エアコンのコンプレッサーが故障!?冷房が効かない時は要チェック!
最近、車や家のエアコンの効きが悪い…。
エアコンから異音がする、電源が入ったり切れたりする……。
そんな悩みを抱えていませんか?
もしかしたらそれ、コンプレッサーが故障しているのかもしれません!
とはいっても、コンプレッサーなんて単語、初めて聞きましたよね。
そこで今回は、コンプレッサーとは何なのか、故障を確かめる方法、修理費用など、コンプレッサーについて詳しく解説していきます。
目次
エアコンのコンプレッサーとは?
車や家電のエアコンのパーツであるコンプレッサーは、エアコンで冷風を出すのに必要な冷媒ガスを送り出す「圧縮機」の役割をしています。
コンプレッサーが故障してしまうと、冷媒ガスが送られずに冷風が出なくなり、冷房の効きが悪くなってしまうのですね…。
また、中には冷房だけでなく暖房が効きにくくなった…なんて悩みもあるかもしれません。
そのときは、冷却水の不足を疑いましょう。
冷却水の不足なら、目視で確認できるので、不足していれば補充すれば大丈夫ですよ♪
それでも直らない場合には、修理業者さんに頼みましょう。
エアコンのコンプレッサー故障の原因
コンプレッサーが故障してしまう原因には
・詰まり
・寿命
の3つがあります。
この原因は、詳細は違えど大まかには車もエアコンも共通したものです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
亀裂
コンプレッサーは常に振動にさらされているので、ちょっとした亀裂からでも少しづつ冷媒ガスが漏れてしまいます。
大きな亀裂だとしたらもちろん修理が必要ですが、小さな亀裂でもだんだんとガスが漏れてしまうので、必ず修理をしましょう。
詰まり
車のファンから冷房を出すまでには、このようにコンプレッサーから様々な機械を通しています。
この機械をつなぐダクトに詰まりがあると、上手く冷房が出なくなります。
寿命
コンプレッサーにも、寿命があります。
ただ、故障前に明確なサインもあまりなく、いきなり寿命を迎えるということも…。
いきなり寿命がきて困らないように、定期的に検診をしましょう。
エアコンコンプレッサーの修理費用
続いては、コンプレッサーが壊れてしまった場合の修理費用についてお伝えします。
修理費用は、
・コンプレッサーを交換
のどちらかの場合が多く、どちらになるかによって大きく費用が変わります。
ガス漏れの修理は、2万〜3万
コンプレッサーの交換は、5万~10万
が費用相場です。
修理の内容が違うだけで、2倍以上も費用が違うんですね…。
家庭用エアコンの場合
メーカーによっても異なりますが、コンプレッサーを交換する場合は非常に高額な料金になることも。
安くとも2万円台、高い場合には16万円以上もかかることがあります。
エアコンのサイズなどによっても異なりますが、コンプレッサーを故障させないように気を付けないといけませんね。
ガス漏れの場合には1万円台で修理できることもあるようです!
車のコンプレッサーを故障させないために
修理になってしまうと高額な費用がかかってしまうコンプレッサーの不具合。
故障の可能性をできるだけ低くしたいなら、メンテナンスが欠かせません。
「コンプレッサーのメンテナンスはどうやるの?」
「プロへ依頼するメリットは?」
コンプレッサーメンテナンスの気になるあれこれを、一緒にチェックしてみましょう。
定期的なメンテナンスを
「最近なんだかエアコンの調子が悪い……」
という場合、コンプレッサーをチェックする必要があります。
車のエアコンをオンにした時、スイッチが入った音が鳴るのですが、まずはその音が聞こえているかどうか、時々たしかめておきましょう。
よく分からない場合は、ボンネットを開けて直接確認します。
コンプレッサーのある場所は、エンジンの奥側。
形は筒状でサイズは20cmくらいです。
このコンプレッサーに、ファンベルトが取り付けられていて、エアコンを作動させるとコンプレッサーやファンベルトが動き出します。
最初はエアコンをオフにしておいて、オンにした時に作動するかどうか、点検してみましょう。
ケガをしないように、作業は注意して進めてくださいね。
車の種類によっては、コンプレッサーが見えづらいものもあります。
「コンプレッサーの位置が分からない」
「自分でメンテナンスを行うのは不安」
という場合は、プロへメンテナンスをお願いしてみましょう。
メンテナンスはプロに頼むと安心
車のエアコンメンテナンスは、カー用品店やディーラー、修理工場などプロに依頼するのがおすすめです。
コンプレッサーだけでなく、その他の部分も丁寧にチェックしてもらえるので、安心して車に乗り続けられます。
メンテナンスを行い、不具合を起こしている場所が見つかったら、その場で修理までお願いできる点も、プロへ依頼する大きなメリットです。
メンテナンスにかかる費用は、5,000円~10,000円程度。
業者によって差がありますので、事前に見積もりを取ってからお願いすると安心です。
より安心して乗りたいなら、車検やメンテナンスだけでなく法定点検もしっかり受けましょう。
義務付けられているものの、罰則がないため省略されがちな法定点検。
ですが、法定点検をお願いすれば、エアコン関係だけでなく、車全体をチェックしてもらえます。
早めに不具合箇所を把握することで、メンテナンス費用や修理費用を抑えられるため、点検は欠かさないようにしましょう。
家庭用エアコンのコンプレッサーを故障させないために
コンプレッサーが故障してしまうと、とても修理金額が高くつくことがわかりましたね。
家電は丁寧に扱えば、その寿命を守ってあげることができますよ!
以下のような点に気を付けると、コンプレッサーの故障を防げるのでやってみてくださいね♪
室外機にはカバーを!
ゴミや雨水などが室外機に入り込まないようにしましょう。
すると、コンプレッサーへの負荷が軽くなりますよ。
フィルターなどをこまめに掃除する!
コンプレッサーに小さなごみなどが詰まらないようにするためです。
酷使しすぎず、休息時間を作る!
ハードに使っていくと、当然早く劣化を招きます。
酷使しずぎず、エアコンを使わないでOKな時期は衣服の調節で乗り切る、などの使い方が◎。
使わないときはコンセントを抜く!
普段お出かけするときなどは良いのですが、停電などで電気の供給がストップしてしまった場合などは一旦コンセントを抜きましょう。
電気が復活したときに、瞬間的に大きな圧力がかかってしまうので故障の原因となります。
まとめ
エアコンの冷房の効きが悪くなったなと感じたら、まずはコンプレッサーの故障を疑いましょう。
そして、故障しないようにメンテナンスをしっかりとすることも大切ですね!
もし修理が必要になった場合、その費用は内容によって大きく違います。
違和感を感じたときはできるだけすぐに修理を頼んで、コンプレッサーを大切に使いましょう。