けることができますよ!
火傷をしないように、そして急激な熱変化でスキレットが割れてしまうのを防ぐために、必ず守ってくださいね。
スキレットに付いた大きな汚れを、まずはキッチンペーパーなどでふき取ります。
スキレットをたわしを使って水で洗います。
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手の汚れを気にせずに、鍋・スキレットを洗っていただけますよ♪
洗剤を使ってしまうと、これまでなじませてきた油分も一緒に落としてしまうことになるので、水のみで洗いましょう!
汚れのこびりつきがひどいときは?
スキレットに水を入れた後、火にかけて沸騰させ、汚れを浮かすと良いでしょう。
どうしても洗剤で洗いたいときは、洗剤で洗い流した後に忘れずにシーズニングをしてくださいね!
水洗いしたスキレットはそのまま火にかけて、よく乾かしてください。IHの場合は、水気が残らないようによく拭いてください。
スキレットが乾いたらすぐ、キッチンペーパーなどを使いオリーブオイルなどの食用油を塗り込んでください。
スキレットは、十分に冷ましてから湿気の少ない場所で保管してください。
長期間使わないときには、新聞紙などで包んで空気に触れないようにしておくと、余分な水分を吸収してくれます。
スキレットはキャンプの際のバーベキューでも活躍します。
スキレットを使えば、網だけでバーベキューをするよりも格段にレパートリーが広がりますよね!
また、スキレットなら出来上がった料理をそのまま食べられるため、お皿などが必要ない点もキャンプで重宝される理由です。
しかし、先ほども言った通りスキレットはしっかりとお手入れをしておかないと、すぐにサビてしまいます…。
そこで、ここでは、少し上級者向けですが、キャンプに言った際のお手入れ方法を解説します!
スキレットは、火が強すぎるとすぐに焦げ付いてしまいます。
特に、キャンプ中は家庭よりも火の強さの加減が難しいことが多いですよね…。
油をしっかりと引き、分量を考えて料理をしてくださいね!
出来上がった料理をスキレットに入れたままにしておくのも、実はさびの原因となります。
料理し終わったら、スキレットのまますぐに食べてしまうか、もし食べるまで時間をおくなら、別の容器に移し替えるのがオススメです!
また、スキレットのお手入れには火を使います。
バーベキューの火が残っている間に、スキレットの手入れを済ませてください。
もし、焦げ付きが残っている場合は、スキレットに水をはり、沸騰させて浮いてきた焦げ付きを取り除きます!
このとき、バーベキュー用の串などで軽くこすってみると簡単に取れることもあります。
汚れが落ちたらスキレットの水分を火にかけて飛ばし、しっかり冷えてから油を塗りこんでおいてください。
次にスキレットを使うまで時間がある場合は、油を塗りこんだ後に再度火にかけておくとより安心ですよ!
新聞紙などに包んで保管すると、より完璧なキャンプ後のお手入れになります!
ある日突然、スキレットにさびが。
「ちゃんとお手入れしているのにどうして!?」と悲しい思いをしたことのある方もいらっしゃるかもしれません。
でも、大丈夫。
さび付いたスキレットでも、たった4つの工程でキレイになるので、まだまだお使いいただけますよ♪
スキレットを火にかけて、さびのある部分をコンロでしっかり焼きましょう。さびを取る前に、まずさびを炭化させます。
スキレットをしっかり冷ましたら、たわしなどを使って、スキレットがキレイになるまでさびを削ぎ落とします。
強く擦りすぎると表面が傷ついてしまうので優しく擦りましょう!
さびを落とすためのおすすめのたわしはこちら!
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頑固な汚れに強い固めのたわしで、油を吸収せず水をはじくので乾きも早く衛生的。
油汚れや茶渋落としに向いているので、ぜひ使ってみてください!
さびを除去した後は、クレンザーと台所用スポンジを使って仕上げていきます♪
ちなみにおすすめのクレンザーはこちら
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さらに、刺激が低い洗浄成分なので、手肌にやさしい商品。
微粒子研磨剤でキズがつきにくい、スキレットにもやさしいクレンザーです。
落ちきっていなかった炭化したさびを、クレンザーで磨くことで取り除いていきましょう。
これまでのさび取り作業によって、今までになじんでいた油が取れてしまうため、新たにシーズニングをする必要があります。
オリーブオイルなどの食用油を、ペーパータオルを使ってスキレット全体になじませたら、コンロにかけて、弱火で5分程度じっくり焼きます。
スキレットを使い始める時に行ったのと同じ最初のシーズニングを丁寧に行って、サビの予防をしていきましょう♪
最後に人気3大メーカーのスキレットをご紹介!
新しく買い替える方は参考にしてみてくださいね!
スキレットの代名詞的存在。
こちらは1896年にアメリカで誕生したキッチンメーカー。
サイズラインアップが豊富なことや、シーズニング済みで初心者にも取り扱いやすいところが人気です。
出荷の際に大豆油で慣らしているため、到着したらすぐに使えます。
しっかり厚みと深さがあるので、煮込みハンバーグや餃子に最適ですよ。
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ロッジよりやや安く、リーズナブルさが嬉しいポイントのキャプテンスタッグのスキレット。
厚みのある鋳鉄製で、しっかりとした作りです。種類は16cmのワンサイズのみ。
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生活用品でおなじみのニトリでもスキレットが買えますよ。
通称「ニトスキ」、キャンパーの間ではもはや常識必携アイテムに。
1,884円で蓋までセットなのは、とってもお得ですね!
IH対応・オーブンでも使用可能で、家での料理の幅も広がりそうです。
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使いやすくて、料理をちょっと特別にしてくれる。おまけにフォルムもかわいいスキレット。
きちんとお手入れしていれば、鉄製のフライパンなので何年も使い続けることができるんです。
フライパンを買い換える必要がないので、お財布にも優しいですね。
スキレットのお手入れは、使う前のお手入れと使った後のお手入れ、どちらも大切。
サビ付けないためにはシーズニング、そしてサビ付いたときにはクレンザーでのお手入れを忘れないようにしましょう!
この記事を見て大切にスキレットを使って、スキレットのある、ちょっと楽しい生活を送ってみてはどうですか?