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更新日 :2023年11月16日

車のバンパーの傷は自分で補修できる!ピカピカな表面の復元レシピ!

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普段車を運転する人にとって、車に傷をつけてしまうことは珍しくありません。特にバンパーと呼ばれる、車のフロントやバックを保護している部分は、傷をつけやすいです。「ちょっとの傷だし、いいかな…」なんて思ってそのままにしておくと、傷でむき出しになった部分がサビてしまう恐れがあります。大切な愛車のためにも、傷は直したいですよね!今回は、車のバンパーを初めて塗装する方のために、

・塗装が必要な傷の見分け方
・浅い傷の補修の仕方
・深い傷の塗装の仕方

などを詳しくご紹介していきますね!

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バンパーの傷の度合いをチェックしよう!

傷にも浅い傷と深い傷がありますよね。傷の度合いによって適切な修理方法が異なるので、まずは傷の度合いを調べましょう!バンパーの傷の部分に水をかけて、傷が見えるかどうかで判断します。

…どうですか?傷は浮かび上がってきたでしょうか?

水をかけたら傷が見えない→浅い傷

 

水をかけたら傷が見えなくなった場合は、バンパーの一番表面のクリア層に傷が付いただけの可能性が高いです!いわゆる、かすり傷などですね。この場合、傷が車の塗装まで及んでいないので、簡単な方法で傷が見えなくなります!

その便利な商品は、後ほどご紹介しますね。

水をかけても傷が見える→深い傷

 

水をかけても傷が見えてしまう場合は、傷が塗装の層まで達している証拠です。この場合は、傷を本格的に塗装して直しましょう!塗装の流れを大まかに説明すると、

・パテで傷をならす
・カラー塗装をする
・1週間後、仕上げに磨く

という感じです!傷をならす作業&カラー塗装の作業は、合わせて5~6時間程かかります。深い傷の塗装は、時間があるときに行いましょう!

ここからは、

・浅い傷のための補修
・深い傷のための塗装

について、さらに詳しく説明していきます!

バンパーの浅い傷の補修しよう!

かすり傷だって、気になりますよね!浅い傷は、塗装よりも簡単な方法で傷を目立たせなくできますよ♪浅い傷には、

・コンパウンド
・タッチペン

のどちらかを使う方法があります!

コンパウンドで補修する

コンパウンドというもので磨くことで、傷を直しちゃいます。コンパウンドとは、ペースト状または液体状の研磨剤です。コンパウンドに含まれる粒子が、傷ついた塗装面を転がりながら、徐々に表面をなめらかにしてくれます!

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SOFT99 (99工房) 補修用品 液体コンパウンドトライアルセット 09193

こちらの商品は、

「キズ消し用」
「仕上げ用」
「超鏡面用」

の3種類がセットになっていて便利!この順番で磨いて、傷を目立たなくしましょう。

タッチアップペンで補修する

タッチアップペンとは、ペンタイプの塗料のことです。このペンで、塗装のかすり傷や、色がはがれた部分を目立たなくできちゃいます!

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商品画像
ソフト99(SOFT99) 塗料・ペイント タッチアップペン

色の種類がたくさんあるので、迷った人は、後ほど紹介するカラーの選び方を参考にしてくださいね。

バンパーの深い傷をパテで埋めよう!

深い傷をカラー塗装する前に、パテで傷のボコボコをなめらかにしていきます。パテとは傷の溝を埋めるものです。パテの作業をしっかり行うことで、きれいな表面に仕上がります。

用意するもの
・耐水サンドペーパーセット
・シリコンオフ
・ボデーペン プラサフ(塗装下地)
・バンパー用うすづけパテ
・マスキングテープ
・汚れてもいいシートや新聞紙
・水が入ったバケツ
・布やタオル
手順
 
1
水で洗う

まずは、塗装したい部分の汚れを水洗いで綺麗にしましょう!

2
傷の凹凸を磨く

バリがあったら、カッターなどで削った後に、「耐水サンドペーパー」の150番で傷を磨きます。バリとは、傷ができたときの不要な突起のことです。

耐水サンドペーパーにはそれぞれ番号があり、数字が小さいほど粒は粗く数字が大きいほど細かくなります。

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UEETEK 紙やすり 耐水ペーパー 27枚入り (400 600 800 1000 1200 1500 2000 2500 3000 各3枚)

削りカスがでてきたときは、水で洗い流しながら磨いてください。削って出たカスがサンドペーパーに入ってしまうと、サンドペーパーの磨く効力が弱くなってしまうんです。

3
油分をとる

普段外を走る車には、見えないゴミや油分が付いているので、「シリコンオフ」をスプレーし、布やタオルで拭き取りましょう。油分がバンパーの表面についたままだと、あとで塗料がはがれてしまうんです!

