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更新日 :2024年01月20日

ヌバックのお手入れは4STEPで徹底解説!6つの道具があれば完璧

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道具の中には、使っていくうちの変化……言ってしまえば老化こそが美しいものってありますよね。

そう、ヌバックもその一つ。
だからこそ余計に、ちょっとした汚れが目立ってしまうものでもあります。

お手入れもそんな頻繁にするものではないでしょうし、面倒に思うかもしれません。

けれど、若いウチのメンテナンスがその後に響いてくるのは……人間もそうですもんね?

なに、そんな難しい話ではありません。
順を追ってご説明いたしましょう。

ヌバックってどんな生地?

さて、ヌバックという素材、あまり馴染みのない方も多いかと思います。
……が、スエード なら聞き覚えがありませんかね?

ヌバックは、実はスエードと似ているのです

似ている部分

それは、どちらも動物の毛ではなく、皮の内部の繊維を使っているということ。

……これじゃあ意味が分かりませんよね。少し説明しましょうか。

爪で腕とかを引っ掻いたことってありますか? 今はやってなくても、子どもの頃に経験していると思います。

さて、思い出して欲しいのですが、引っ掻かいた所がボロボロになっていませんでしたかね。白く毛羽立っていたはずです。

そうです、皮膚の繊維が千切れて毛羽立つのですよ。これがヌバックの仕組み。
どちらも動物の毛ではなく、皮の内部の繊維を使っているというわけです。

異なる部分

革にはがあります。それぞれ「銀面」「床面」なんて呼ばれてるわけですが……

一般的な革(ヌバック) → 革の表面(銀面)を使用
一部の起毛革(スエード)→ 革の裏側(床面)を使用

って感じの使い分けがされてるんです。

ま、要するに裏か表かの違いですね。

ヌバックの方が丈夫で厚みのある生地になるので、丈夫さが求められる靴に多く使われます。
対してスエードは、長めの毛足を持つので服やバッグに使われることが多いんですよ!

ヌバックのお手入れに必要な6つの道具

ヌバックという素材のお手入れは、どんな風に使われていても、基本的には普通の靴と一緒です。

靴のソールなどのお手入れ手順は飛ばしてくれれば、あとは同じようにお手入れできるはずですよ。

それではヌバックのお手入れに欠かせない道具を6つほど、個人的に薦める商品を添えて紹介します。

スプラッシュブラシ

いかつい名前をしてますが、要するに凄いスポンジ。

スエード&ヌバック用ブラシのスプラッシュブラシは、発泡ゴム&天然ゴムタイプの汚れ落とし。高密度かつソフトな天然発砲ゴムが、ヌバック表面のホコリや毛の間に入り込んだ汚れを優しくしっかり吸収してくれます。

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[M.モゥブレィ] スエード用ホコリ落としブラシ

真鍮のブラシ

オーソドックスな真鍮ブラシです。価格もお手ごろ。
これはやわらかいので、傷をつけない適度な強度で手入れすることができそうです。

どうしても毛が倒れてしまうので、こういうブラシで立たせてやらにゃならんのですよ。

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YATSUYA 真鍮ブラシ

防水ジェル

ヌバックのような起毛革を使い続ける限り、防水は必ず付いて回ります。
でもスプレーだとムラが出来やすいし、ガスボンベ式だから換気が面倒。

というわけでジェルの出番なのです。伸ばしやすいですからね。
シャンプーみたいなノズル式なので換気とか要りません、楽ですよー。

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[コロニル] 国内正規品 防水スプレー ジェルタイプ

磨きブラシ

皮革製品を磨くのにぴったりな馬毛ブラシ。
馬毛なのでやわらかく、皮に傷をつけにくい商品です。

小さすぎないブラシなので、しっかり持てて効率よくブラッシングができます。
履いた靴の汚れを落としてやりましょう。

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[コロニル] 国内正規品 馬毛ブラシ

ローション

簡単に言うと、日焼け止めってところでしょうか。結構変色するんですよねー。

これは無色のローションなので、革の色は気にせず使えます。
色落ちを戻すと書いてありますが、ちょっと日焼けした程度なら戻せるってだけなので気を付けてくださいね。

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[コロニル] 補色・防水ローション ヌバック

ワックス

革製品の保護やツヤ出しにぴったりな、コロンブスの保湿保革クリーム。

こっちも無色タイプなので、どんな色の靴にもご利用できます!
ワックスも所詮は油、付ければ染み込んでいきます。うすーく伸ばすようにしましょうね。

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[コロンブス] 革靴のお手入れ 基本ケア 栄養・保革・ツヤ出し

4STEPで徹底解説!ヌバックのお手入れ法

さて、ヌバックについてちょっと分かってきたところで、さっそくヌバックのお手入れ方法を解説していきますね♪

ヌバックを長持ちさせるには、ていねいなお手入れが欠かせません。
次の4つの手順で、ヌバックが受けてしまったダメージを補修していきましょう!

