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更新日 :2024年06月25日

壁紙の剥がれ・破れの補修方法!自分で直すコツやおすすめアイテムを紹介

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壁紙の剥がれや浮きは、状態によっては自分で補修できます。今回は、症状別に補修方法のポイントや、「ジョイントコーク」「アロンアルファ」などのおすすめ商品をご紹介。「賃貸の場合は業者に依頼するべき?」「同じ壁紙がないときの直し方は?」「ダイソーのような100円ショップの商品でも補修できる?」など、補修に関する疑問にお答えします!

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剥がれた壁紙は自分で補修できる?

壁紙の剥がれや浮き、めくれが発生してしまった際、小さな範囲や軽い傷の場合なら、手軽な道具を使って自分で補修することが可能です。

小さな剥がれを見かけたら、早めの補修が肝心。症状の進行を抑えるために、放置しないようにしましょう!

壁紙の剥がれがひどい場合は業者に依頼する

下地の損傷を伴う破れや、ヒビなどのダメージが大きく壁紙を張り替える範囲が広くなってしまう場合は、壁紙修理の業者に依頼することをおすすめします。

・破れや剥がれ補修:5,000〜30,000円前後
・剥がれ+壁に穴がある場合:30,000〜50,000円前後
・壁紙張り替え:1平方メートルあたり700〜2,000円前後

※2024年6月時点、編集部調べ。

プロに依頼した際、壁紙補修にかかる費用の目安は上記の通り。補修が必要な範囲や壁紙の種類によって費用は異なります。

「自分で補修できるか不安」「補修箇所をキレイに目立たなくしたい」という場合は、プロに相談するとよいでしょう。

賃貸の壁紙は原状回復義務がある?

賃貸住宅に住んでいる場合、原因によっては退去時に原状回復を求められます

「壁にネジで穴を開けてしまった」「結露を放置して壁紙が剥がれてしまった」など、入居者の過失により壁が剥がれた場合は、費用を負担することが多くあります。

賃貸の場合、「自分で補修したら症状が悪化してしまった!」というトラブルに発展してしまうケースがあるため、事前に管理会社や大家に相談するのがよいでしょう。

壁紙が剥がれた部分の補修方法

壁紙が完全に剥がれ落ちている場合は、壁紙シートを使います。

可能であれば、元の壁紙と同じ品番の壁紙を用意できるとより自然な仕上がりになります。用意するのが難しい場合は、市販の補修用壁紙シートを活用しましょう。

用意するもの
・補修用壁紙シート
・壁紙用接着剤
・カッター
・ローラー
・定規

壁紙シートは、接着剤が必要ないシールタイプもあります。ホームセンターや100円ショップでも見かけることがあるので、ぜひチェックしてみましょう。

手順
1
定規とカッターで破れた部分のまわりを剥がす

壁紙を定規とカッターを使ってカットします。破れている部分よりひとまわり大きい範囲をカットするのがポイント。

このとき、壁の下地まで切らないようにやさしくカットしてください。

2
壁紙シートをカットする

手順1で剥がした部分と同じ形になるように壁紙シートをカットします。

3
壁紙シートを剥がれた部分に貼り、ローラーでなじませる

壁紙シートに壁紙用接着剤をつけて貼り付けます。

空気が入らないようにローラーでしっかりなじませると、目立ちにくくなります。

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壁紙の破れ・めくれた場合の補修方法

壁紙の一部がめくれているめくれた部分がはがれ落ちていないケースは、接着剤で壁紙を貼り合わせる補修方法があります。

めくれている範囲が広い場合は、接着剤で貼り合わせてもきれいに仕上がらないことがあります。そのような場合は、壁紙シートを使って「壁紙が剥がれた部分の補修方法」の手順と同様に補修を行いましょう。