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SOFT99 (99工房) 脱脂剤 シリコンオフ300 300g 09170

「シリコンオフ」を使えば、しっかり油分を落とせますよ。

4
シートか新聞紙で覆う

余計なところにスプレーがかからないように、塗装部分以外の場所をシートか新聞紙で覆い、マスキングテープで留めましょう!タイヤにも忘れずに♪

5
塗料下地をスプレーする

塗料下地である「ボデーペン プラサフ」をスプレーします。

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SOFT99 (99工房) ボデーペン プラサフ 300ml 08003

この「ボデーペン プラサフ」は、パテがはがれないようにしてくてます。バンパーの塗料にとっても、女の子のお肌にとっても、下地はとても大切なんです♪

6
パテを塗る

やっとここでパテの登場!

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SOFT99 (99工房) 補修用品 バンパー用うすづけパテ ライトカラー用 26g 09205

こちらのパテはしっかり傷を埋めてくれます。付属のへらを使って、「バンパー用うすづけパテ」を傷に押し付けるようなイメージで塗り込みます。パテは乾燥すると少し縮むので、周りよりも盛り上がるくらいの量を塗りましょう!乾くまで1時間くらい待ちます。

7
パテの凹凸を磨く

乾いたパテの凹凸を、「耐水サンドペーパー」の320番でなめらかにしていきます。あまり力任せにせず、時間をかけて、丁寧に磨いてくださいね。

8
油分をとる

先ほどと同じように、「シリコンオフ」をスプレーし、油分を拭き取りましょう。

9
塗料下地をスプレーする

さっきと同じ塗料下地の「ボデーペン プラサフ」を、2~3回重ねてスプレーしましょう。

10
なめらかになるまで磨く

今度は「耐水サンドペーパー」の600番、そのあとに1000番で磨いていきます。さあ、これで傷を埋める作業は完了です!

バンパーの深い傷をカラー塗装しよう!

いよいよパテで傷を埋めた部分を塗装していきます!

用意するもの
・シリコンオフ
・ボデーペン ボカシ剤
・ボデーペン ペイント(カラー塗料)
・ボデーペン クリアー
手順
 
1
油分をとる

「シリコンオフ」をスプレーし、きちんと拭き取りましょう!

2
ぼかし剤をスプレーする

カラーをする前に、「ボデーペン ボカシ剤」をスプレーします。

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SOFT99 (99工房) ボデーペン ボカシ剤 300ml 08004

「ボデーペン ボカシ剤」は表面のざらつきをしっかり抑えてくれます。この工程は必ずする必要はありませんが、きれいな表面にしたい方はぜひ行いましょう!

3
カラーを塗装する

いよいよ、カラー塗料をスプレーしていきます。分厚く一気に!よりも、乾かしながら薄く何度もスプレーを重ねてください!明るいカラーほどカラーが透けるので、重ね塗りの回数を増やしましょう。

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SOFT99 (99工房) ボデーペン トヨタ 202 T-112 ブラック 08112

傷の部分だけ色が浮いてしまわないように、自分の車に合った色を選んでください♪

自分の車のバンパーのカラーが分からない…という方には、後ほどカラーについて説明しますね!

4
クリア塗料をスプレーする

カラー塗装したところより、広範囲にクリア塗料の「ボデーペン クリアー」をスプレーします。

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SOFT99 (99工房) ボデーペン クリアー 300ml 08002

「ボデーペン クリアー」は薄く何度もスプレーすることで、しっかり光沢感を引き出してくれます!これで、カラー塗装は終了です!

ここまで塗装した部分を、1週間かけて乾かしていきましょう。この間車を走らせてもかまいませんが、乾かないうちに塗装部分にものが強く触れると、痕がついてしまうので気を付けてくださいね♪

塗装の仕上げにバンパーを磨こう!

1週間が経過したら、最後の仕上げの磨きです!

