ネクタイはアイロンしていいの?見栄え良くふっくらさせる方法とは?

■ネクタイにアイロンをかけるときは当て布が必須
■まずはスチームでシワを伸ばし、ドライアイロンで仕上げる
■菜箸を差し込んで吊るした状態でアイロンをかけるとふっくら仕上がる

よっすん

更新日:2020年01月18日

スーツを着て働く以上、ネクタイは欠かせないもの。印象を良くするためにも、酔っぱらったとき頭に巻くためにも、シワがあっては困ります。

とはいえ、きっちりしたネクタイならば、下手な手入れをしてダメになってはたまったものじゃありません。
安心できるのはクリーニング店でプレスしてもらうことでしょうが、いつも出来るものじゃありませんからね。

であれば、家でアイロンをかけても大丈夫な方法を知っておかなければならないでしょう?
ここではアイロンを掛けた後の収納まで紹介しています、ぜひ最後までお付き合いを。

ネクタイにアイロンしても大丈夫なの?

一口にネクタイと言っても綿やシルク、麻、ポリエステル、ウールなど天然素材から化学繊維までいろいろ種類がありますよね。

それぞれに適した方法ってものがありますが、今回はどんな素材にも有効な方法をご紹介します。素材を傷めることはないはずなので、安心してください。

 

しかし、よほど深いシワだと取れないこともあります。シワが深いほど、多いほど消しにくくなるのは当然。深い傷ほど治りにくいのと似たようなものです、そういう時はクリーニングに出してくださいね。

 

ネクタイにアイロンをかけよう

それでは肝心のアイロンのかけ方についてです。

用意するもの

・アイロン
・アイロン台
・当て布

手順
1
シワを手で伸ばす

下準備として、アイロン台にネクタイを寝かしシワを見つけます。
優しく手で伸ばしましょう。

2
当て布をかける

面倒ですが、素材を傷めないために当て布を用意しましょう。
特にシルクは水分に弱いので要注意です。

3
浮かしながらスチームをあてる

アイロンを中温にして、スチームをあてます。
必ず、アイロンを浮かせた状態でスチームを浴びせるようにしてください。

注意
直接アイロンを当ててしまうと、熱で繊維が融けてテカってしまいます。さらに、ネクタイ特有のふっくら感が失われぺったんこになってしまうので注意してくださいね。さっき書いた通りシルクは水分に弱いので、水滴がしたたっていないか逐一チェックしながら作業してください。

 

4
もう一度、手で伸ばす

もう一度、手でシワを伸ばしていきます。ネクタイによって伸びやすい方向、伸びにくい方向があるので無理に力をこめるのは禁物ですよ。

この工程を何回か繰り返してもシワが取れないようであれば無理せずプロを頼りましょう。そんなに何度もアイロンをかけては素材によくありませんからね。

 

5
水分をとばして仕上げ

最後にスチームを切ってアイロンで水分を飛ばします。この際にもアイロンは当てずに浮かしたままにしてください。アイロンからの熱は届くけどアイロン自身は触れていない…というギリギリの状態がベストです。

ドライヤーだと風でシワが増えるかもしれませんし、吊るして干すと生地が伸びちゃうかもしれません。ままならないものです。

 

更に美しく仕上げるためのポイント

さっきの作業でシワが伸び、綺麗な状態に仕上がっているかと思います。
そこにひと手間加えることでより美しく仕上げることができます。

それはふっくらさせること。ネクタイは厚みがある方が見栄えがよくなるので、ふわっと膨らみを与えてあげましょう。

用意するもの

・細く長く丈夫なもの
・アイロン
・当て布

手順
1
細長く丈夫なものを用意する
細長く丈夫なものを準備します

そこで必要なものが「細く」、「長く」、「丈夫」なものです。
家庭にあるものでしたら、菜箸などが適当です。ハンガーを曲げたりしてもいいでしょう。※熱に強い素材のものを用意してください。

2
内側に差し込む
内側に差し込みます

ネクタイの内側へ、折り目に沿って差し込んでいきます。

3
もっかいスチームを浴びせる
横向きにスチームを浴びせます

差し込んだものを持ち上げてネクタイを浮かせます。当て布をしてから、浮かせた状態のネクタイにスチームを浴びせましょう。
(注)この時ネクタイは横向きで、こいのぼりのような状態です。屋根よりは高くしなくていいです。

さっきと同じく中温で、直接あてないように、横向きのまま折り目に沿ってアイロンをあててください。乾かせば完成です。

シワ伸ばしの途中で、乾かす前にこの作業を入れてもいいでしょう。

 

ネクタイの収納方法

綺麗にアイロンができたら、その状態を保ったまま収納したいものです。
次に使うときに取り出したらシワだらけとか、本末転倒ですからね。

 

