年末の一大イベントである「大掃除」。
「あそこもここも掃除しなくては…。」
と考えると、ちょっと気が重くなる人も多いのではないでしょうか。
その中でも、各部屋の掃除は、水周りやキッチンといった汚れが溜まりやすい場所に比べて、ラクに済ませられる印象がありますよね。
そんな各部屋の掃除を手際よくパパッと終わらせることで、大掃除に対する負担感もグッと軽減できるのではないでしょうか。
今回は、そんな各部屋の大掃除を手際よく済ませるコツをご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね♪
大掃除を手際良く済ませるためには、大掃除を始める前の事前準備がとっても大切です。
大掃除を始める前に、以下を参考に、事前準備を行っておくようにしましょう。
大掃除を始める前に、掃除が必要な場所と掃除の内容をリストアップをしましょう。
例えば、各部屋の掃除を行う場合には、「壁の拭き掃除」「窓サッシの掃除」「床拭き」などと、細かく掃除内容をリストアップしておくことで、すみずみまでモレなく掃除することができます。
また、ひとつの掃除に時間をかけ過ぎて、他の場所の掃除まで手が回らなくならないように、場所ごとに制限時間を設定しておくのもおすすめです。
大掃除を始めるときには、なるべくものが片付いている状態で始めるのがベスト。
そこで、大掃除を始める前には、必要なものと必要でないものを分け、必要のないものは事前に処分して、すっきりした状態で大掃除を始めるのがおすすめです。
また、なかなかものが捨てられないという人もいるかもしれませんが、大掃除は断捨離のチャンスだと考え、1年以上使ってないものは処分するなどの基準を設けると、部屋がより綺麗に片付き、大掃除のしやすい部屋になりますよ。
事前準備ができたら、実際に大掃除を始めましょう。
ここでは、各部屋の大掃除をする際に、どのような掃除を行えばいいかをご紹介していきます。
天井は、普段なかなか掃除をすることが少ない箇所ですが、クモの巣があったり、ホコリが付着していたりと、意外と汚れが溜まっている箇所です。
大掃除の機会に、フローリングワイパーなどに、雑巾やウェットシートなどをつけて、さっと拭いておきましょう。
壁は、手垢や室内で喫煙をしている場合には、ヤニなどの汚れが付着しやすい箇所です。
大掃除の際には、中性洗剤などを数滴つけたフキンで壁を拭き、その後水拭き、乾拭きの手順で壁を掃除していきましょう。
壁紙の素材により、色落ちや剥がれが生じる場合があるので、掃除をする前に、どのような素材を使っているかを確認してから掃除するようにしましょう。
普段なかなか洗濯をする機会がないカーテンですが、カーテンも、ホコリやヤニなどで汚れやすい箇所のひとつです。
カーテンは、丸洗いできるものも多いので、大掃除の機会に、取り外して丸洗いするのがおすすめです。
窓の周りは、家の内側からの汚れと、外側からの汚れで大きく汚れています。
特に窓サッシは、汚れが溜まりやすいので、大掃除の際には、窓や網戸を外して綺麗に掃除をするのがおすすめ。
溜まったゴミを落としてから、スポンジやブラシなどを使って水洗いすれば、見違えるように綺麗になりますよ。
大掃除の際に意外と忘れがちなのが、照明器具の掃除です。
シェードの部分に、ホコリが溜まっていることも多いので、ホコリを絡め取るハンディモップなどを使って、さっと拭いておくようにしましょう。
エアコンの汚れは、目に見えづらいので、ついつい汚れを溜めてしまいがちな箇所ですね。
そんなエアコンの汚れも、大掃除の機会にしっかりと落として、綺麗にしておきましょう。
フィルターやルーバーなどの掃除は、自分でも行うことができますが、内部の掃除は素人には難しいので、クリーニング業者などを利用して大掃除の機会に綺麗にしておくことがおすすめです。
部屋を大掃除する際には、上から下に向かって掃除をすることが大切です。
例えば、床掃除をした後に、天井や天井から吊り下がっている照明器具などを掃除してしまうと、溜まっていたホコリが下に落ちてきてしまうため、せっかく掃除した床を汚すことになってしまいます。
そんなことにならないためにも、部屋の大掃除は、上から下へを心がけて行うようにしましょう。
せっかく大掃除をしても、普通に生活をしていれば、また汚れは溜まってしまいます。
来年の大掃除を少しでも楽にするためには、普段から汚れない部屋を作っておくことが大切です。
例えば、さっと手の届くところにフローリングワイパーなどを置いて、こまめに掃除をしたり、普段からものを増やさないように心がけたりするなど、汚れない部屋づくりを普段から行っておくだけで、大掃除の際の負担をグッと軽減できるはずです。
各部屋の大掃除を手際よく済ませるためのコツをご紹介しました。
今回ご紹介した内容を参考に、手際よく大掃除を終わらせて、綺麗な自宅で気持ちのいい新年を迎えてくださいね!