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更新日 :2021年05月13日

アイロンの当て布は160℃以下で!テカテカを防ぐ手順を徹底解説!

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パリッとアイロンのかかったシャツ。

清潔感がでるのはもちろん、着ていても気持ちがいいもの。

第一印象をあげる第一歩として、アイロンがけはマストです。

自宅でアイロンがけをする方はたくさんいると思いますが、「当て布」を使ったことはありますか?

衣服の生地によっては、当て布の使用が必須なものもあるんです!

いざ当て布を使ってみようとしても、そもそもどんなものを選べばいいの?など疑問はつきませんよね。

そこで今回は、当て布を使用したアイロンがけの方法やその選び方まで徹底的に解説します。

アイロン用の当て布の役割とは?

ギラギラと輝く熱い太陽

まずは、当て布の役割から知っておきましょう。

その役割は、生地のダメージを防止すること。

また、手触りも柔らかくなりますよ♪

アイロンとデリケートな衣服の間に当て布をはさむと、熱をうまく分散してくれます。

当て布を使用せずにアイロンがけをすると、生地によっては、熱で素材や繊維が変質してテカリや傷みが発生したり、生地が伸びてしまうことも。

当て布を使用することで、アイロンがけの仕上がりがワンランクアップすること間違いなし!

アイロン用の当て布が必要なアイテムは?

犬

当て布が必要な衣類アイテムはどういったものなのでしょうか?

ここから詳しく解説します!

当て布が必要かどうか判断する際、チェックして欲しいのが衣服のタグの表示ラベル。

まず、洗濯表示を確認しましょう。

・「当て布使用」と表記
アイロンマークの下に「〜」と表記
低温でのアイロンがけを指示する表示(点が1つまたは低と表記)

この3つのどれかに当てはまる場合、当て布の使用が必須です。

平成28年に大幅に変更された洗濯表示

適切なお手入れのためには、その意味を正確に理解することが大切。

洗濯表示の詳しいことは、こちらの記事を参考にしてみてくださいね♪

また、洗濯表示がかすれて見えない場合には、衣服の素材を確認しましょう。

・ウール(羊毛)
・シルク(絹)
・カシミヤ
・ポリエステル
・レーヨン

これらの素材には当て布が必要です。

他にも、黒い衣服やTシャツなどのプリント部分、ニット類には、当て布を使用したアイロンがけがおすすめ!

当て布を使ってアイロンがけをしよう

当て布が必要な衣服を確認したところで、アイロンのかけ方を説明していきます!

用意するもの
・当て布
・霧吹き
・アイロン

当て布は家庭にあるのもでも代用が可能ですが、専用商品も販売されているのでご紹介します。

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商品画像

パナソニック アイロン用あて布 NJ-A1

 

こちらの商品は、耐熱性・防炎性に優れた素材でできているので、丈夫で焦げにくいです。

実際にこの当て布を使用してアイロンをかけてみると、アイロン滑りの良さに驚くとか。

機能性を求めるのであれば、専用商品の購入がおすすめですよ♪

 
手順
 
1
衣類の折り目を整え、霧吹きをかける

アイロンをかける前に、衣服の折り目をきちんと整えましょう。折り目を整えた部分に霧吹きをかけて、衣類を湿らせておきます。

2
アイロン台の上に置く

【1】で整えた衣類をアイロン台に乗せ、しわを伸ばしたい部分に当て布を置きましょう。

3
アイロンの温度を設定

アイロンの温度をタグの洗濯表示に従って設定します。当て布を使用する場合、160℃を超えないよう、中温(140〜160℃)までがおすすめ。

4
アイロンをかける

当て布の上からアイロンを軽く押し付けながら、少しずつ滑らせてください。この時、アイロンを少しずつ動かすのがポイントです。

当て布を上手に使うコツ

基本的なアイロンのかけ方を確認したところで、当て布を上手く使うためのポイントを2つ紹介します。

低温からスタートする

当て布を使っていても、生地を傷めそうで怖い!という方もいるはず。

そこで、低い温度からかけ始めることをおすすめします。

しわが伸びない場合には、徐々に温度を上げましょう。

この方法だと生地を傷めることがなく、当て布の効果を最大限に発揮させることができます。

伸びにくいシワにはスチームを

衣服のシワが気になる部分は、あらかじめ湿らせてからアイロンをかけましょう。

アイロンスプレーや霧吹きで湿らせたり、アイロンのスチーム機能を使うのもおすすめ。

こうすることで、シワが伸びやすくなり、仕上がりが綺麗になりますよ♪

アイロン用の当て布を選ぶポイント

当て布をこれから用意する方に知っておいてほしい3つのポイントをご紹介します。

おすすめは綿100%の白い生地

当て布におすすめしたいのは、綿100%の白い生地

綿は熱に強いため、当て布に適した素材といえます。

また、色移りを防ぐために、白い生地のものを選びましょう。

アイロンの熱で色落ちして、衣服に色が移ってしまう可能性もあるとか。

せっかくアイロンをかけてシワが伸びても色がついては台無しです。

万が一の場合に備えて、色移りの対処法も合わせて確認しておきましょう。

代用するならハンカチを

家庭にあるものを当て布として代用する場合、ハンカチをおすすめします。

タオルなども使えそうな気はしますが、生地が分厚いとアイロンの熱が衣服に伝わりにくくなってしまいます。

そのため、タオルハンカチもおすすめできません。

なるべく薄く、表面の凹凸の少ないハンカチを使用することで、上手くアイロンをかけることができますよ♪

便利なアイテムも

当て布って、「生地に直接アイロンをかけない」ということですよね。

ならば!アイロンに布が付いていればいいのです!

そんなへりくつのようなことを体現した便利アイテムこそがアイロンカバー。

最後に、アイロンカバーの使い方とおすすめ商品をご紹介しますね!

アイロンカバーの使い方

使い方はとっても簡単ですよ♪

手順
 
1
熱が下がった状態か確認

当たり前!と思われるかもしれませんが、とても大切なこと。

アイロンカバーの取付はしっかりアイロンを掴むので、必ず確認しておいてくださいね。

2
アイロンカバーをセット

アイロンカバーを広げたら、その上にアイロンをセット。

あとは製品によって違いますが、それぞれ説明通りにゴムなどを引っ掛ければ完成!

靴下を履かせるようなものなので、何も難しいことはありませんよ♪

おすすめのアイロンカバーをご紹介

それでは、おすすめのアイロンカバーをご紹介しますね。

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商品画像
KAWAGUCHI アイロン台 マルチカラー サイズ:フリーサイズ

商品名もそのまま「アイロンカバー」なのでわかりやすいですね!

このアイテムの最大の特徴は「フリーサイズ」だということ。

いざ買ってみて自宅のアイロンにあわなかった…。という事故を防ぐことができます!

また、アイロンカバーを探す方に注意点が1つ。

それは、ほとんどがコードレスタイプは非対応だということ。

形状の問題で、充電部分が隠れてしまうことが原因のようです。

意外と昔から使われているアイロンカバー。

コードレスのアイロンをお使いの方は、注意してくださいね!

まとめ

清潔感や上品さなどその人の第一印象を左右する、ワイシャツ、スーツ、ブラウスのしわやよれ。

そしてこれらのアイロンがけを行う上で、当て布の存在は必要不可欠です。

当て布を使用することで、衣類の繊維の変質や、高温によって素材が傷むのを防ぐ効果が期待できます。

あなたの大切な衣類の持ちを良くしできるだけ長く着続けられるよう、当て布でいたわってあげてくださいね♪