・汚れを落とす
防水ジェルで保護
ローションで色鮮やかに
ワックスで栄養補給

汚れを落とす

ヌバックのお手入れ、まずはじめのステップは汚れを落とすこと!

最初に書いたとおり、ヌバックは表面が起毛しています。

そのため土やホコリが中に溜まりやすいので、とても大事な作業になります。
根気よく汚れを落としていきましょうね。

用意するもの

スプラッシュブラシ
真鍮のやわらかいブラシ

   手 順  

1. 下準備をする
作業を始める前の下準備として、靴なら靴紐をとり、インソール(中敷き)も取り出しましょう。

2. ゴミを落とす

靴の中の砂や木くずなど、すぐに取れるゴミを落としましょう。

3. 表面をスプラッシュブラシでこする

靴の表面に付いた泥や砂を、スプラッシュブラシを使ってこすり、落とします。

4. ソールを洗う
靴のソールは、真鍮の柔らかいブラシを使って洗います。あまり強くこすってソールを傷めないように気をつけながら、泥汚れなどもすっきり落としましょう。

防水ジェルで保護

次の手順は、防水ジェルでの保護。

起毛させた隙間には、とっても汚れがつきやすいんです。
防水ジェルをつけて、きちんと保護することが大切。

用意するもの

防水ジェル
磨きブラシ

   手 順  

1. ジェルを伸ばす

手で防水ジェルをとり、ヌバック全体に伸ばします。
分量は、一足1プッシュ程度で大丈夫ですよ。

2. ブラシですりこむ

磨きブラシでヌバック全体をブラッシングし、全体にムラなくジェルを塗りこみます。

ローションで色鮮やかに

ヌバックの色落ちを防ぎ、革本来の色を復元してくれるローション。

絶対に必要な手順ではありません。
が、革の質感を大事にしたい方には、ローションのご利用をおすすめします。

   手 順  

ローションをヌバック革全体に、まんべんなく塗りこむ

さっき紹介したコロニルのローションはスポンジがついているので、分量を気にする必要はありません。

違うのを使うときは、布なんかにうすーく染みこませてから塗りこむと、ちょうどいい分量を塗れますよ。
ワックスと似たような量だと考えれば簡単でしょう。

ワックスで栄養補給

革に栄養分が不足すると、革の表面がカサカサになってきます。

革の繊維が壊れないように、ワックスでの油分補給はとっても大切な作業なのです。

用意するもの

ワックス
磨きブラシ

   手 順  

1. ワックスを指にとる
ワックスを、指先に少しとります。チューブ式のものなら、だいたい2cmくらいが目安になります。

2. 靴につける
指にとったワックスを、ヌバックに点々とのせましょう。
あとでブラシですりこむので、まだ全体に伸ばさなくて大丈夫です。

3. ブラシですりこむ
磨きブラシを使って、ヌバック革全体に手順2でのせたワックスを伸ばしていきます。
ワックスがヌバック革の隅々にまで行き渡るように、ていねいにブラッシングしてあげてくださいね。

POINT
靴なら、つま先がすれやすいのでぜひ多めに塗ってあげましょう。

4. 手で磨き上げる
最後に、手を使ってヌバック革を磨き上げていきます!ヌバック全体に、手で直接ワックスをすりこませましょう。

摩擦熱と手の体温で、ワックスを溶かしながらヌバックに定着させることができるんです。

まとめ

ヌバックのお手入れは、

・汚れを落とす
防水ジェルで保護
ローションで色鮮やかに
ワックスで栄養補給

の4STEPでやっていきましょう。

ね、さほど難しい話ではなかったかと思います。

最悪、たまにブラッシングをするだけでも大丈夫ですよ。
その程度でもやるのと やらないのでは大違いなのです。

ふと「あれ、最近ブラシかけたっけ」と思い出すくらい、大切にしてあげましょうね。


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