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更新日 :2021年03月11日

おもちゃの処分に最適な時期と方法は?子どもにも納得してもらおう!

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子どもの成長とともにどんどん増えていくおもちゃ

思い出が詰まっているので見返すとついウルウル。

全然見向きもしていなかったのに、いざ捨てようとすると「えー!捨てないで!」と手放してくれない子どもたち。

こっそり捨てようと思ったら、バレてしまって怒られたなんてことありませんか?

今回はそんなおもちゃを親も子どもも納得して処分できる方法をご紹介します!

おもちゃの処分のタイミング

難しいのがタイミング

潔く捨てられたらいいのですが、もったいない気持ちがあり、もうちょっと使うかな? と放置していたら、気づくと部屋がおもちゃで散乱していたり。

おもちゃを処分するきっかけがあるといいですね。

1.入園、入学

入園や入学するときには新生活のグッズが必ず増えます。

そのコーナーを作るタイミングでおもちゃを処分してみましょう!ちょうど年齢的にもおもちゃの好みが切り替わるタイミングかもしれません。

「新しい入園グッズなどを置くために、おもちゃを減らさなくちゃね!」「お兄ちゃんになったらから、バイバイしようか!」などと前向きな声掛けをしてあげたら、子どもも進んでおもちゃの整理ができそうですね。

2.年末の大掃除

年末の大掃除で、おもちゃ箱の中身を全部出してみましょう。

使っていないおもちゃが出てくるはずです。

子どもと一緒にいらないおもちゃを選別するのもいいかもしれません。

ただし、まだ要、不要を自分で判断することが難しい4~5歳児以下は、久しぶりに対面するおもちゃに興奮してしまうかもしれないので、ご注意を!

3.転居

引っ越しをするときには、家中の断捨離のいいチャンス。

おもちゃ箱や押し入れの奥底で眠っていたおもちゃたちを見直すことができますね。赤ちゃんの時の懐かしいおもちゃに再会!…なんてことも。

処分に勇気のいる大型のおもちゃもこの機会にまとめて片付けましょう!

処分するおもちゃの選び方

大きく3つにグループ分けをするとスムーズです。

・1年以内に使ったおもちゃでまだ使うものはおもちゃ箱へ

・1年以上使っていなくて処分に迷うもおもちゃは保留箱へ

・不要なおもちゃは処分箱へ

まずは「1年以内に使ったか」を判断の基準にしてみましょう!

1年以上使っていないものは処分の候補です。

子どもが「まだ捨てたくない!」っと言っているものは保留箱に分けて一旦保管し、半年後、1年後にまた見直して判断してもらいましょう。

おもちゃの処分の仕方

おもちゃの処分の仕方には大きく分けて5つの方法があります。

1.自宅でごみとして処分する

十分役目を果たしたおもちゃ、壊れたおもちゃなどは、自宅でごみとして処分します。

そこで大切なのは、分別

電池式のおもちゃは電池を分別して出しましょう。

自治体によっては紙や木のおもちゃ以外にも、プラスチックや樹脂製のおもちゃも可燃ごみになる場合もあります。各自治体の分別方法を確認してくださいね。

ブランコやすべり台などの大型のおもちゃはそのままだと粗大ごみとなってしまうので、買ったときのように小さく分解して分別して処分しましょう。

2.フリマサイト、オークションサイトを利用する

まだまだ使えるおもちゃはフリマサイトやオークションが活用できます。

フリマサイトやオークションの場合、欲しい人の手に確実に渡ります。大切にしていたおもちゃが、ほかの場所で活躍してくれるのは嬉しいですね!

3.リサイクルショップを利用する

フリマサイトやオークションは購入者とのやりとりや、梱包、発送とちょっと手間がかかります。

そんな手間をかけずに売るにはリサイクルショップがおすすめ。

フリマサイトやオークションに比べると高値では売れないことが多いのですが、おもちゃを持っていくだけでいいので便利です。

説明書や購入時の箱をつけていくと値段が高くつく場合がありますよ。

リサイクルショップでは持ち込みが大変な大型のおもちゃの引き取りサービスがあるショップもあるので、ご自宅の最寄りショップに問い合わせてみてくださいね。

4.施設などに寄付をする

積み木などの長く使えるおもちゃは、児童館や保育施設などで再利用してもらえることがあります。

すべての施設で受け入れをしてくれるわけではないので、施設にまずは問い合わせをして、不要なおもちゃの受け入れをしているか確認しましょう。

【問い合わせの時に確認するべき4つの項目】

・おもちゃの受け入れをしているか(新品でないことを伝えしましょう!)

・寄付したいおもちゃの内容(おもちゃの状態、安全性)

・郵送で寄付する際の送料の負担

・持ち込みをする際の受付時間

5.支援団体に寄付をする

不要なおもちゃを引き取り、国内の施設や、発展途上国の支援をする団体があります。

支援団体によりリユース、リサイクルの他、引き取り金の一部をワクチンとして発展途上国の子ども達に寄付するなど様々な取り組みがあるので、子どもと一緒にどんな支援につなげたいかを考えてみるのもいいですね!

送料や引き取り費用などがかかりますが、支援としておもちゃが新しい道にすすむことができます。

親子で話し合い

おもちゃを処分するときは、親子で話し合い、まずは子どもの気持ちを尊重してすすめましょう!

親にとっては不要なおもちゃも、子どもにとっては宝物のこともあります。

また、おもちゃを処分するということは、子どもにも大事な判断の機会です。

お気に入りだったおもちゃを手放す、買ってもらったのにあまり使わなかったおもちゃを捨てるということを通して、ものを大切にする気持ちも生まれますね。

まとめ

親子で納得しながら進めるおもちゃの処分方法いかがでしたか?

いつでもスムーズにおもちゃが片付くわけではありません。愛着があるおもちゃは子どももなかなか手放すことができないこともあります。

多少おもちゃがあふれていても、いつもおもちゃが転がっていても、目をつむってみる気持ちも必要かもしれません。

いつか、おもちゃを使わない日は来ます。子どもが大きくなったら、かわいいおもちゃがあった日々を懐かしく思うこともあるでしょう!