平積みにする

お店などでよく見かけるタイプですね。二つ折りor三つ折りにして棚などに並べる方法です。
スペースは使いますが並べてあれば選びやすいですし、折れ目も目立たないように出来るでしょう。

 

丸めて収納

ネクタイを丸めて収納ボックスなどに保管します。ゆるく巻いておけばシワになりにくいので安心です。


例えばこういう小分けにできる仕切りを引き出しにいれて、ここに1つずつ入れていけば取り出すのも楽になるでしょう。
丸めると内側にシワが付くかもしれませんが、見えないのでそう問題ではないでしょう。

 

吊るして保管

湿気をとるなどの意味で一時的に吊るしておくのは効果的です。しかし、長時間の保管は自重で伸びる可能性があるのでおすすめできる方法ではありません。
しまう場所がない時の手段にとどめておくのがいいでしょう。

水拭きは雑菌を広げるってホント?

「雑巾で水拭きすると、雑菌を広げてしまうんですよ」
「だからお勧めしません」

押さえておきたい2つのコツ

さて、ここまでネクタイのシワを取る方法をご案内してきましたが……アイロンでシワを取る方法が使えないこと、ありますよね。

「そもそも家にアイロンがない!」

こんな1人暮らしを始めたばかりの方。夜中に急に気づいたとき、アイロンを買いに走るのも難しいですし、緊急事態のときにはどうすればいいでしょうか?
その他にも、アイロンを使いたくない理由がある人もいます。

「良いネクタイだから、生地を傷めてしまうアイロン掛けはしたくない」
「アイロンを買いたくないから、ネクタイにシワが出ない方法はないの?」
「子どもがいて危ないから、アイロンはしまってある」

こういうパターンもありますね。アイロンはあった方が便利だと思いますが、全部クリーニング屋さんにお任せという方もいらっしゃいます。
ただ、今どきアイロンはそんなにお高くないので、もしものときのために買っておくのもありですよ。

でもまずは、「アイロンを使わない」「使えない」方に、ちょっとした裏技を2つご紹介します。

アイロン以外でネクタイのシワを取る方法

アイロン以外でネクタイのシワを取ろうと思ったら、水分を使います。

●霧吹きを使う
シワが深くないならば、水を拭きかけるだけでネクタイのシワはそれなりに消えてしまいます。霧吹きをして、ネクタイを吊しておきましょう。こうすると、少しずつシワが伸びていきます。
毎日ちょっとお手入れするだけで、アイロンいらずになるかもしれませんよ。

●お風呂の蒸気を利用する
お風呂の蒸気は暖かいですから、スチームアイロンまではいきませんが、ある程度の効果が期待できます。浴室に蒸気が籠もっているときに、60分くらいネクタイを吊しておきましょう。このとき、ネクタイを濡らさないように注意してくださいね!
これで、軽めのシワを消すことができますよ。

そもそもネクタイのシワを防止するには?

上でご案内した水分を使う方法は、深いシワまで消すのは難しいと思います。
そんなときは、クリーニングに出すしかないですね。それを避けたいなら、そもそもシワを作り出さないことが重要です。

でも、シワを防止する方法ってあるんでしょうか?

ネクタイは締めるものですからどうしてもシワはできてしまうんですが、なるべくシワを作らないために、次のポイントを守りましょう。

●なるべく連続使用しない
ネクタイは、デリケートな素材でできていることが多いもの。毎日同じネクタイを使うのではなく、ローテーションを組んだりして、少し休ませてあげましょう。もちろん、そのときはクローゼットに投げ出すのではなく、丁寧に保管しておくことが大切ですよ。

●出張のときはネクタイケースがお勧め
出張などでネクタイを持ち歩くときは、アイロンを用意しにくいですから、なるべくシワを作らないようにネクタイケースに入れておくと安心です。
ネクタイケースの値段は色々ですが、ご予算と相談して1つ持っておくとこれからお役に立ちますよ。

 

まとめ

仰々しく記事にしたものの、内容としてはあっさりしたものになりました。突き詰めればスチーム当てて乾かすだけですもんね。

ここではどんな生地でもシワを伸ばせる方法を紹介しましたが、これは記事をかいた現在 (2016/5/9) の話です。スチームの水分すらアウトな最新生地とか出てたら当てはまりません、がんばって?

どうせシワを伸ばすなら、いっしょに洗濯しちゃってはどうでしょう。ネクタイだって長く使えば汚れるもの、こういう記事『ネクタイの洗濯は手洗いがオススメ【写真あり】実際にやってみた!』もあるので、暇つぶしにでもちょっと覗いていって下さいね。

 

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