用意するもの
・コンパウンド
・シリコンオフ
手順
 
1
水洗いをして油分をとる

1週間前と同じ要領で、まず汚れを落としてから、「シリコンオフ」をスプレーして油分を拭き取りましょう。

2
コンパウンドで磨く

浅い傷の補修のときにも活躍した、「液体コンパウンド」を使います。

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SOFT99 (99工房) 補修用品 液体コンパウンドトライアルセット 09193

付属のスポンジで、この「液体コンパウンド」を

「キズ消し用」
「仕上げ用」
「超鏡面用」

の順番でピカピカに磨いていきましょう!

これで塗装はすべて終了です!おつかれさまでした♪

自分の車のバンパーに合ったカラーとは?

いざカラー塗装しようとしても、どのカラーを選んだらいいか分からない!という方もいると思います。

例えば「赤」といっても、車種ごと・メーカーごとに大きく色は変わります。塗装したところがバレないように、自分の車の色に合ったカラーを選びたいですよね!カラーナンバーを見れば、自分の車に合った色を選ぶことができます。

カラーナンバーとは、
新車時の塗装の色を数字やアルファベットで表したものです。

このカラーナンバーは、車の型式テンプレートに記載されていて、型式テンプレートは、

・エンジンルームの中
・運転席のドアの内側
・助手席のドアの内側

のどこかにあります。このカラーナンバーがカラー塗料にも記載されているので、自分の車の色と一致するカラー塗料を選べばいいわけです♪ぜひ参考にしてみてください!

ひどい場合は修理に出しちゃおう!

バンパー傷は自宅でも補修できる部分。 とはいえ、傷が深い場合は、作業工程が多くなり、時間も手間もかかりますよね。 必要なアイテムを揃えるのに、費用がかかってしまうケースもあります。

こんな時には、補修のプロにお願いしてしまうのも一つの手段! 修理に出すメリットやデメリットバンパーのメンテナンス法も覚えておきましょう。

修理に出すメリット・デメリット

それではまず、バンパーを修理に出すメリット・デメリットからみてみましょう。

修理に出すメリット

バンパー修理をプロへ依頼するメリットは、

・専用の工具で丁寧に直してもらえる
・仕上がりが美しい
・手間ひまかけて作業する必要がない
という点です。

自分で作業を行った結果、色味が変わってしまった、凹みが残ってしまった……など、満足できない仕上がりになってしまうケースが多々あるため、プロへ依頼する人が少なくありません。

修理に出すデメリット

バンパー修理をプロへ依頼するデメリットは、

・自分で修理するよりも費用がかかる
・修理業者によって仕上がりに差が出る
という点です。

費用はディーラー>板金工場>チェーン店の順になり、技術の高さも変わってきます。

美しく仕上げたいならディーラーが一番ですが、金額が気になるという場合は、口コミ評価が高く、価格が手ごろな板金業者を選ぶのがおすすめです。

チェーン店は手ごろな価格で依頼できますが、その分使用されている道具や塗料などが安価なケースがあります。

できる限りお金をかけず、見た目を何とかしたい、という場合はチェーン店を利用してみましょう。

適度にメンテナンスを

バンパーにうっかり傷をつけてしまった場合、修理を行うしかないのですが、最近の車にはこの塗装面だけでなく、未塗装の樹脂パーツ部分がありますよね。

この部分、実は定期的にメンテナンスしないと、白く変色する“白化”が起きる可能性があるんです。樹脂パーツは直射日光にさらされたり、雨に濡れる→乾燥するを繰り返したりするたびに劣化していきます。新品のような輝きをキープしたいなら、メンテナンスを行ってあげましょう。

初期の白化の場合は、メラミンスポンジで擦るだけで、白い部分をかんたんに落とせます。便利な反面、塗装に触れてしまうと傷がつくため、注意して作業を行いましょう。

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よりしっかり対策したいなら、カー用品店などに売られているコーティング剤を使うのがおすすめです。3ヶ月~半年くらいに一度のペースで、メンテナンスしておけば、愛車の白化を防げます。 

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まとめ

今回は主に、車のバンパーの傷の補修方法についてご紹介しました。特に、深い傷を塗装する際には、

・磨く
・油分をとる

の作業がたくさんありますが、この2つの作業を丁寧におこなうことで、綺麗な表面に仕上がります!毎日使用する愛車だからこそ、傷は直したいですよね♪ぜひこの記事を参考に、車の傷の塗装にチャレンジしてみてください!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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