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更新日 :2018年10月23日

油汚れを楽に落とすための大切なポイントは「温度」【茂木和哉】

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こんにちは!
茂木和哉です。

気温が上がり、水道水がだいぶ温かい季節になりました。

冬場は、油多めの料理を作ったフライパンをうっかり洗い忘れていると、油が白く固まり洗い落とすのが大変なことがありますよね。

そんな場合は、初めから台所洗剤で洗うより、一度、フライパンを火にかけて油を溶かし、ペーパーで拭きとり、それから洗うのがおすすめです。
すると、少量の台所洗剤でも、十分キレイに汚れを落とす事ができますよ。

このように油汚れは、温度が高ければ高いほど落としやすく、逆に温度が低ければ低いと落としにくいのです。
この油汚れの性質を掃除に活用することが、掃除を効率よく行うポイントとなります。

 

例えば、お風呂掃除でも、お風呂を使ったあとすぐに清掃を行った方が、翌朝に掃除するより皮脂汚れが落としやすくなるので作業効率がUPします。

キッチンのフードの清掃を年1回行っているのであれば、年末の冬場にするより、夏場にした方が作業効率がUPします。

ぜひ、油脂汚れ、皮脂汚れ、鉱物油などの油汚れの清掃は、清掃場所の温度や水道水の温度などの「温度」の点から、いつするのが最も適しているのかを今一度、判断してみてはいかがでしょうか!

 


洗剤職人「茂木和哉」が書いた、年末の大掃除に必ず役に立つ1冊です!