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更新日 :2023年10月05日

新品の革靴を履く前のお手入れ方法を解説!傷を防ぐ保湿と防水のコツ

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奮発して高い革靴を買ったら、履く前にお手入れをしておくと良いとご存知ですか?これをやるかどうかで、靴が長持ちするかがだいぶ変わってくるんです。新品の革靴のお手入れし、保湿と防水をする方法をご紹介します。

どうして新品なのに手入れが必要?

「新品の靴を買ったけど、お手入れって必要なのかなー」と検索して、この記事に飛んできた方も多いはず。その通り!新品の革靴でもお手入れが必要なのです!

その理由は、乾燥しているから。新品といえども、靴ができあがってから店頭に並び、お客様が購入して履くまでにはだいぶ時間が経ってますよね。その間にも乾燥してしまいます。そして、そのまま履くと細かい「ヒビ」が入る可能性があります。

この細かいヒビが曲者。初めは本当に目立たないのですが、履いていくうちにヒビがどんどん大きくなり、靴の寿命を短くする原因となってしまいます…。

また乾燥している靴は水が染み込みやすいため、「シミ」ができやすいです。雨の日に新品の靴を履いたらもう大変!新品の靴にシミができてしまったらテンションがだだ下がりですよね…

ここからは、そのヒビとシミを防ぐための、「保湿」「防水」のやり方をご紹介していきます!

革の種類、ちゃんとわかってますか?

保湿と防水のやり方をご紹介します!と言いましたが、その前に。

革の種類によっては、保湿が不要なものがあるのです。上の図にまとめましたが、一般的な革であるスムースレザーはもちろん保湿が必要ですが、スエードレザーなどは保湿が必要ありません。

次の章で保湿と防水のやり方を紹介していきますが、スエードレザーなどの場合は、保湿を飛ばして、防水からご覧ください。

靴の保湿と防水のやり方をご紹介!

用意するもの

(画像左から)
・シューキーパー
・馬毛ブラシ
・クロス
・乳化性クリーム
・防水スプレー

こんなにたくさんの道具を持ってないよ…という方も大丈夫。全てがセットになった、こんな便利なものが販売されています!揃えておくと、普段の革靴のお手入れにも役に立ちますよ。


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  手 順  

1. 靴紐をほどき、シューキーパーを入れる

まずは靴紐をほどきます。めんどくさいと思うかもしれませんが、保湿のムラをなくすためにも、靴紐は必ずほどきましょう。

また、シューキーパーを入れることで、形を整えたまま、保湿することができます。

2. 馬毛ブラシで乾拭き

保湿をする前に、靴についたチリホコリを取り除きましょう。新品なので、ささっと払うだけで大丈夫です。

3.クロスで、乳化クリームを塗る

クロスで乳化性クリームをすくい塗りムラがないように塗っていきます。塗りすぎには注意ですよ。ちなみに、クリーナーなどで古いクリームや汚れを落とす作業は、新品の段階では不要です。

もし、靴を履いてみて「痛いな」と感じるところがあれば、靴の中にもクリームを塗りましょう。革が柔らかくなり、履き心地がよくなります。

4. 防水スプレーを吹く(保湿が不要な革の場合はここから)

最後に防水スプレーをかけましょう。あとは、風通しの良い場所で、乾燥させればOKです!

ちなみにおすすめの防水スプレーはこちら。革靴からスニーカーまで、さまざまな靴に使える防水スプレーです。


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晴れの日に履くなら鏡面磨きをしよう!

新しく買った革靴は、もしかして卒業式や結婚式など晴れの日のために買ったものではないですか?そこで実践したいのが「鏡面磨き」です。

え?知らない?それならばこちらをご覧ください。

鏡面磨きとは、その名の通り鏡のように靴を磨く技術のこと。こちらの動画では、靴磨きのプロであるBROSENT(ブロセント)さんに鏡面磨きのやり方について解説してもらっています。

とは言っても、これを自分でやるのはなかなか難しいですよね…。そんなときはプロに頼んでしまいましょう。

見積もりは無料なので、「ひとまず見積もりだけでも」という方もOK!ぜひご利用ください。

よりきれいに履くために2つのご提案

新品の革靴であっても、乾燥対策や防水が必須。鏡面磨きでピカピカにする方法もあるとわかりました。それだけでなく、実はまだ革靴をきれいに履くための方法があるんです!革靴初心者さんが知っておきたい「トゥスチール」そして「シワ入れ」について詳しく見てみましょう。

トゥスチールを付けてみてはいかがですか?

トゥスチールとは、革靴の靴底につける部品です。素材は金属で、つま先部分に貼り付けます。新品の革靴につけることで、つま先部分のダメージを防げるため、できれば装着しておきたい商品。

金属製のため、「歩くときに音が気になる」「床の素材によっては傷がつく」という心配になる方がいるかもしれません。ですが、つま先が削れてしまってからでは取り付けられないため、早めの作業をおすすめします。

自分でつけるタイプの商品も販売されていますが、不安な場合はプロに依頼するのが正解!3,000~5,000円くらいが目安です。革靴に合うように加工してくれるため、見栄えや仕上がりがぐっと良くなります。

シワ入れをしてみてはいかがですか?

「シワ入れ」という言葉をご存知でしょうか?

新品の革靴を購入し、いざ履き始めると、甲の部分に履きジワができます。このシワが、思っていた部分ではなかったり左右で違ってしまったり、というトラブルが意外に多いんです。

履きジワは、できてしまった後に場所を直す…ということはできないため、履きはじめが肝心!希望の場所にシワをつけたいなら、手元でシワ入れの作業を行っておきましょう。

用意するもの
靴下3足分
ペン

靴下を利用したシワ入れ法

シワ入れの中でも簡単なのが靴下を利用する方法です。

靴下を数足重ね履きして、革靴と足の間にすき間がないようにしてから、しばらく歩いてみましょう。10~15分程度歩くと、左右とも、ちょうどいい場所にシワが生まれます。

ペンを利用したシワ入れ法

シワの位置にこだわるなら、ペンを使った方法を試してみましょう。

新品の革靴を履いたら、軽くかかとを上げます。その状態で、シワをつけたい位置にボールペンなどを当てて、さらにぐっと踏み込みましょう。ペンを手でしっかりと抑えて、絶対にずらさないようにしながら、かかとを上げるのがコツです。

シワの入れ方には好みがあり、1本がいい、2本がいい、3本つけたいなど、人によって違いますよね。複数シワ入れを行う場合は、つま先に近いシワから、作っていくようにしましょう。

まとめ

革靴の寿命は、靴を履く前の手入れにかかっています。しっかりと保湿と防水をして、大切な革靴をより長く使ってくださいね。そして、ぜひ鏡面磨きをして晴れ日をピカピカの靴で迎えてください。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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