用意するもの
・いらない布
・壁紙補修用接着剤
・ヘラ、つまようじ
・ローラー

ヘラやつまようじを使うと、壁紙補修用の接着剤をきれいに塗りやすくなります。

手順
1
壁や壁紙裏の汚れを布で拭き取る

壁や壁紙の裏に付着している汚れや古い接着剤を、布でしっかりと拭き取ります。

2
壁紙補修用の接着剤を塗る

めくれている部分に、補修用の接着剤を塗ります。

ヘラやつまようじなどを使って接着剤を薄く均一に塗るのがポイント。接着剤は多く出しすぎないように調整しながら作業を行いましょう。

3
壁紙を貼り合わせる

空気や接着剤を追い出すように、壁紙の端に向かってローラーでこすりながら壁紙を貼り合わせます。

4
はみ出ている接着剤を布で拭き取る

接着剤が壁紙からはみ出ている場合は、固く絞った布ですぐに拭き取りましょう。

はみ出た接着剤を放置すると、黄ばみの原因になるので注意してください。

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壁紙のネジ穴・小さな穴の補修方法

壁紙に画鋲やネジなどによる小さな穴があるケースは、穴埋め用の壁紙補修剤や接着剤で対処できます。

しかし、大きな穴が空いてしまった場合は、石膏ボードや壁紙の張り替えが必要になり作業が難しくなるため、修理業者に相談することをおすすめします。

用意するもの
・穴埋め用補修剤
・いらない布
・ハケ

穴埋め用の壁紙補修剤は、固形タイプや液体タイプがあります。

固形タイプは補修剤が乾くのを待つ必要がなく、ちぎって埋めるだけと手軽にできるので、初めて使う方にもおすすめです。

手順
1
穴の周囲の汚れを布で落とす

穴のまわりの汚れを布で拭き取ります。

穴の周りが盛り上がっている場合は、指で軽く押しつけて平らにしましょう。

2
補修剤を使って穴を埋める

穴埋め用の補修剤で穴を埋めます。

補修剤は、壁紙の色に合わせたものを選ぶようにすると目立ちにくくなります。

3
ハケを使って平に仕上げる

ハケを使って、穴部分を平らにして補修完了です。ハケを使う際は、補修箇所以外の部分に傷がつかないように注意しましょう。

接着剤がはみ出ている場合は、水分を含ませて固く絞った布で拭き取って仕上げてください。

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壁紙の浮き上がりの補修方法

壁紙の浮きも自分で補修できる場合があります。

壁紙や下地の状態をチェックして、部分的な補修で対応できそうな場合は、壁紙補修用の注射器で接着剤を流し入れて直します。

用意するもの
・壁紙用の接着剤
・壁紙補修用の注射器
・ローラー

壁紙の浮きに必要な基本の道具は上記3つ。注射器は、壁を補修するための商品が販売されています。

また、接着剤を早く乾かしたい場合はドライヤーを使うのもOKです。

手順
1
壁紙が浮いている箇所に注射器で接着剤を流し入れる

補修用の注射器で、壁紙と壁下地のあいだに接着剤を注入します。

2
ローラーで圧着する

接着剤がしっかりつくように、ローラーを使って圧着させましょう。

3
接着剤が乾いたら完了

接着剤を早く乾かすために、ドライヤーを使って温めるのもよいでしょう。

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【Q&A】壁紙の補修方法に関するよくある質問

めくれた壁紙の補修方法や、壁紙が剥がれ落ちてしまったときの直し方など、気になる疑問をまとめたので参考にしてみてください。

Q. 壁紙が剥がれたら何で貼るといい?

A. 補修用接着剤やシールタイプの補修アイテムがおすすめです。

剥がれている壁紙を補修する場合は、のりタイプやシールタイプなどの補修剤が活用しやすいでしょう。

また穴が空いてしまっている場合は、パテタイプの接着剤がおすすめです。

Q. 壁紙の浮き上がりを補修するにはどうしたらいい?

A. 補修用注射器を使って、接着剤を流し入れて対処できます。

部分的な浮き上がりの場合は、補修用注射器で壁と下地のあいだに接着剤を注入する対処法があります。

Q. 壁紙の補修はダイソーやセリアなど100均のアイテムでもできる?

A. ローラーやヘラなどを壁紙の補修に使うことが可能です。

2024年6月時点、編集部スタッフがネットで調べてみたところ、「ダイソー」や「セリア」に補修用の壁紙やローラーなどが売っていたという情報がありました。

公式ネットストアでの取り扱いはなく、在庫状況は店舗により異なる点に注意してください。

壁紙の剥がれ・浮きは換気で予防しよう

壁紙の剥がれや浮きを発見したら、症状が悪化する前に早めに対処することが大切。トラブルが起きている箇所が小さい範囲なら、自分で補修することも可能です。

また補修後は、再発しないようにすることもポイント。特に壁紙の剥がれや浮きは結露によって起こりやすいため、湿気が多くなる時期は換気をして予防しましょう。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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